ピクシブ百科事典

フランケンシュタイン

ふらんけんしゅたいん

フランケンシュタインとは作品名、あるいはそれに登場する科学者の名前である。「自分の造ったものに滅ぼされる人」という意味も含む。
目次[非表示]

フランケンシュタインとは、

  1. 元来はメアリー・シェリー小説の書名。絵画化、映画化、漫画化もされている。原題は『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』(Frankenstein: or The Modern Prometheus)。
  2. 或いは作中に登場する死体を寄せ集め人造人間を作った科学者の名前(ヴィクター・フランケンシュタイン)である。ヴィクター・フランケンシュタインは「自分の造った怪物に身を滅ぼされる医学生」であり、そこから「自分の造ったものに滅ぼされる人」(『ジーニアス英和大辞典』)や「自分の創造したものに滅ぼされる人」・「自分が造り出したのろい悩み]の種」(『Weblio英和・和英辞典』)と言った意味も含む言葉となった。
  3. Fateシリーズに登場する英霊。詳細はフランケンシュタイン(Fate)を参照。

概要 

ゴシックホラー小説に分類され、『ジキル博士とハイド氏』・『ドラキュラ』と共にゴシックロマンスの代表作・最高傑作として観賞され続けている。
また、当時の科学などを取り入れた史上初のSF小説(冒頭でちょっとだけ電気に関する言及がある)としても知られており、現代の科学文明への風刺・アンチテーゼとしても高く評価されている。

ストーリー

北極探検家ロバート・ウォルトン隊長に、北極海で救助された瀕死の男、ヴィクター・フランケンシュタインが語り聞かせる形で物語は進められる。
ジュネーヴからドイツへ留学してきたヴィクターは、次第に生命の謎と命を操ろうという欲望に憑り付かれていく。自ら人間の設計図を制作して独りで研究を続け、ついに新しい生物を産み出してしまう。産まれた怪物の醜さと強さにヴィクターは己の過ちを自覚するのだが……。

原作では「同じ悲劇を繰り返さない為、どうやって作ったのか絶対に記さないで下さい」と何度も念を押してくる。
「墓場の死体を繋ぎ合わせて、雷で起動した」というのは後述する映画の内容であり、それと混同して誤解している人も非常に多い。

スイス、ドイツ、イギリス、フランスと、ヨーロッパ各地を舞台にして、生みの親に捨てられ周囲に迫害された怪物の悲劇と復讐劇、ヴィクターが全てを失って狂気と憎悪に囚われる様子が書かれていく。
その結末はとても悲しいものである。

名前について

人造人間の方の名前だと誤解されている場合が多々あり、また派生作ではそちらを指す事も多い。
その為にpixivタグ内イラストも概ねそうなっている。

因みに原典では人造人間に名前は無く、そちらを呼ぶ場合は便宜上「フランケンシュタインの怪物(フランケンシュタインズ・モンスター、フランケンシュタインズ・クリーチャー)」と呼ぶ事が多い。

フランケンシュタインズ・モンスター 

一介の科学者(大学生)であるヴィクター・フランケンシュタインが等を暴いて持って来た幾つもの死体を繋ぎ合わせ創造したクリーチャー(人造人間)。
いざ完成してみると、酷く醜い容貌となってしまった。
原作に於いては、人間を徹底的に観察するだけで言語や人間の風習を学び、偶然拾ったカバンに入っていた「聖書」「世界偉人伝」「若きウェルテルの悩み」の三冊を読破出来るだけの知性を身につけている。

これを元にして今日では大男の様な屈強な体躯にそれに似合う怪力を備えており、知性もあるがどちらかというと幼児よりの幼く純真な優しい心を持った怪物として描かれる事が多い。
またその他にも幾つかのバリエーションが存在する。

特徴的な容姿は1931年にアメリカのユニバーサル映画が製作したホラー映画に登場するフランケンシュタインズ・モンスターのあまりにもインパクトがあるそれを元にしている。
この作品の世界的ヒットに伴い、「面長で平らな頭部に広くせり出した額、から突き出した(首に刺さった)ボルト」と言う特徴は定着する事となった。

但しこのデザインはユニバーサル社が著作権を持っている為、そのまま使用する事は出来ない。これが怪物の容姿に幾つものバリエーションを生んだ理由でもある。

フランケンシュタイン・コンプレックス

新しい生命を産み出そうという野望と、その産み出したものに自らの生命を脅かされるという恐怖を表した言葉。上記作品と劇中の主人公の行動から名付けられた。

関連タグ

小説 原典
科学者 マッドサイエンティスト 人造人間 ゴーレム 
死体 禁忌 スカーフェイス
ピノキオ ピグマリオン ホムンクルス エンバーミング

pixivに投稿された作品 pixivで「フランケンシュタイン」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3592444

コメント