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日食

にっしょく

太陽と地球とのちょうど間に月が入り込み、地球から見て太陽を覆い隠すようになる現象。滅多に見られない天体ショー。
目次 [非表示]

日食とは次のいずれかを指す。

  1. 太陽地球とを結んだライン上にが割り込むことで、地球から見て太陽を覆い隠すことになり、地上(の一部)へ差すはずの日光が遮断される現象。この項で説明。
  2. 毎日のご飯。

日食の仕組み編集

太陽と地球の間に月が入り込むことで、月のが地球上に落ちる天体現象。

地球から見ると太陽が欠けていたり、または真っ黒になったりして見える。

日食は、太陽が欠けて見える「部分日食」、太陽が完全に隠れる「皆既日食」、

太陽がリング状に見える「金環日食」の三つに分類される。

その機構上、必ず新月のときに起きる。

月が地球に比較的近ければ皆既日食、比較的遠ければ金環日食となる。


なお「天空上における太陽の(見掛け上の)軌道」(黄道)と「天空上における月の(見掛け上の)軌道」(白道)はずれており、黄道と白道の交差点付近に月と太陽の両方が有る時にしか日食は起きない。

この為、近代以前のインド中東占星術や、その流れをくむ密教陰陽道の占星術では「黄道と白道の2つの交差点」を日食の予測の計算を簡単にする為の仮想の惑星として扱っていた。


月が地球上に影を落としさえすれば必ず地球上で皆既日食か金環日食が観測できるが、月が地球上に作る影は小さいので、皆既日食はその影の落ちているところに行かないと観測することができない。したがって、あなたが日食に合わせてあちこち旅行をしでもしない限りは、観測できる日食の大部分は部分日食である。

日 食 。

ただし、部分日食でも「太陽がちゃんと出ているのに曇りの時ほどの明るさしか無い」という不思議な光景を目にする事は出来る。


日食と文化編集

生命の象徴である太陽が消える、あるいは欠けると言った超常的な現象から、洋の東西を問わず古くから凶兆として恐れられてきた。それに関する神話・説話も世界中に多数残っている。日本では日食の光は『穢れた光』とされ、天皇が浴びると不吉なことが起きるとされていた。かの有名な天照大神天岩戸伝説や、北欧神話の日輪喰らうスコルも、皆既日食がモデルだと言われている。

他にも古代中国では「が太陽を食べている」といった伝説もあるらしい。長崎県等に伝わる蛇踊りはこれに因むとか。


現在はメカニズムが解明され、まためったに観測するチャンスがないため、単純に物珍しい現象としてイベント扱いされる事が多い。また、近年のサブカルチャーでは太陽と月の交錯と言う点から、最強の力や姿を現すもの、あるいは何らかの必殺技として扱われる事も多い(例:エクリプスモードジ・イクリプス)。



日食の観察編集

基本的に観測されるのは部分日食が多く、太陽光をまともに浴びるのは普段と変わらないので肉眼での観察は絶対しないこと。

その為、太陽観察用の遮光板(かなり太陽光を抑える事で観察できる)を使用する事をオススメする。また、溶接用の保護マスクの遮光板でも代用可能。


創作において編集

印象深い自然現象であるため、しばしば物語上の重要な意義を持つ出来事・モチーフとして取り入れられる。


日食にまつわるフィクション作品編集


他に該当例があれば追加してください。


関連タグ編集

日蝕:表記揺れ

太陽 観測 宇宙 天体ショー エクリプス

皆既日食 金環日食 部分日食

魔法

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