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恐竜キング

きょうりゅうきんぐ

SEGAのアーケードゲーム「古代王者恐竜キング」、およびそのゲームを原作としたサンライズ制作のアニメ「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー」とその続編「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー翼竜伝説」のことである。     
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概要編集

セガのアーケードゲーム、およびそれを原作としたテレビアニメ等のメディアミックス作品。タイトル通り、『恐竜』を題材にしている。


甲虫王者ムシキング」の後継作になる予定だったが、ムシキングの人気が高かったため、恐竜キングの導入が延期された。

  • ムシキング同様ジャンケンによる戦闘になっているが、ムシキングと比較するとやや複雑なゲーム性になっている。

そんな中で、タイトーがゲーム内容やシステムが似ている「ダイノキングバトル」を発表したことに伴い、見切り発車的に稼働が決定。急な展開を迫られたことで筐体が不足し、ムシキングの筐体を内部のソフトとカードだけ変えて使用した店舗もあった。

このため、タイトーとは一時裁判沙汰になったが、のちに和解した。


正式タイトルは古代王者恐竜キングだが、タグなどではこちらの方が使われやすい。


用語編集

属性編集

ムシキングとの最大の違い。「」「」「」「」「」「」があり、2006冬季限定から秘属性が加わった。


属性には相性があり、炎 → 風 → 草 → 土 → 雷 → 水 → 炎 ……の矢印の進行方向には属性的に強く、反対方向には属性的に弱い。秘属性は秘属性外の属性全てに強くなる。



恐竜カード編集

恐竜を呼び出すためのカード。恐竜の属性、必殺わざ、パラメータに加えて体長、発掘地、生息時代、簡易的な図鑑説明文が掲載されている。

強さとテクニックはムシキングの数値を10倍にした数値が使用されている。

  • ただし、強さは「推測される体長や強さ」とかけ離れた設定になっている恐竜がかなり多い。ざっと考えただけでも以下の通り。「ゲームバランスの調整」「初期の頃は何年続くかわからない上、ダイノキングバトルの訴訟沙汰で調整時間の確保が難しかった」「ステータスの被りを少なくする必要がある」といった事情もあったため、ある意味では「製作上の都合」だったのかもしれないが…ムシキングでも強さがめちゃくちゃに設定された虫が多かったため、その失敗を繰り返した感が強い。

わざカード編集

恐竜に技を覚えさせるためのカード。ムシキング同様各種1枚、計3枚までスキャンできる。

大きく分けて全恐竜共用の「属性なしわざ」と属性があっていないと使えない「超わざ」がある。


キャラクターカード編集

ムシキングのライセンスカードに相当するカード。カードの登場人物を操作キャラクターとして扱うことができる。稼働初期はキャラクターカードによって物語が変わるというシステムがあった。


テレビアニメ編集

メ~テレ制作・テレビ朝日系列のニチアサキッズタイム第1枠で放送。この枠初のハイビジョン制作作品。


第1期は2007年2月から2008年1月まで、その続編となる第2期は同年2月から8月まで放送された。タイトルは「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー」とその続編(第2期)「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー翼竜伝説」である。


広告代理店は19年間メ~テレアニメを担当した東急エージェンシーから平成ライダープリキュアと同じアサツーディ・ケイに変更。


また、後継番組『バトルスピリッツ』シリーズからは改編時期が秋に切り替わったため、本枠における2月開始の番組としては最後の作品になった。


あらすじ(第1期)編集

6500万年前の白亜紀後期、地球上の恐竜たちは宇宙から降ってきた巨大隕石により絶滅した。


それから現代の地球。


ある日の朝、空から小さな隕石が降ってくるのを目撃したDキッズの古代リュウタ。同じメンバーであるレックス・オーエンと竜野マルムとともに隕石が落ちた場所へと向かう。そこにはそれぞれ紋章が異なる三つの石板と本物の恐竜、「トリケラトプス」を封じ込めたカードがあった。リュウタはそのトリケラトプスをガブと名づけて連れて帰り、リュウタの父親で古生物学者の古代剣竜に相談し、調べてもらうことにした。


