概要
本名「升野英知(ますの・ひでとも)」。1975年11月28日生まれ、血液型はA型、身長165cm。
元々はコンビだったが、相方であると松下敏宏(まつした・としひろ)がトツギーノしてしまい脱退。現在ピンで活動している。また事務所の先輩である「ヨシダマセキ」こと出川哲朗からはまこっちゃんと呼ばれている。
升野がコンビ名をピン芸人の芸名として引き継ぎ、現在のバカリズムとなるが、同じくコンビからピン芸人になったビビる大木やカンニング竹山のように「バカリズム升野」の表記をされることもある。なお、俳優として活動する際やビットワールドでの出演の際は本名を使うことが多い。
日本テレビ『バズリズム』で共演しているマギーからは「バカリさん」と呼ばれ、フジテレビ『VS嵐』や日本テレビ『嵐にしやがれ』で共演経験が有る嵐の二宮和也からは「リズム君」と呼ばれている。
バナナマンとは、若手時代から親交があり、特に日村勇紀とは一時期一緒に住んでいた仲である。そのため、2人からは「ヒデ」と呼ばれている。ただ、バカリズムは汚れすら気にしないズボラな日村と違い潔癖症であったため、同居していた時期は日村の言動に度々ドン引きしており、後にバラエティ番組で当時のエピソードを笑いながら話していた。
またバイきんぐの小峠英二は隣町(大任町)出身で、高校時代小峠の知り合いにレンガでぶん殴られたことがあるエピソードがある一方、小峠自身とは同郷と言うこともあり普通に仲が良く共演も多い。バカリズムは小峠を「社交性や愛される力だとかが、僕がかなわないほどすごい」と分析している。
脚本家としても活躍しており、ドラマ「住住」、「架空OL日記」、「ブラッシュアップライフ」、映画「地獄の花園」など数多くの作品を担当している。(上記のうち、ドラマ2作は本人も出演。)
2019年12月24日、でんぱ組.inc元メンバー夢眠ねむとの入籍を発表した。
その後、2023年10月25日に第一子となる息子の誕生を発表した。
ネタ
「トツギーノ」
様々な災難を乗り越え嫁ごうとする女性の努力を描いた作品。
「贈るほどでもない言葉」
卒業ってほどでもない式が終わり、別段最後でもないの別れの時、教師が生徒一人一人に特別深いわけでもない言葉を贈っていく。
「1年D組地理バカ先生」
世界の持ち方を丁寧に教える。持つとしたらこうですね。
官能小説シリーズ
官能小説を特定ジャンルのワードを使った比喩で要所要所をボカしつつ朗読する。
「野球官能小説」「プロレス官能小説」「世界史官能小説」など。
例:タカヒロはミサコの一塁側ベンチをじっくりと眺めた後、「ほら、自分で見てごらん。こんなにランナーがたまっているよ」そういやらしく囁いた。タカヒロの言うとおりミサコのランナーはマン塁だった…。
上田いじり・中丸いじり
彼がナレーションを担当する「シルシルミシル」・「シルシルミシルさんデー」においてくりぃむしちゅーの上田晋也が「(番組のスタッフであるAD堀に)全く信用されていない」と言ったり、「ビジネスライクの極悪人」と揶揄するなどぞんざいに扱う一方、逆に「日本一の司会王」と、ほめ殺しのように過度に持ち上げたり、(上田を「大金持ちである」という番組内で設定がなされたうえで)VTR中で大きな数字が出た場合は「上田さんのギャラと同じ」だの「上田さんのトイレと同じ広さ」などといった度が過ぎたナレーションをする。
それに反して上田の相方である有田哲平は「慈悲の心を持つ善良人」「いつも子供たちのことを考えて番組に臨んでいる」などと、露骨に持ち上げて称えている。
また、その他にも「取材先へのアポや視聴者プレゼントの交渉」などで、「どうせダメだろう」「絶対許してくれないだろう」と、少しも期待していない言い方をする、番組内で取り上げる企業を「こんなに儲かっているからには悪いことをしているに違いない」とか「これほど安く商品を提供できるからには得体の知れない素材を使っているに違いない」、あるいは「担当者の外見的なことを悪く言う」など、下手をすれば「取り上げた企業や視聴者などからクレームが殺到しかねない」失礼な言い方も多い。
もちろんこれは「番組における演出」であり、少なくとも「升野英知の見解」ではないことを付け加えておきたい。
その後自身も出演している「家事ヤロウ!!!」では、中丸雄一(KAT-TUN)に対する言動が一部視聴者の間でかつての「上田いじり」の再来であるとし、「マセキ(升野の所属事務所)はジャニーズに恨みでもあるのか」と賛否両論の意見がある。例として「ある料理に使う食材を当てるクイズ」の際にもう一人の共演者であるカズレーザー(メイプル超合金)には「ほぼ正解に近いヒント」を与えるのに対し、中丸には「正解が出た後に別の選択肢を言わせようとする」などのぞんざいな扱いをしている。
アイドリング!!!は品のある番組
「アイドリング!!!」(番組名の方)放送開始当初からアイドリング!!!(グループ名の方)のメンバーが芸人顔負けの体を張るような企画が多く、パイ投げや体重測定の罰ゲームにも果敢に挑戦する中で、遂にはメンバー自らが「アイドリング!!!はアイドル育成番組では無い」「私たちは笑われるアイドル」と公言するようになったが、升野本人や出演するアナウンサー陣は前述の発言を事あるごとに付け加えている。