筋肉娘

きんにくむすめ

筋肉娘とは、一般女性と比べて筋肉の量が多い女性のイラストに付けられるタグである。

目次[非表示]

3 主な筋肉娘（または筋肉質に描かれることの多いキャラ）

4 関連イラスト

5 関連タグ

6 他の記事言語

「あの女ゴリラに護衛なんか要るのか？」
―攻殻機動隊トグサ

解説

美しい筋肉は、男性だけのものではない。筋肉娘とは、健康的で力強い肉体美を持つ女性キャラ、そのイラストである。
海外ではアマゾンという。

動物のオスとメスで身体の外見に大きな違いが現れることがある。これを性的二形と呼ぶ。
ヒトの場合も受精卵から胎児に成長する段階で第一次性徴が始まる。この時の成長は外生殖器の形成だけで外見の違いは、それほど大きくない。
その後、ヒトが成長すると男は精巣、女は卵巣が発達し、性ホルモンが分泌され、外見の違いとしてヒゲや陰毛、乳房や筋肉の発達が始まる。これが第二次性徴である。
なお、漫画やフィクションでは、壮年以降に体つきが更に変化することを第三次性徴と言う。

トサカがある、身体の大きさが倍以上違う動物などに比べれば、ヒトの性的二形は、緩やかである。
男でも女より背の低い人、筋肉の着いていない人もいる。しかし女が男と同じトレーニングを行っても身体で作られるホルモンの違いから筋肉が着かない、あるいは生理不順になるなど体調を崩す危険がある。
このため筋肉の着いた女性は、トレーニング以上に生まれついての体質が特殊であることが言え、男性に比べて少ない。

ディスカバリーチャンネルの様々な性的嗜好をとり上げる番組倒錯の心理（以下心理）では「筋肉崇拝」と呼ばれイタリア国内に推定400～600人該当者が居るとのこと。
単純に人口比で当てはめると、日本国内には800～1200人となるが、ネット上等での関連コンテンツ量や、後述の才木氏が（プロレスラーだけでなく）アイドルとしても活動が成立するだけの需要ある（心理では「普通、男性は女性に（肉体的）逞しさを求めないと解説）ことから推測するにどう考えても、少なくとも国内には愛好家がもっと大勢居そうである（心理では該当範囲を相当厳密にしているのかもしれない）。

イラストとタグの傾向

腹筋がうっすら割れるなど「筋肉が感じられる」という程度から、ボディビルダー並みかそれ以上に筋骨隆々な女性まで、その程度は様々である。
しかし非現実的な凄まじい筋量であっても、その多くは「顔の造作が女性である」「おっぱいがある」「ウエストがくびれており下半身が広い」といった点で、単なる男性体型化（下半身が小さく肩の張った、いわゆる逆三角体型）とは異なる。
この「女性らしい体型」（特におっぱい）と「筋骨隆々」は現実には二者択一になりがちであり、これを両立させる「筋肉娘」は、二次元ならではの夢のある表現と言えるだろう。

このタグが付されるイラストには「男性化・筋肉化して笑いを取ろう」というネタ絵的要素は少なく、「女性の筋肉美・健康美を愛でる」「筋肉女性と可愛い（美しい）仕草とのギャップに萌える」などの嗜好・フェチに基づくものが大多数である。
なお、類似タグ「筋肉女」との区別はあいまいだが、2017/09/22時点で「娘」21183投稿に対して「女」1461投稿と「娘」が10倍以上の差で圧倒している（両者とも部分一致・R-18、R-18G作品含む）、なお「筋肉女」タグは投稿者自身が付けている場合が多いように見受けられる。

マイナス検索用タグとして

当タグは性的ニュアンスを含んだタグであり、R-18扱いのイラストが半数近くを占める。また親タグである筋肉は、その特性上男性同性愛的傾向の強い作品に付けられる事も多い。
その為、ジャンルや利用者のセクシャリティ的棲み分けの為にも、マイナス検索用タグとして、当タグに属するような作品を投稿する際には筋肉タグのみでなく、当タグや筋肉女タグを付ける事が望ましい。