和名は「曲竜」(きょくりゅう)。
概要
体長7〜10m。体重4〜7t。四肢はやや短く体高は余り高くないが、胴の幅が広い。
頭頂部と背中全体が,多角形の堅い骨板で形成された鎧(よろい)で覆われるのが特徴。故にアンキロサウルスとその近縁種を「鎧竜」(“がいりゅう”或いは“よろいりゅう”と読む)と呼ぶ事がある。
尾端には大きな骨塊を持ち、外敵に対してはこの尾を武器に戦ったと推測される。
本種の化石は未だ不完全で、部位によっては他種の復元を参考にしている。
ゲームでの登場
古代王者恐竜キング
第3紀から登場したが、強さ1400と過度に低めに設定された。土属性では最大で鎧竜の中ではトップクラスの知名度なのだが…実際にはサイカニアと強さを逆にするべきであっただろう。
- サイカニアは2000と最高の強さになっており、やたら優遇されている。
わざカードにおいても第4紀までは超わざのカードに描かれていないし、超アクト恐竜やスーパー恐竜などの特殊な恐竜にもなっておらず、実在する恐竜を扱っているにもかかわらず異例な程に冷遇されている。
- トリプルスラッシュカード仕様の恐竜カードはあるが、バーコードは通常版と同じ。
バトルタイプは第6紀まではこうげきタイプ、2007第1紀から2007第2紀はピンチタイプ、激闘!ザンジャークはカウンタータイプ、目覚めよ!新たなる力ではグーグータイプ。
テレビアニメでは第9話に登場。地下鉄にカードが落ちており、工事によってカードに土が当たった事によって現れ、同じカプセルに入っていた「ビッグモールアタック」のわざカードを使っていた。
その後、第73話で宇宙海賊ザンジャークのザッパーの恐竜としても登場した。
ダイノキングバトル
こちらでは強さ900(古代王者恐竜キングにおける強さ1800相当)と高めに設定されている。必殺技コマンドはグー。
体色は、プレイヤー側なら赤色で相手側なら緑色になる。
ARK Survival Evolved
金属鉱石等の鉱石類の採取能力が高く、金属鉱石の保有分の重量を75%カットする。またアルゲンタヴィスに掴ませて近づけると重量の半分まで自動で攻撃、採取してくれるので、崖の中腹など足場がなく、乗って近づけない場所にある鉱石に対しても有効。
その他のフィクションにおいて
恐竜をテーマにした作品にはよく登場する。
ジュラシックパークシリーズ
ジュラシックパークⅢでは念願の初登場を果たすも、森を歩くだけとわずか10秒程度の出番に留まった(そもそもⅢ以降は植物食恐竜の出番自体が少ないのだが)。
しかし、ジュラシック・ワールドではそれが一転。
なんとインドミナス・レックス相手に鎧と尾のハンマーを駆使して奮戦するという大活躍を見せた。その後、この恐竜にひっくり返されて頭に噛み付かれて殺されたものの、意外な活躍に恐竜ファンは大いに沸いた。なにげにシリーズ初の植物食恐竜と肉食恐竜の戦闘が描写された場面でもある。
ディノアライブでは
長年登場が期待されたが、どっかの角竜や竜脚類の子供などの他の四足歩行恐竜に押され機会に恵まれなかった。しかも足の形が湿地での生息に適した作りになっているため難しいとの意見もあったが、2023年に行われる予定のディノサファリにて遂に実装が決定!!4/17の”恐竜の日"には公式サイトでビジュアルも公開された。
これにより暴君と3本角の猛竜との同時代三つ巴対決オマージュの実現もそう遠くないことが分かった。ただし元ネタはフリル長めなそっくりさんだが。
これについて、社長の金丸賀也氏は
「やっと今年、鎧竜の1種を完成させることができました。DINO-A-LIVEにとっては記念すべきことです。ぜひ、多種多様な恐竜たちの世界を、生き物の多様性の素晴らしさを体験していただければ幸いです。」
とコメントしている。
モチーフ・キャラクター
アンギラス(ゴジラシリーズ)※アンキロサウルスはアンギラスの学名として劇中では扱われているが、両者がまったく似てないことはよくネタにされる。
キョウリュウシアン・アンキドン-(獣電戦隊キョウリュウジャー)
リュウソウピンク・アンキローゼ-(騎士竜戦隊リュウソウジャー)