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概要 🕺💃

ソロデュエット、あるいは集団で演じられる踊りのこと。

日本では主に国内の伝統舞踊でなく現代的な振り付けの踊りに対して使われることが多い。明治時代に風紀を乱すとして盆踊りを規制した一方、日本人の体格に向かない西洋式ダンスも定着をみなかったため、見ることもすることもマイナーではあるが、世間一般でヒットした楽曲にはキャッチーな振り付けが与えられて、それがネット動画等で流行になる事は珍しくない。

小さなお友達や大きなお友達御用達の作品でも、OP/EDでダンスする作品が非常に多い(全編振り付けがある作品もあれば、一部分だけ振り付けのある作品もある)。

ダンスED

子供向け番組

特に有名なのが21世紀のスーパー戦隊シリーズプリキュアシリーズなどのニチアサキッズタイム作品だろう。

忍者戦隊カクレンジャーなどの20世紀戦隊でも無くはなかったが、定着したのは爆竜戦隊アバレンジャーからであり、以降も途切れたがありながらも現在まで続いている。

獣電戦隊キョウリュウジャーでは、視聴者が踊ったダンス映像を投稿する企画を行うようになり、レジェンド戦隊の方々や仮面ライダー鎧武出演者、果ては人気声優を巻き込んでの大ブームになった。

詳しくは→エンディングダンス(スーパー戦隊)

プリキュアシリーズではガンバランスdeダンス以降、ほぼ毎年のようにダンスEDが発表されているが、仮面ライダーシリーズは意外にもニチアサ御三家では一番ダンスEDの導入が遅かった作品群であり、令和2作目の仮面ライダーセイバーにて初めてダンスEDを導入する事に。

今は廃止されたメーテレ枠では恐竜キングが代表格で、この作品ではおかあさんといっしょで人気を博したひろみちおにいさんが1期でダンスを担当し、2期のED「フニフニザウルス」ではヨガを取り入れるという新機軸を導入した。

ニチアサ以外では妖怪ウォッチの人気急上昇に伴い、アニメ版のED「ようかい体操第一」が全国的に大流行した。同じテレ東系では他にアニポケが「ポケモンはらはらリレー」や「ポルカ・オ・ドルカ」、NARUTOでは「バッチコイ!!!」といったダンスEDを導入している。

夏の時期であれば音頭をモチーフにした楽曲が使用される事もあり、アニポケおジャ魔女どれみドラえもんなどがその筆頭格と言えよう。

さてこうして人気になってきたダンスEDだが、流石にマンネリ化したため、ダンスEDのシリアス展開との相性の悪さ等が批判を受けることも多くなった。

それもあってか、内容が重いことが多い仮面ライダーシリーズでダンスEDがあるのは2022年現在仮面ライダーセイバーのみ(仮面ライダーアマゾン仮面ライダースーパー1のEDもまあダンスと言えなくもないが)、ウルトラシリーズでは新世紀ウルトラマン伝説のみである。

作る方においてもその認識はあったようで、宇都宮孝明PはダンスED嫌いで知られ、自身の手掛けた作品でダンスEDをあまり採用していない。

高年齢向け

ニチアサ視聴層よりも高年齢層をターゲットにした作品でもダンスEDは勿論存在し、『ザ・ハングマン4』『ザ・ハングマン6』『ハングマンGOGO』がある。『涼宮ハルヒの憂鬱』1期ED「ハレ晴レユカイ」は放送当時広まったばかりの動画サイトでダンス動画が多数アップロードされ、フィリピンの刑務所でまで踊られるという大盛況ぶりだった。2020年にはコロナウイルスの世界的流行の影響で自宅で楽しめる娯楽の一環としてダンスが注目され、本楽曲も再評価されている。

ダンスOP

OPでダンスをする作品も勿論存在しているのだが、ガラスの仮面の「暗黒舞踏」、名探偵コナンパラパラ等、色々な意味で伝説になっているものが多い。

この他にOPで踊る作品は、一躍ネットミームと化したきらりん☆レボリューションの「バラライカ」やらき☆すたの「もってけ!セーラーふく」などが有名。

一般ドラマでも「毎度おさわがせします」、「マルモのおきて」や「逃げるは恥だが役に立つ」といったOPやEDでダンスを増える作品が徐々に増えつつある。

特定の作品に限定されるダンス・振付など

恋ダンス いいねダンス ヒゲダンス 衰退ダンス ギャングダンス

ホラホラダンス

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