曖昧さ回避
- 1987年に日本テレネットから発売されたPC-88VA用シューティングアクションゲーム「神羅万象 超能力者たちの塔」。→ウィキペディアの記事へ飛びます
- 2005年から発売されたバンダイのカード付きウェハースチョコの事。神羅万象チョコが正式名称で、神羅万象と略される事が多く、pixivでも神羅万象タグの方が多い。
pixiv上では1のイラストは皆無のため、2の解説を行う。1に関してはウィキペディアのリンク先を参照されたし。
概要
バンダイより発売されているカード付きウェハースチョコ。
一つ定価105円(天地神明の章から定価108円)、
他の版権作品ウエハースは定価が120円位の物が多い(※1)ので、それを踏まえると安い。
2005年に第一章が発売され、それ以降は一年毎にシリーズが移り変わり、
2019年の最新シリーズは第十四章魔怒暴威都市。
基本的に一つのシリーズにつき3ヵ月毎に一弾〜四弾まで発売され、四部構成でストーリーが進んでいき、一年かけてシリーズ完結だが、魔怒暴威都市は異例となる前後篇構成である。
メインイラストレーターは原川光博(別名義:嘉原)氏。
巨乳や悪魔っ娘からロリ、ショタ、筋肉娘、果てはメカやケモノまで、多種多様なキャラが存在し、大きなお友達がホイホイされるデザインから、平成のビックリマンとも言われている。また、原川氏の特徴的な絵柄から、様々なキャラを神羅万象風に描いたり、オリカを作る絵師もいる。
なお、万物を意味する森羅万象はこの作品の場合、誤りである。
でも、一章や二章のエピローグでは似た意味で使われたりする。
2019年1月11日に7月発売の最終章で完結する事が発表された。
※1:例外が仮面ライダー(ガンバライジング)で、1個100円。因みにウエハースもチョコ味なので、生産ラインが同じ可能性もあった。近年は1枚ウエハースではなく、個別梱包型のツインウエハース(ウマ娘プリティーダービーなどが該当)もリリースされているため、もしかするとウエハーマンがどこかのウエハースに転生した…可能性もあるかもしれない。
関連商品
ウエハースチョコ版以外にも、フィギュア、カードダス、
シリーズ
第一章
主人公 | 聖龍王サイガ |
---|---|
新勢力 | 聖龍族・獣牙族・飛天族・鎧羅族・皇魔族 |
記念すべき第一章。
既に第一弾から幼馴染のライバルや片想い娘などの王道は勿論、精霊やウサミミ、ロリっ娘に兄を心配する王(女)など大きなお友達を大量獲得した。
ストーリーも主人公サイガが単身で戦争の裏を探るというストーリーが展開された。
神羅万象チョコスナック(番外)
ウエハースではなく、キャラメルコーン風チョコスナックを採用(製造は東ハト)。
数が出回らなかった一章第一弾のカードが「復刻版」として付属。
第二章
主人公 | 雷迅のリュウガ |
---|---|
新勢力 | 地上界(聖龍地域・獣牙地域・飛天地域・鎧羅地域・中央地域) |
新勢力 | 魔界・魔界(皇魔族)・大魔界・大魔界(皇魔族)・神魔界・神魔界(皇魔族) |
一章の約1,000年後が舞台。『聖龍王サイガ』の子孫である『雷迅のリュウガ』が主人公。
一章で『魔王マステリオン』が封印された聖龍石をめぐり、リュウガと他の部族王の子孫である仲間達が魔界で冒険を繰り広げる。
第三章
主人公 | 雷迅のリュウガ |
---|---|
新勢力 | 地上界(不明)・浮遊島・天界(創造神統治領域・破壊神統治領域・黄金卿) |
二章の3年後が舞台。主人公は引き続き『雷迅のリュウガ(三章ver)』。
邪悪な人間の魔導師『魔導王メビウス』の反乱を皮切りに、成長したリュウガたちと天界に住む破壊神との壮絶な戦いが描かれる。
冨嶽伝(0章相当)
主人公 | 聖龍太子フガク |
---|---|
新勢力 | (無し) |
第一章の主人公『聖龍王サイガ』の祖父、『黄龍帝フガク』の若き日の姿『聖龍太子フガク』を主人公とした外伝+一〜三章の復刻版カードによる番外編。