そんな時、突然ティラノサウルスを連れた秘密結社アクト団がリュウタたちの前に現れ、ガブを狙い襲い掛かってきた。リュウタは完成直後のディノホルダーを使ってガブを本来の姿に戻し、一緒に拾った「エレクトリックチャージ」のカードを使ってアクト団を退けた。すると石板が収まっている三人のディノホルダーから謎の声が響き渡り、助けを求めてきた。リュウタたちは相棒の恐竜たちとともに、世界中に散りばめられている恐竜カードを回収し、アクト団から恐竜を守る事にした。




スタッフ(第2期)編集

原案 - 菅野顕二(セガ)

企画 - 竹崎忠(セガ)、宮河恭夫(サンライズ)

シリーズ構成 - 平野靖士

シリーズ演出 - 菱田正和

キャラクターデザイン - 平岡正幸

メカニックデザイン - やまだたかひろ

エフェクト監修 - 古橋宏

美術監督 - 小山俊久、小川由紀子

美術設定 - 長澤順子

色彩設計 - 戸部弥生

撮影監督 - 末弘孝史

編集 - 坂本久美子

CGスーパーバイザー - 小畑正好

CGディレクター - 井上喜一郎

CGプロデューサー・CGコンセプトディレクター - 今西隆志

CG制作 - SUNRISE D.I.D

音響監督 - 伊達渉

音響効果 - 横山正和

音響制作 - 東北新社

音楽 - 福島祐子

プロデューサー

第1期 - 川本謙一(メ〜テレ)、渡辺洋一(サンライズ)、実松照晃(第一期1話〜15話)→麻生一宏(第一期16話〜49話)(ADK)

アソシエイトプロデューサー - 妹尾眞治(セガ)

プロジェクトコーディネーター - 佐々木絵美(セガ)

チーフプロデューサー

第1期 - 野埼久也(第一期1話〜31話)→宝田寿也(第一期32話〜49話)(メ〜テレ)、尾埼雅之(サンライズ)、生田英隆(ADK)

アクション監督 - 長生中

監督 - 谷田部勝義

アニメーション制作 - サンライズ

製作 - メ〜テレ、セガ、サンライズ、ADK


あらすじ(第2期)編集


Dキッズは見事世界中に散らばっていた恐竜カードを全て集めた。世界に平和が訪れた。


タイムマシン「バックランド号」で両親ともに未来へ帰るレックスと一緒に、カードで保管される恐竜たちを見送るはずが、リュウタたちの前に、未来へ帰ったはずのタイムマシンが煙を上げて舞い戻ってきた。


リュウタたちはソーノイダがまた何か悪さをしたのではないかと考えたが、時空の狭間で何者かに襲撃されたとレックスは言う。タイムマシンの修理のため、再び三畳市に留まることになったレックスたち。

すると突然、謎の飛行物体が空中から現れた。その飛行物体は宇宙海賊ザンジャークのもので、3人の両親たちは古代家ごとザンジャークに呑に連れさられた。リュウタたちは謎の飛行物体がタイムマシンであることを知り、両親を取り戻すために、和解したアクト団にバックランド号の修理を頼みこんだ。突如現れた光の翼竜に、新たな危機が迫っていると告げられながら導かれ、Dキッズは、アクト団とともに時空を超え、正体不明のタイムマシンを追跡する。



登場人物編集


関連イラスト編集

恐竜アンソロ表紙めりくり


関連項目編集

  • 恐竜鬼ング - 同音異義語。こちらもニチアサ枠と関係がある。
  • どうしてこうなった - AAの元ネタがアニメ版エンディングにおけるダンス「ドッシンシン体操」の振り付け。

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