ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

の一種。漢字で書くと「北極熊」。北極圏とその周辺に棲息する。

全身がに包まれているのが特徴で、通称シロクマ。pixivではシロクマの方がよく使われる。

一般的なクマと同じで陸上での生活に適応しているが、特に泳ぎに適した器官を持たないにもかかわらず泳ぐのも非常に巧い。



雑食性の種が多いクマ科の動物の中で、本種だけがほぼ純然な肉食動物であり、「地上最大の肉食動物」とも呼ばれる。アザラシや野鳥などを狩って食べる。アザラシやイルカには呼吸するために上がってくる穴をねらって捕まえる。セイウチは皮が分厚くもあるため1対1では負かされる。また海中ではセイウチ、陸上ではシロクマの方が有利に戦える。そこで、群れに向かって突進し、パニックしてけがをしたこどもや年寄りのセイウチを食べる。

飼育下では野菜や、りんごなどの果物を好んで食べる個体も多い。

上記の動画の8:14ごろから白菜を食べている。


気性は獰猛であり、威嚇の体勢や表情を見せないまま襲いかかることがあるので危険。分岐分類学的にヒグマに極めて近い位置にありまれに交雑する事もあるが、そのヒグマよりも更に牙の形状が発達している。またその肝臓には高濃度のビタミンAが含まれているので食用にしてはいけない(ショック死の危険性がある)。セイウチなどと同じく寄生虫の危険性が高いので注意が必要。


寿命は25〜30年といわれ、早ければ6歳ころから1~3匹の子供を産む。着床遅延という特徴があり交尾後の受精卵を何か月もそのまま保持していることができる。子供は母親が掘った雪洞の中で産まれ、2年程母親と共に行動し狩り等を教わる。

共食い行動が北極地方の先住民の間では昔から知られており、空腹時や子連れのメスに迫る時などは、オスのクマが子どもを殺して食べてしまう。


シロクマなのだが皮膚は黒い。さらに毛は、ホワイトなのではなくて中が空洞な透明。密集しているので白く見える。これが太陽光を高効率で吸収し、体を温かくする事に役立つ。また、雪景色に溶け込んで獲物から隠れる事にも役立つ。この時鼻の黒さが目立つため前足で鼻を隠す行動がみられるなど知能の高い動物でもある。


イヌイットの間では「ナヌーク」という名称で神格化されており、現在はイヌイット語でホッキョクグマそのものを指す言葉となっている。



ホッキョクグマをモチーフにしたキャラクター

特撮

ゲーム

漫画

サンリオ

実物

その他

なお『かってにシロクマ』のシロはエゾヒグマのアルビノ。

キャラクターのモチーフとしての扱い

その白い見た目からとセットで出る作品も少なくない。

関連タグ

動物  北極  

別表記

北極熊 白熊 シロクマ しろくま 白くま 白クマ しろぐま ホワイトベア 북극곰 ポーラーベアー

関連記事

親記事

クマ属 くまぞく

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 646868

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました