白くま(氷菓子)
練乳のかかったかき氷の上に甘納豆または茹でた小豆、各種のフルーツなどを盛った、いわばパフェのかき氷版とでもいうべきデザートである。
最近では、かき氷をアイスクリームに替えた「しろくまアイス」なる製品が全国的に発売されている。アイスバーになっているものもある。
現在のスタイルが誕生したのは1947年。鹿児島市にある喫茶店の「天文館むじゃき」で生まれた。しかし、白くまという名前の由来は諸説あるためよくわかっておらず、これ以前から白くまと呼ばれるかき氷があったという説もあり、鹿児島県やセイカ食品はむじゃきで今のスタイルが誕生する前に白くまというかき氷があった、という説を採用している。
この「天文館むじゃき」は現在も天文館や鹿児島中央駅のアミュプラザで営業しており、鹿児島の名物として観光客からも親しまれる。全国発送もしているのでお取り寄せも可能。鹿児島中央駅のお土産コーナーでも売っている。
鹿児島の銘菓ボンタンアメでお馴染みセイカ食品の白くまは鹿児島以外でも全国で流通しているが、鹿児島空港の売店にも置いてある。コンビニやスーパーでも見かけるが、ローソンではなぜか取り扱っていない。