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スカイリム

すかいりむ

オフラインオープンワールドRPGの頂点。正式タイトルは「The Elder Scrolls V: Skyrim」
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概要

2011年にリリースされたBethesda Softworks開発のXBox360PS3PCRPGソフト。The Elder Scrollsシリーズの五作目。
これまでのシリーズと同様、圧倒的に作りこまれた広大なオープンワールドフィールドを好きなように自由気ままに冒険することができるオフラインRPG。
メインクエストで勇者の使命を全うするもよし、そんなのうっちゃって様々なギルドに所属して任務をこなしたり、ダンジョンを冒険したり、盗みを働いたり、うっかり逮捕されちゃったり、脱獄したり、愛する人と結婚したり、マイホームを建てて何もせずのんびり暮らしたりできる自由さが特徴。
今回は前作『Oblivion』から200年後、ノルド族の故郷でありタムリエル大陸北部の雪国であるスカイリム地方が舞台。

特徴

前作と同じく人工知能システムRadiant AIを採用しており、今回は新たに「Radiant Story」システムを搭載。プレイヤーの選択や行動、ゲーム内での友好関係など、数多の情報を元にNPCの態度や行動が変化しクエストが発生する。
生産系システムが強化され、採取してきた鉱物から精錬したインゴットや動物の革等から自分で装備品を作成したり、料理を作ったりすることもできる。
同社製品のFallout3でのノウハウが生かされて強化されたAI、前作から格段に進化したグラフィックや、巨大なドラゴン等のクリーチャー達との戦闘なども注目。
また成長システムも一新され、前作のようなメジャースキル・マイナースキルの差やクラスの概念は取り払われている。
PC版では前作までと同様にMOD製作ツールが公式から無料で配布されており、多種多様なMODがコミュニティから配信されている。
これらを導入して好き勝手に世界を作り変えることが出来るのも魅力の一つである。
一方であまりのボリュームの多さもあって、大小様々なバグも含んでいるのもシリーズ伝統。
日本語版洋ゲーの宿命である誤訳も多い。

DLC

現在、公式大型MODとも言えるDLCが有料で三本配信されており、導入することで新たなモンスター達との戦いや冒険、武具、生活要素を楽しめるようになる。

  • Dawnguard
公式DLC第一弾。強大なヴァンパイアロード率いる強硬派吸血鬼集団とヴァンパイアハンター組織『ドーンガード』の抗争が描かれる。
大人気キャラ・セラーナの登場やクロスボウ等の新たなる武具が追加される他、ウェアウルフ化やヴァンパイア化の能力が強化され、さらにこれらを好きなタイミングで習得または治療できるようになる。
  • Hearthfire
公式DLC第二弾。導入することで新しい料理等の生産系が強化され、さらに空き地を購入して土台から自分好みのレイアウトや設備を備えた家を建築できるようになる。また、孤児を自分の養子として引き取れるようになるなど、よりファンタジー生活シミュレータとしての側面が強化される。
  • Dragonborn
公式DLC第三弾。前々作Morrowindでも登場したソルスセイム島を舞台に、主人公ドヴァキンとその生命を狙う復活した伝説の初代ドラゴンボーン・ミラークとの対決を描く。
敵であるドラゴンを一時的に自分の配下として洗脳して騎乗できるようになる他、戦闘の際は自分の味方として戦わせることも可能。

物語

マーティン・セプティムとシロディールの勇者がメエルーンズ・デイゴンの侵攻を阻止してから200年後、正当な後継者を失った帝国は様々な内憂を抱えながら少しずつ衰退化していた。

やがてエルフ至上主義を掲げる集団サルモールが治めるアルドメリ自治領が帝国に反旗を翻し「大戦」が勃発。一時は帝都まで落とされた帝国ではあったが、スカイリムによる全面的な金銭・軍事的助力を受けて何とかこれを奪還する。しかし、戦争を継続する余力はなく、アルドメリ側の多くの主張を飲む形で白金条約が結ばれる。この白金条約で、特に死後に人から神になったと言われる初代皇帝タイバー・セプティムことタロス神の信仰が禁じられる。

スカイリムは、タロス出生の地であるが故にタロス信仰の根強い土地であり、多くの犠牲を出したにも関わらずエルフの言いなりになる帝国に対する不満を募らせていく。スカイリムを治める上級王トリグは、なおも帝国及びアルドメリに従う姿勢を見せたが、あるとき居城を訪れたウィンドヘルムの首長ウルフリック・ストームクロークに殺害されてしまう。ここにスカイリムは帝国残留派と、独立を求めるストームクローク派に二分され、内戦が勃発しようとしていた。そんな一触即発の情勢の最中、伝説の存在に過ぎなかったドラゴンが出現して街を襲い始める。内戦、人々を恐怖に陥れるドラゴンの群れ、暗躍するサルモール、混迷を深めるスカイリム。

