概要
1972年5月14日生まれ。バナナマンのメンバーで、相方は設楽統。
妻はフリーアナウンサーの神田愛花。
マッシュルームカットとギョロ目に二重あご、ぽっちゃり体型(※若い頃はそれほど太っていなかった)に怪物のようなでかい口が特徴的。
相方の設楽曰く「最近は国籍不明、年齢不詳、最近は性別もどちらか分からなくなってきた。」とのことで、毎回おばさんイジりされる。(その度に「おじさんね!」とツッコんでいる。)
貴乃花(子供のころ)のモノマネでも有名。あどで~ボクで~。
その一目見たら頭に残る強烈な外見は、目が大きくマッシュルームカットの芸能人やアニメキャラが日村に例えられやすい。
身体能力が高い。タップダンスをはじめダンスが得意で、マジ歌選手権をはじめ、歌番組でもキレのあるダンスを披露する等、所謂動けるデブの側面もある。
かなりズボラな性格で、結婚前はとんでもない汚部屋に住んでいた。ちなみに妻の神田も相当なズボラである。
設楽によれば頻繁に物忘れをしており「財布や携帯を忘れるのは当たり前」とのこと。着てきた上着を忘れて帰ることもしばしばあり、その最中に日村は「寒いなあ」と思いながらも忘れたことに全く気付かないとのこと。
レンタルビデオを返し忘れて延滞料金が嵩むことも度々あり、20万円ほどになったのを2回も経験しているが、それでも「途中から分かったけど返しにいかない」と本人が語るほどである。
ただし全てのことに対して物忘れが酷いという訳ではないらしく、たとえば昔流行ったような曲も歌詞を完璧に覚えており、歌も得意で音程に関してもほぼ完璧。設楽に急に振られてもすぐに歌うことができる。そのため、冠番組『バナナサンド』の企画の1つである「ハモリ我慢ゲーム」ではスキマスイッチの大橋卓弥に敗れるまでは無敗の戦績を誇っていた。また、ダンスは「サビだけ」「一曲だけ」など、短い時間であれば一度見ただけで完全に覚えて踊ることができる。
胃腸が弱い体質で、偏食気味なこともあって「一年で360日は下痢をしている」ほどであった。結婚後は食生活が改善されたこともあってそれなりに落ち着いてきているようである。
代表的なエピソードとしては、中学時代に修学旅行の行きのバスでうっかり漏らしてしまい、車内ではジャージを腰の下に敷いてなんとか耐え、最終的には行き先に小さな川があったのでそこに飛び込んで誤魔化したというものがある。ほかにも、高校時代腹痛に耐えかねて用を足そうと草むらに飛び込んだら、たまたま民家の庭であり住民に見つかってしまったこともある。
芸人としてデビューした後も、自身のラジオ番組の企画で「カラオ屁」に挑戦したところ、力みすぎて屁ではなく実が出てしまうというアクシデントが発生してしまった。
かつては「ガチャ歯ですきっ歯」と自称する壊滅的な歯並びをしていた(歯自体も弱く、「噛まなくていい」という理由から麻婆豆腐やポテトサラダ、うどんなどを好物に挙げている)が、2011年頃に総額およそ500万円をかけて上の歯すべてと下の奥歯にインプラント治療を施し、美しい歯並びに矯正した。このことから一部から「インプラントお化け」とイジられることも。また、罰ゲームのビリビリを喰らった際に本人曰く「外れかけた」とのこと。
特に食べ物の好き嫌いはないが、ブラックコーヒーと梅干し、スイカが大嫌い。前者2つに関しては現在はある程度克服しているもののやはり生理的に日村の舌に合わないらしく(本人曰く「吐きそう」)、後者に関しては幼少期に飼っていたカブトムシの虫籠の中で腐ったスイカの匂いを嗅いだことがトラウマになっているため。また、相方の設楽が「メロンも一緒じゃん」と何度も日村の前で言い続けた結果、メロンも食わず嫌いになっている(因みに設楽は日村の好物であるナスでもやろうとしたが「ナスは取らないで!」と日村に怒られてやらなかった模様)。
嫌いな動物は、ネズミ。若手の頃に住んでいた部屋にネズミが出現したことでその日からノミが大量発生し、全身を噛まれまくったことがトラウマになったとのこと。(というより、ネズミが出現したのは日村自身がズボラな性格故に掃除をしていなかったことが原因と推測されるため、ほぼ自業自得である。)
経歴
高校時代に同級生の原田健と「陸上部」というコンビを結成。渡辺正行主催のお笑いライブ「ラ・ママ新人コント大会」に参加し始める。