外伝というだけあってストーリー自体は非常に短く(冨嶽伝のカードは四枚(五枚)のみ)、冨嶽伝は一弾のみ。
神獄の章(4章相当)
第三章から更に800万年後の地上が舞台。主人公は輝煌士マキシ。
調和神によって封印されていた108匹の羅震鬼が何者かによって解き放たれた。
事態を解決するために地上に降り立った若き神マキシは羅震鬼たちと、彼らを解き放った張本人である親友ゼロと対立する。
冨嶽伝を間にはさんだため、三弾で完結。
王我羅旋の章(5章相当)
神獄の章から間を置かず、そのままストーリーが続く。主人公は輝煌士マキシ。
羅震鬼たちとの和解の道を歩むマキシたちの前に、地上侵略を目論む羅震獄の支配階級、王我血族が襲来する。
絶大な力を誇る王我血族の前にマキシとゼロは絶体絶命の窮地に陥る。
ゼクスファクター(6章相当)
今まで時間は経過しても地続きだった世界観がひとまず一新された。
広大な未開のジャングル「外海(げかい)」に囲まれた学園を舞台とした学園モノ。
過去シリーズに対する時系列は不明。
主人公は火群カイ。
本章から裏面のデザインが若干変更されている。
本作より白面九尾(狐)が無属性の独立した種族となった。
七天の覇者(7章相当)
ゼクスファクターから世界観を継承。
前作ではパートナーのポジションだった魂獣がメインの物語。
魂獣界の新たなる王を決める武闘会が舞台となる。
今作から7つ目の種族として隠神刑部(狸)が新たに加わった。
主人公は白面のサイ。前作のメインキャラ、イヅナの息子である。
この章から限定カードプレゼントキャンペーンが行われている。
この章では「覚醒キャンペーン」と呼ばれ、一部カードに記載されたシリアルをweb登録し、一定数のポイントを貯めることで限定カードが貰えると言う形式だったが、弾が進むごとに必要ポイントは多く、一箱あたりの封入シリアルポイントは少なくなるというえげつない形式だった。
大魔王と八つの柱駒(8章相当)
ソロモン大陸と呼ばれる世界での争乱の物語。
主人公は大魔王アーク。当初は勇者一行に討伐され、子供の姿となっている。
大魔王を倒せば平和になる、と思った人間たちだったが、逆に統制を失った魔物たちによる被害が大きくなり、魔王復活に協力する事になる。
この章ではwebでシリアルを入力し、くじ形式で限定カードが当たるキャンペーンの他、複数コンビニでの特典カード配布、コロコロコミック限定プレゼントなど多くのキャンペーンカードが存在した、コレクター泣かせの弾である。
九邪戦乱の章(9章相当)
8章から世界観を継承。
アークにより再統一されたソロモン大陸に、高度に発展した文明を滅ぼすという謎の邪神群が襲来。
彼らにより滅ぼされたオリンポスという世界の生き残り、灼炎のアポロが主人公。
タロットによる召喚という形で、過去登場したキャラクターたちが再登場している。
9章1弾で神羅万象チョコ1億個突破キャンペーンが実施され、
ランダム封入された当たり台紙でスペシャル版の灼炎王子アポロがプレゼントされた。
トップキャラクターズセレクション(番外)
あらかじめイベント会場やwebで行われたカード人気投票を元に、男性部門、女性部門、その他部門それぞれの上位10枚のカードを全てホロ化。さらに各部門1位のキャラクターには描き下ろし新規イラスト版を用意し収録したもの。
カードすべてがホロと言う事もあり、この弾のみ価格が150円ほどと通常より高くなっている。
天地神明の章(10章相当)
9章からさらに世界観を継承。
主人公は邪神との戦いの直後に蘇った魔導神メビウス。
邪神群を生み出した者の存在を探るため、天界へと侵入した彼の前に伝説の部族王が立ちはだかる…
歴代主人公夢の共演、が最大の売りとなっている今章。
一弾ではメビウスの他に、ライセン・シオン・サイガ・クオン・シリウス・ポラリスといった一章ゴールデンメンバーが復活。
二弾では天界側戦力としてマキシ・ゼロ・オウキが、メビウス側としてカイ・サイ・イヅナ・ナイアーラ・ディルクルムとどちら側でもないマステリオンが復活。
