小豆
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あずき
マメ科ササゲ属の一年草。農作物として栽培され、餡などに利用される。
「しょうず」と呼ぶことも有る。
東アジア原産のヤブツルアズキを祖先とするが、どこで栽培化されたのかは不明。
日本では縄文時代の遺跡から出土し、現在も和菓子や料理などの材料として重要である。
豆の色は黒みをおびた赤で小豆色と呼ばれる。低脂質で炭水化物が多い。女性ホルモンのエストロゲンに似た構造であるイソフラボンが豊富である。
大きく分けて、大粒種の「大納言」、普通小豆の「中納言」、種皮が黄白色の希少な「白小豆」(しろあずき・しろしょうず)などに分けられる。
またその中でさらに分けられるほか、茶、黒、緑、まだらなどの色の品種もある。
水はけのよい土地を好み、北日本では5月頃、それ以南では7月頃に種を撒く。
出芽後約2ヶ月程で黄色い蝶型の花が咲き始め、花びらが枯れ落ちた後、ササゲに似た莢が付き次第に大きくなる。
開花後1ヶ月程で莢が褐色になる。莢が硬く乾いた状態になれば収穫可能。
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