「あずきたっぷり、まろやか」
概要
2017年に、夏のアイス売上第一位という快挙を6年連続で達成した人気商品。
「ぜんざいをアイス化する」といった発想から開発が進められたが、炊いた小豆をそのままアイス化するという過程上、普通に作ろうとすると小豆が沈殿したり冷却液が温くなってしまうなど商品化に至るまでかなり苦労を要したらしい。
現在ではそれらの問題点は完全に解決されており、製造時間も大幅に短縮された。
2008年に日本記念日協会から7月1日が井村屋あずきバーの日として認定されている。
炊きたての小豆を均等に振り分けてアイスにしている関係上、硬いのは御愛嬌。その硬さはなんとカチカチに冷やして取り出したばかりの状態だとサファイアをも上回る硬度9を誇る。
とはいえ、こちらは所詮常温なら時間が経過すると硬度が下がる氷菓である事や、硬度は外部からの傷の付きにくさを示す数字で、砕けにくさ=靭性(じん性)を示す数字ではないので警戒はしなくてよい。なお、先ほどの硬度9については靭性は未測定だった。
あずさバー
そっち系な人達の間ではけいおん!の中野梓と掛け合わせたあずさバーネタによく用いられる。
理由は
そのためtwitterでは、頻繁にあずさバーネタが取り上げられてはペロペロされている。
あずらバー
あずきバーの固いのは周知の事であるがこれをなんと、某RPGプレイヤーが作中に本当に「鈍器」として登場させてしまった。
ただし公開にあたって井村屋に使用許可を打診した際には「食べ物であれば」使用していいと言われた事で鈍器の方には新たに「あずらバー」と命名された。一方で回復用の「食用アイテム」の方にはそのまま『あずきバー』と銘打たれている。こちらは公式認定の証として井村屋の社名も付与されている。(井村屋 あずきバー)
伝統的な技法により鍛え上げられた「あずきバー」はドラゴンをも倒す!
日本刀
刃物の町として知られる岐阜県関市とのコラボにより、「日本刀アイス『あずきバー』」として製作、第50回刃物まつりにて展示される。
同イベントではあずきバーでない日本刀アイスも販売される。
「あずきバー」固すぎてついに日本刀になる「刃物まつり」で展示 - ライブドアニュース
あずきバーロボ
後述余談の2024年5月10日に一報がアナウンスされた。この時は超合金のあずきバーという事で驚きをもって迎えられている。
それから数カ月経過した同年8月29日、何とあずきバーはロボットになった。かの鉄の城ではなく、この場合は井村屋の城のスーパーロボットと言うべきなのだろうか?
公開された動画を含め、ある意味で公式が病気と言わんばかりの内容には、衝撃を受けた人が多い。あの一報から、まさかロボットになるとは誰が予想しただろうか?
公式ポストいわく「やっぱりロボになっちゃいました」と。
なお、当然のことだがあずきバーロボは冷凍庫保存には適さないので注意すること。
発売は2025年予定。プレミアムバンダイで取り扱いするが、その値段も10000円オーバーなので、リアルのあずきバー数十本分以上と言わんばかりの価格となっている事にも併せてご注意。
余談
- あずきバー以外で混ぜ物入りのとても硬い氷(パイクリート)にはハボクックがあり、あずきバーの先輩にあたる。
- 硬さに定評がある氷菓にはシンカンセンスゴイカタイアイスもある。
- あずきバーを削る玩具「おかしなかき氷」がタカラトミーに商品化された。
- 小説『日本国召喚』にてパロディされた。日本の食品メーカー井戸村屋の製品、商品名は「スーパー小豆入りバー」。ファンタジーな世界でも人気のアイスらしく、グラ・バルカス帝国に占領されたアルーの町でも流通していた。作中日本の敵国の某要人を負傷させた実績から、作品wikiでは「兵器」の一覧内に個別ページへのリンクが存在する。
- 2024年5月10日には、何とバンダイの『超合金』ブランドからあずきバーが商品化されることが告知された。静岡ホビーショーでもアナウンスされているのだが、あまりにも衝撃を受けたという人はいるかもしれない。そして、このあずきバーは……上述項目の存在となった。