高校卒業の際にお笑いを続けたいと渡辺に伝えたところ、M2カンパニー(現在のホリプロコム)に所属することとなる。しかし、約1年ほどで原田が高校時代の同級生と結婚することを理由に芸能界から引退することとなり「陸上部」は解散する。
解散を告げられた際には「自分は一人では芸人としてやっていけない」と考えて自宅で一人号泣した。心配して様子を見に来た両親から「それほどお笑いが好きなら頑張りなさい」と励まされたという。
1993年に、西秋元喜(元芸人・現在は俳優)から「四人でお笑いをやろう」と誘われ、その集まりの席で現在の相方である設楽と出会い、意気投合。この2人でグループを脱退する形で「バナナマン」を結成した。
なお、芸人として軌道に乗る前は俳優として『横浜ばっくれ隊』の脇役や、声優として『機動警察パトレイバー 2 the Movie』のモブ役などで活動していたことがある。
ちなみにトレードマークのマッシュルームカットは『横浜ばっくれ隊』の役作りが始まりである。また、芸能活動を再開したばかりで下積み中であった酒井一圭と撮影現場で仲良くなり、当時はよく連んでいた。
2018年に、フリーアナウンサーの神田愛花と結婚した。婚姻届の証人は相方の設楽が務めた。
現在、日村の体調管理は神田が行っており、高血圧持ちなのについつい食べ過ぎてしまう日村を監視しているようである(それでも、その目を盗んで外食しているようであり、そのことを親友のケンドーコバヤシや乃木坂46のメンバーに暴露されている)。
『バナナマンのバナナムーンGOLD』内で、「バスの運転手になって設楽や普段お世話になっている友人たちを乗せたい」という希望を語っていたが、2019年12月に中型バスの運転免許を取得したことを公表し、2021年からは、日村がマイクロバスを運転する送迎バラエティ番組『ひむバス』(NHK総合)が不定期で放送されている。
週刊誌報道について
2018年9月、16年前の2002年に未成年(16歳)のファンと身体の関係を持っていたとする淫行疑惑をFRIDAYにスクープされた。(なお、上述の神田とのデートをスクープしたのもFRIDAYである。)本人も「16年前とはいえ自覚が足りていない行動で相手方の年齢に関してはよく覚えていないが深く傷つけてしまったことは申し訳なく思っている。」とコメントした。
しかし、告発した被害女性が当時年齢を21歳と詐称して日村と接触していたこと(後に未成年であることを告白したと本人は語っている。)、青少年保護育成条例違反(淫行罪)の時効が3年であること、当時の記憶が曖昧で事実確認(ファクトチェック)が非常に困難であることからFRIDAYへの批判や当該女性への苦言も寄せられ、日村への批判は分散される形となり、年月が経つにつれて下火となっていった。
なお、報道直後の『キングオブコント2018』では審査員として参加していた日村が同じく審査員の松本人志から「今年は違う緊張感があるのは、もしかしたら日村さんがいるからかもしれません」「まずは日村の点数からみんなで…。」とイジられ笑いへと昇華された。
エピソード
- 若い頃バカリズムこと升野と同居しており、当時からひどいゴミ屋敷であったという。ちなみに、日村から「犬を抱いたようなにおい」がしたこともあったという。
- 乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』のグアムロケ前日の食事会で、サーモンと間違えてピンクのガリを大量に取る姿をメンバーの松村沙友理に目撃された。
- 特技の一つにピアノを挙げているが、楽譜無しで弾けるのは『Get_Wild』のイントロ部分のみ。
- タワーレコードで専用の宣材写真を撮る際に、毎度ゴム人形みたいになってしまう。
- 過去にトーク&握手会で客から平手打ちされたことがあるものの、不意の平手打ちに驚きながらもすぐに笑顔に切り替えて、滞りなくイベントは進行していった。
- 当然ながらこれはれっきとした暴力行為であり、下手をすればイベントが中止となってもおかしくない出来事だったため、この大人な対応に各方面から称賛の声が多く上がっていた。
- 後日、ラジオにて「びっくりしちゃった」「唖然とした」と当時を振り返りつつも、「ぶっちゃけ俺は嫌とも思ってない」「別にいいんだけど!」と本音を漏らしていた。ただ、一点ビンタの質に関しては「上手くはなかった」と不満を零している。
日村に例えられやすいキャラ・芸能人
など。