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概要

学名:Titanoboa cerrejonensis

恐竜が絶滅した1000万年後の新生代古第三紀暁新世(約6000万年前)のコロンビアに棲息していた全長15m、胴回り直径100cm、体重1t超もある史上最大級の。学名の意味もそのまま「巨大なボアであり、アナコンダと近縁にあたる。

2009年に脊椎の化石が発見され、研究によってヘビのものだと判明し、現生のアナコンダ等の大蛇との比較により上記の桁違いの数値を叩き出した。

当時の生息環境は現代よりも温暖であり、大型ワニなどの爬虫類が巨大に成長しやすい環境であり、それらの生物を絞め殺して捕食するティタノボアもまた巨大に成長することになったと考えられている。

しかし、変温動物であるため、巨体故に体温調節が難しかったほか、生活の大部分は水中だったと推測される。

メディアでの活躍

最強王図鑑フランチャイズでは

恐らく国内で知られるようになったのはこの作品がきっかけだろう。

初登場は『絶滅動物最強王図鑑』で、エラスモテリウムインペリアルマンモスと戦った。そして『異種最強王図鑑』ではスピノサウルスプルスサウルスティラノサウルスと戦っており、特にプルスサウルス戦では強引に水中戦に持ち込まれてもなお強力な締めあげ攻撃を続けた結果、優勝経験者を撃破するというジャイアントキリングを達成している。

勢いに乗りアニメ版でもスピノサウルスに勝利している。

その後出番は無かったが、第27話にてアンキロサウルスとの試合をすることが決定した。

早速スピノサウルス戦同様に締め付け攻撃を仕掛けたものの、アンキロサウルスの体についているトゲが締め付ける度に体に食い込んでしまうために思わず手放してしまった。その隙を尻尾のハンマーで殴られて距離を取ったが、周囲の岩を破壊しながら追い掛けてられる内に行き止まりまで追い込まれてしまった。……が、これはティタノボアにとって絶好の反撃チャンスだった。尻尾のハンマーを躱しつつ付け根を噛みつき、そのまま後ろにあった岩まで引っ張ると、そのまま相手の背中を岩側に向けた状態で貼り付けにして締め落として勝利した。

…が、流石に皮骨や胴体の太さなどから呑み込めなかったのか、即座に解放したと考察する人も。(実際にヤマアラシや牛などを飲み込もうとして力尽きたニシキヘビも確認されている)

…また、この試合についてはエラスモテリウム戦のようにひっくり返されてしまえば地上で締めあげても勝ち確だったにもかかわらず、わざわざ磔にして仕留める必要があったのかというファンもおり、親友ユーザー推し同士ということもあり一部ファンから

ジャンヌ・ダルクの最期」

というあいつらに続くトンデモあだ名をつけられてしまった。

もっとも、ジャンヌ・ダルクは例のマンガに登場するキャラのモデルの人物の史実の最期にひっくるめたものとなっているので注意すべし。

 また、そもそもの話上記にもある通りこうでもしなければどのみちティタノボアはアンキロサウルスのトゲが体に食い込んでしまうので、一応磔自体には意味があるのでは?と推察するファンもいる。

結論を申し上げると、あまり突っ込んではいけない

ツッコむくらいなら再登場の際に戦う生物を考察した方が有意義であるとだけ言っておこう。

トーナメントの前座となるSP上映では上記の2試合がプレイバックされた。

最強王トーナメントでは第1回からの参戦が決定。1回戦第6試合にてキリンと対戦。バトルフィールドがまさかの洞窟だったため、完全に場違いかと思われたが…いざ試合が始まると、序盤はキリンが弱点である顔面キックを決めるなど俊敏性で容易には攻められない。そこで、聴覚や嗅覚が大して発達しておらず視覚が特出したキリンを洞窟の奥地に誘い込む作戦に出た。長い胴体や尻尾を巧みに使いキリンが尻尾を踏みつけたと思ったらそれはただの岩だったというフェイント攻撃の応酬、さらにヘビ特有のピット器官により、キリンを窒息させ文字通り手も足も出ない状態にして完全ノックアウト。一筋縄ではいかなかったが、2回戦進出が決定した。43話にて同じく1回戦突破組であるオオスズメバチとの戦闘が決定した。

視界の悪い森林を這い回り、オオスズメバチに奇襲を仕掛けようとしたが、気付かれてしまった挙げ句に顎と胴体に毒針が刺さってしまう。この際、毒によって顎が思うように動かなくなってしまうが、舌を使って相手の匂いを嗅ぎ取る作戦に変更。背後に回っていたオオスズメバチへ尻尾による凪払いを一発喰らわせることに成功した。

が、ここで全身に毒が回って動けなくなってしまい、3度めの毒針が刺さる……が、ここでオオスズメバチが刺したのはティタノボア自慢の筋肉。ここに刺した結果毒針が抜けなくなってしまい、それを見てチャンスだと悟ったティタノボアは全身が完全に動けなくなる前に短期決戦を挑み、急いでオオスズメバチを締め上げる。スピノサウルスやキリンと違い小型の相手かつ耐久力が低い相手ゆえに軽く巻き付けただけで戦闘不能。最後の最後で逆転をし準決勝へと駒を進めた。

なお準決勝について、48話でティラノサウルスとライオンの再戦が告知されたことにより『異種最強王図鑑』ぶりにプルスサウルスとの激闘が決定した。

ステージは3度目の森林。開始早々プルスサウルスをその巨体で巻き付きつつ相手を顎から呑み込もうとするティタノボアだが、プルスサウルスはデスロールを駆使して脱出。それでも諦めずに再び巻き付き、デスロールさえも封じ込めようとするティタノボアだが、プルスサウルスの脚力も凄まじく、これも脱出されてしまった。

とはいえ、ここまで締め上げによってじわじわと体力が奪われているプルスサウルス。すっかり弱っていると考えたのか正面から噛みつきに向かう……が、プルスサウルスも自身よりも大きく開く顎で待ち構えていた。

結果、弱点である頭部を噛み砕かれてしまい、書籍版のリベンジを許したためベスト4で終戦。アニメ版の森林では書籍にて決め手となった水中戦を行えなかったのが敗因だと思われる。(ただしこのことについては以前反省を踏まえたのか、原作既読勢を非難させないためにフィールドが違えばまた違った結果になったかもしれない!と補足されていた。ちなみに動物の戦いは時と場合によるのでこの補足が全てを物語っていると言えるかもしれないが。)

必殺技はジャイアントティタノロックオロチ岩石固め暗黒螺旋締め(タイタン・ザ・スパイラル)マッスルサバイバルデスロック

余談

ティタノボアが発見される前までは、始新世(5500~3800万年)の北アフリカに棲息していたギガントフィスという全長10mものヘビが史上最大とされていた。また2024年にはインドでヴァスーキと名付けられた本種に匹敵するサイズの巨大ヘビが見つかっている。

また、『ARK:Survival_Evolved』などの古生物が出るゲーム作品でもそこそこ登場しているが、上記に登場したものは某毒吐き恐竜よろしく襟巻きが生えているが、もちろんフィクションである。

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