TESシリーズの設定について
そのほとんどは発言者の思想全開のセリフや、著者の主観の入った書籍で解説されるため、我々の現実サイドによる発表以外は新作の度にいくらでも覆せる形となっている。
なので、可能なら、どの作品のどんなシーンやアイテムに書かれていたか出典を添えていただきたい。
ほとんどの設定に「著者がデタラメを書いていた」「むしろ作中の世間一般で信じられている情報こそ嘘」といった疑念がいくらでも付き纏うのである。
さらには世界レベルで人の記憶を改鋳できる存在がいたり、ESOでは時空を超えて未来の書物を引き寄せる書庫まで登場したため、本の出版の日時から推測した時系列すら信用ならないのだ。
概要
ムンダス (Mundus)と呼ばれる現実世界の宇宙に相当する次元に存在する惑星。
『The Elder Scrolls』シリーズの主な舞台であるタムリエル大陸が存在する。
ムンダスの外側に広がるのがデイドラが住む「オブリビオン(Oblivion)」、さらにその外側がエイドラが住む「エセリウス(Aetherius)」となっている。
ムンダスにはニルン以外に8つの惑星があり、それぞれ創造の際にエイドラが関わっている。ニルンを創造したのがロルカーン(Lorkhan)。
エイドラのマグナス(Magnus)がムンダスの創造の途中でエセリウスに引き返すとその穴が太陽になり、マグナスの眷属がエセリウスへ帰還した穴が星々となった。
大陸
Tamriel(タムリエル)
ニルン最大の大陸。TESの主な舞台。
タムリエルとはエルフの言葉で「暁の美(Dawn's Beauty)」を意味するとされる。
カジートやアルゴニアンといった獣人が原住民であったとされ、人間やエルフは他の大陸からの入植者。それ故に「闘争の地(Arena)」と呼ばれる。
詳細は該当記事参照。
Aldmeris(アルドメリス)
タムリエルの南にあったとされる大陸。
「エルフ時代(Merethic Era)」にエルフの祖先アルドマーはここからやってきたと伝わるが、現在では大陸は何らかの理由で消失し、具体的な場所すらもわかっていない伝説上の存在となっている。
Yokuda(ヨクーダ)
タムリエルの西にあった大陸。
第一紀792年に大部分が沈んだためレッドガードの祖先がタムリエルに逃れてきてハンマーフェルに行き着いた。今はいくつかの島が残っているのみとなっているが、文明が存在しているかは不明。
Atmora(アトモーラ)
タムリエルの北にある大陸。
インペリアル、ノルド、ブレトンの祖先ネディック(Nedic)の故郷。
アトモーラはアルドマーの入植地の1つで「アルトモーラ(Altmora、古の森という意味)」が由来。
現在では氷に閉ざされ、人が住んでいないとされる。
Akavir(アカヴィル)
タムリエルの東にある大陸。
悪魔のKamal(カマル)、蛇人のTsaesci(ツァエシ)、猿人のTang Mo(タン・モー)、猫人のKa'Po'Tun(カ・ポ・ツン)という4つの国がある。
ツァエシはタムリエルの帝国と度々戦争をしたり、一時は帝国の実権を握っていたりと何かと関わりが深い。
元々Akaviri(アカヴィリ)と呼ばれる人間が住んでいたが、ツァエシに滅ぼされたと伝わる。
日本風な建物や武具を使う「東方」な国。
Pyandonea(ピャンドニア)
サマーセット諸島の遥か南方にある亜熱帯の島。Maormer(マオマー)というエルフの故郷。
Thras(サラス)
タムリエルの南西の群島。Sload(スロード)と呼ばれる種族が住んでいる。
この他、キャスノキー(Cathnoquey)、エスロニエト(Esroniet)など様々な大陸や島が確認されている。
衛星
大小2つの月があり、大きい方がマッサー(Masser)と小さい方がセクンダ(Secunda)と呼ばれる。
マッサーがニルンを公転し、マッサーの周りをセクンダが回っている。
それぞれロルカーンの亡骸から作られたとされる。
年に数回日食を起こし、「ヴァンパイア・デイ」と呼ばれる。