三弾では、二弾と合わせ天界最高戦力「十天闘神」が勢揃いし、メビウス勢力との一大決戦となる。
四弾では十天闘神が倒れた(と見せかけた演技なのだが)事でようやく正体を現した真のラスボス邪神帝シンラ・メルタ・トロスに対し、その洗脳支配を受けていた調和神バランシールがようやく解放。その力を分け与えられた歴代8人の主人公が「八大神羅神」としてパワーアップ。かつて無い程の圧倒的かつ一方的な勝利を収める。
戦いの後、八大神羅神は協力して一つの新世界とそこを治める一人の神を創造する。
そして自分達は旧世界とともに別次元の彼方へと去り…
これまでの10年を締めくくり、新たな章の幕開けとなった。
一鬼火勢の章(11章相当)
八大神羅神が創造した新世界が舞台。
鬼人、魔人、獣人、鋼人の四種族は四つの国を築き、天下統一の覇権を巡って争う戦国時代を迎えていた。
その戦乱の中、主人公真城火牙刀は謎の少女ヒカリと運命の出会いを果たす…
今回は台紙にシリアルが記載され、それを公式サイトで入力すると天水晶ポイントが貯まり
貯まったポイントに応じて好きな景品を選べる「天水晶交換便サービス」が実施された。
プレミアムバンダイと連動したサービスだったが送料が別個でかかってしまうため、
あまり評判は良くなかった模様。ゴッドレア・コラボカードとともにこの章のみで姿を消している。
色紙ART 神羅万象(番外)
バンダイの食玩・色紙ARTシリーズに待望の参戦。
歴代主人公のパッケージアート11種、一鬼火勢の章外伝4種、カップリングセレクト5種、ガールズセレクト3種、金色箔押しアート(レア)1種の計24種となっており、
その内パッケ絵とカイ&イヅナのカップリングを除く12種が描き下ろし。
幻双竜の秘宝(12章相当)
11章から世界観を継承。
鬼龍、天魔、獅童、鉄機の四ヶ国の外側で、新たに発見された新大陸が舞台。
主人公は冒険野郎ヴァン・クロウ。
仲間とともに各地の遺跡を冒険し、異形の神々やライバル冒険家、そしてかつて自分から翼と両腕・かつての相棒を奪った怨敵と再会することとなる…
一億個キャンペーンと同様当たり台紙が封入され、送るとスペシャルカードが貰える
「引き当てろ!金の紋章キャンペーン」が実施。
神羅万象チョコ 傑作選(番外)
歴代キャラクターから主人公・敵ボス等重要人物をメインに復刻セレクトした番外編。
トップキャラクターセレクション同様、すべてのカードがホロカードとなっており
価格も同様に多少割高になっている。
カードの裏面にはダイジェストストーリーが記載され、新規ユーザーに向けた商品となっているが
目玉は二章当時のキャンペーンでプレゼントされた「封印魔破・聖龍石」の復刻だろう。
流星の皇子(13章相当)
2017.3.13始動。
主人公は亡国の皇子流星王ギンガと、その宿敵魔皇帝メギドの息子龍征皇子シグマ。
仙界と呼ばれる世界での騒乱。
かつてメギドに国を奪われたギンガの帰還、メギド討伐までを描いた1弾~2弾、
メギド乱心の真相を知ったシグマと影で暗躍していた妖魔族との戦いを描いた3弾~4弾と
初のW主人公構成と言っていい物語になっている。
魔怒暴威都市(14章相当)
魔怒暴威都市(マッドボーイシティ)<逃亡編>2018.7.16始動。
主人公は凄天星エン。舞台は世紀末の大天災によって荒廃した大地で、
暴魔族によって支配されたオアシスの街「ギルシティ」からの脱出劇が描かれる。
今章は前後編の2弾構成となっており、後編である<激突編>は2019.1月発売。
界顧録(最終弾)
2019.7.29発売。
「15年の時を経て 神羅万象、ここに完結。」
過去作の主要キャラから22種をピックアップしてオール描き下ろし、
そしてシリーズ最後の登場人物「絵本を読む少女」にて15年続いたシリーズは終了。
関連イラスト
関連タグ
神羅万象500users入り 神羅万象1000users入り
アニマギア:販売形態は異なるが、バンダイオリジナルの後継作品。
超獣戯牙ガオロード:販売形態と絵師が共通しており、同スタッフの続編ともいえる。