そんなある日、ヘルゲンの街へと連行されてくる囚人たちの中に、同乗者も看守も素性を知らない謎の囚人がいた。彼(彼女)こそが、スカイリムを平和へと導く伝説の勇者ドヴァキンであった…。

世界設定

オープニングから情報量が多く圧倒されるので、序盤から登場する設定情報を中心に整理。

スカイリム

ゲームの舞台となる北欧風の大地全体の地名。タムリエルという大陸の北方に存在する広大な土地。各々首長と呼ばれる君主を頂く9つの地方(首都がそれぞれ城塞都市であるせいか9つの要塞とも呼ぶ)からなる分権国家。西方の諸要塞が帝国より、東方の諸要塞がストームクローク寄りと二分されてしまっている。主人公であるドヴァキンはこのスカイリムの南部にあるヘルゲンの街に連行されてきた囚人として登場する。ドヴァキンは必ずしも地元民ではなく、様々な人種から選べる⇒TESシリーズ記事参照。地元民の人種をノルドと呼ぶ。

帝国

○○帝国ではなく、単に帝国と呼ばれる国家。スカイリムの南方にあるシロディールという地に帝都があり、全盛期にはタムリエル大陸の全域を従属国あるいは同盟国として勢力圏に置いていた巨大国家。しかし前作と本作の間の時代にエルフたちが支配するアルドメリ自治領が独立し、その後の戦争等により勢力圏が全盛期の半分以下となってかなり弱体化している。それでもなおスカイリムにはかなりの規模の帝国軍が駐留しており、その最高指揮官はソリチュードにいるテュリウス将軍。シロディールの民(ゲーム上はインペリアルと呼ぶ人種)だけでなく、ノルドも、また一部のエルフすらも従う者は帝国市民として受け入れている。ドラゴン襲来時にドヴァキンを助けるハドバルというノルドの男はこの帝国の兵士。

ストームクローク

スカイリムで広く信仰されるタロス崇拝を禁止した、帝国の横暴に対して決起した反乱軍。スカイリムの帝国からの解放と独立を目的にしている。その指導者がウルフリック・ストームクロークという人物だが、冒頭で主人公ともども帝国軍に捕らえられてしまっている。冒頭で主人公に話しかけてきて、ドラゴン襲来時に支援してくれるリバーウッドのレイロフという男はこのストームクロークの一員。捕えられたウルフリックも、ドラゴン襲来後の会話に注意してみると、脱出して指示を出していることが分かる。再びストームクロークを指導する立場となった彼の理想に、賛同するか、敵対するか、それとも中立を守るか、これもプレイヤーの決断にかかっている。

首長

スカイリムは9つの地方に分かれるが、各地方に一人いてその地方を支配する者のこと。小国の君主あるいはドイツでいう選帝侯みたいな地位。9人の首長が集って開くムートという会議で選ぶのが、スカイリム全体の王である上級王。ウルフリックはウィンドヘルムの街に居城を構えるイーストマーチ地方の首長だが、ストームクロークからは正当な上級王と呼ばれる。序盤でドヴァキンがドラゴン襲来を警告しに行く"偉大なる"バルグルーフという男は、ホワイトラン地方の首長で同名のホワイトランという要塞都市に宮殿を構えている。また、序盤の拠点となるリバーウッドの村や冒頭で殺される馬泥棒のロキールの出身地、ロリクステッドはホワイトラン地方にある為、ホワイトラン首長に従っている。

執政

首長の部下で、主に内政を行う大臣みたいな人。領内を荒らす山賊退治の依頼をくれたり、自宅の世話をしてくれることもある。

私兵

個人的な護衛のこと。功績を挙げたドヴァキンに首長から与えられることもある。序盤からドヴァキンの従者を務めてくれるゴリディ・・・リディアさんもこの私兵。また首長自身にも私兵が仕えているが、こちらはかなりの要職で、衛兵への命令権や指揮権を有して指揮官として出陣することもある。

