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ピグマリオン

ぴぐまりおん

ギリシャ神話の登場人物、およびこれに由来するキャラクター名・作品タイトル等。
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概要編集

ギリシャ語で "Πυγμαλίων" 、英語で "Pygmalion" 。

『ピュグマリオーン』、『ピュグマリオン』とも表記する。


誘導編集

キャラクター名編集

  1. ギリシャ神話のピュグマリオーン → 後述
  2. 神羅万象のキャラクター → 巨重星ピグマリオン
  3. プロジェクト東京ドールズの敵。 → ピグマリオン(プロジェクト東京ドールズ)
  4. メルキオール・フォン・ノイマン(トリニティ・ブラッド)の異名『傀儡の王(ピグマリオン)』
  5. 糸紡ぐ操手アスロック(蒼き雷霆ガンヴォルト爪)『糸紡ぐ操手』と書いて『ピグマリオンファーネス』と読む。
  6. ガラテア(ロマサガ3)は赤子を抱いた女性を象った石像の魔物であり、ファンブック『練磨の書』では『闇の聖母ガラテア』『闇の赤子ピグマリオン』とされている。

作品タイトル編集

その他編集


ギリシャ神話のピュグマリオーン編集

オウィディウスの叙事詩『変身物語』に登場する。

キプロス島の王であり優れた彫刻家でもあったピュグマリオーンは現実の女性に失望し、巨大な象牙の塊から自らの理想を体現した女性の彫刻を作成、ガラテア(Galatea もしくは Galathea)と名づけた。天才彫刻家の手になるものだけあって血の通った人間と見まがうほど、今にも動き出しそうだという出来であった。それに満足したピュグマリオーンはまるで人間のように愛情を注ぐようになる。


その思い入れようは次第にエスカレートしていき、愛撫し、抱きしめ、口づけしたり、さまざまなアクセサリーや服を「プレゼント」としておしゃれさせたり、逆に一糸まとわぬ裸身の美しさを愛でたりするようなり、ベッドも共にするにようにもなっていった。重度のフィギュア萌えというところである。


そのあまりピュグマリオーン自身が次第に衰弱していき、これを見かねた愛と美の女神・アフロディーテがピュグマリオーンの願いを叶え、象牙の彫像であったガラテアは生命を授かり人間の女性となった。ピュグマリオーンはガラテアを自らの妻として娶り(架空のキャラがガチで「俺の嫁」になったわけである)、子供までもうけたという。


この物語、および『ピュグマリオーン』『ガラテア』といった名前は、詩・小説・舞台演劇オペラバレエ映画TVドラマ漫画アニメゲーム等々、多くの媒体で取り上げられている。


ガラテアに関してはガラティアガラテイアも参照。ただし、ガラテアと呼ばれるようになったのは十八世紀以降とのこと。Wikipedia記事


また心理学における『ピュグマリオニズム(人形偏愛症)』は『ピュグマリオーン』に由来する。


ちなみに、操り人形マリオネットフランス語における『マリア』『マリオ』の親愛形が語源であり、『ピュグマリオーン』は関係ない。


関連タグ編集

ギリシャ神話


人造人間 アンドロイド(ガイノイド)

人形 ゴーレム スタチュー フィギュア

画霊(二次元バージョン)

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