王宮魔術師

首長の魔術関係の顧問。「王宮」とつくが上級王以外の首長も召し抱えていることが多い。魔術師なのでわりと変人が多いが、お察しください。

衛兵

前作に続いて活躍する街のおまわりさん。盗み等の犯罪を犯したドヴァキンを首長の命により速攻でタイーホしに来てくれる。しかし、街をドラゴン等の外敵が襲えば共に勇敢に戦ってもくれる。また、「膝に矢を受けてしまってな...」に代表される愉快な台詞の数々でドヴァキンを楽しませてくれるナイスガイ(もちろん女性の衛兵もたくさんいますよ)。

従士

首長が任命する地位の中でもかなり高位の名誉職。いわゆる騎士みたいなものか。犯罪を衛兵に発見されてもある程度は見逃してもらえる。また流れ者のドヴァキンも従士であればその街に自宅を持てることもあり、先述の私兵を与えられたりもする。しかも衛兵のように日常業務もないので、個人的な使命で忙しいドヴァキンに向いているお仕事。

街、村

首長の宮廷がある街は要塞とも呼ばれ、特に大きな要塞なら鍛冶屋、錬金術師、雑貨屋、宿屋(通常酒場を兼ねる)、神殿等の充実した施設を誇る。しかし、小さな村には雑貨屋すらなく戦利品を売ることも儘ならないこともある。山賊退治で大量の戦利品を抱えたドヴァキン諸氏はご注意を。このゲームの仕様でマップ上での高速移動を使うと到着直後にドラゴンなどがランダム出現することが多い。ホワイトランやソリチュード、ウィンドヘルムのような城壁で街の内外が完全に分かれた(城門通過時にオートセーブが起こる)大要塞ならともかく、通常の街では(たとい城壁に囲まれた首長のお膝元でも)上からドラゴンに焼かれて重要なNPCが死んだりする危険も高い。小さな街への高速移動にはお気をつけて。

ドヴァキン

主人公の事。登場直後はただの囚人であり、脱走者扱いされなくなった後もただの流れ者にすぎない主人公だが、実はドヴァキンあるいはドラゴンボーン(竜の血族)と呼ばれる世界の命運を左右する重要な秘密を抱えている。 詳細は ⇒ ドヴァキン

エイドラ/ディドラ

それぞれ概ね、一般でいう神々と邪神を指す。エイドラは九大神もしくは八大神と呼ばれる神々で、大きな街に神殿を構えて訪れるドヴァキンの病を癒したり奇跡で支援したりしてくれる。ディドラの中で強大な者は神と呼べる力を持つが(弱いディドラは魔族や魔物に相当)、邪悪な意思を有する為に邪神や異端信仰とされることが多い。しかし中にはエイドラ以上に善良なディドラもいたりする。スカイリムで問題なのは、九大神に含まれるタロスと呼ばれるエイドラ(実はノルド出身の英雄にして帝国の建国帝を死後神格化した存在)が、帝国領では信仰を禁じられてしまったということ(だから帝国では八大神と呼ぶ)。この為、反帝国勢力であるストームクロークに参加するノルドが増え続けている。 諸エイドラ、ディドラの詳細は ⇒ TESシリーズ記事参照。

サルモール

アルトマー(ハイエルフとも呼ぶ)というエルフの種族が結成した組織。帝国の帝都があるシロディールよりさらに遥か南西にあるアルトマーの地、サマーセット群島を本拠地とする。ボズマー(ウッドエルフとも呼ぶエルフの種族)が多く住むヴァレンウッドを傘下に置いてアルドメリ自治領という独立国を結成した。さらにはカジートが住むエルスウェーアも征服して、その勢力圏は帝国を上回りかねない勢いである。帝国に大戦を仕掛けて一時は帝都を陥落させ、白金協定という講和条約で帝国内でのタロス信仰を禁止するという内政干渉すら強行している。白金協定で認められた権限を振りかざし、その勢力は次第にスカイリムにも浸透しつつある。

ドラゴン

このゲームにおけるさしあたっての敵役。人間の街や村を襲い、火の海と化し、無数の犠牲者を生み出している存在。伝説や御伽噺に登場する架空の存在に過ぎなかったはずが、何故復活したのか。しかも、ストームクロークの指導者ウルフリックの処刑に合わせて復活したのは偶然か、それとも何者かによる必然なのか。これがメインクエストと呼ばれる物語の一応の本筋の背景となる謎である(もちろん、メインクエストを進めなくてもゲームは進行する)。序盤に登場するドラゴンは意外に弱いこともあるがその強さはピンキリであり、舐めて戦って即死するドヴァキンも後を絶たない。

関連イラスト

【Skyrim】ドラゴンスレイヤー
Dragonborn


Astrid and the Dragonborn
フォースウォーン



表記揺れ

Skyrim SKYRIM skyrim

関連タグ

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