ゲーム概要
千年戦争アイギスとは、FANZAGAMES/DMMGAMESにて配信中のタワーディフェンス型のブラウザゲームである。
2013年11月に正式サービスを開始した。サービス開始当初はR-18ゲームであったが、後に後述の一般版がDMMGAMESでリリースされた。
中世をモチーフにしたファンタジー世界を舞台に、プレイヤーは祖国奪還と魔物討伐のためにゲームを進めていくことになる。
愛称は「アイギス」。
主にタワーディフェンスとしての完成度が評価されているが、FANZAGAMESで提供されている以上はエロゲである。
女の子のユニットには好感度があり、寝室に呼んでプレゼントを送ることで好感度が上がっていく。
そうして一定の好感度に達するとエロシーンを見ることができる。ついでに能力値も上昇する。
(むしろエロシーンの方がおまけ)
2023年12月現在、FANZAGAMESの中で最古参作品に。開始当時のライバルだった作品も次々と終了し、気が付くとアイギスが最古参となっていたのである。
2023年には10周年を迎えるのだが、アイギスの同期作品は一般版の艦隊これくしょんのみという展開に。
本作に関しては、超タワーディフェンス祭りでのコラボプレイアブルなどで勘違いされるかもしれないが、キャラクターボイスは未実装(艦これもボイスありなので、尚更驚かされると思うが)である。
(ドラマCDや超タワーディフェンス祭りでのプレイアブルなどでボイスが追加されるケースがあるが、こちらの方がアイギスにとってはレアケース)
一般版について
2014年8月、アイギスの一般版がDMMGAMESにてリリースされた。今までアイギスをR-18という理由等でお勧めできなかったプレイヤーにとっては非常に大きい。
(こうした経緯もあって、本家R-18版は一般版との区別を明確にするため「千年戦争アイギスR」に改名された)
一般版のRとの差異は女性ユニットとのエロシーンが削除され、男性ユニットと同じ形式の会話イベントに差し替えられたことのみで、ゲーム部分は全く同じである。
プレイデータも一般・R-18でリンクしており、同一アカウントならどちらでログインしてプレイしても両方のデータに反映される。
(女性ユニットの好感度も共有されているので、Rで好感度イベントを見たユニットは一般版の回想で会話シーンも見ることが出来る。逆も同様。)
一般版の会話シーンはR-18版とは違った内容で、単にエロを削っただけではない別物となっており、キャラクターを理解する助けになるため両方見ておくと良い。
なお、これまでに数回一般版のみで参加できるイベントが開催されているが、R版のプレイヤーも同アカウントで一般版にログインすれば参加出来るし、報酬もR版に持ち越される。
(後述する一部作品とのコラボに関しては、当初はR版への持ち越しは出来なかったが、後に同性能の代替ユニットとして使用可能となった。)
ただし、DMM.comのアカウントその物が18歳未満には取得できないので、間違ってもお子様には勧めないように。アカウントを貸すことも禁止されている。
千年戦争アイギスA
2015年12月24日、iOS対応版としてAppStoreからリリースされたバージョン。
PC/Android版のアイギス/アイギスRと一部データ共有が可能だがその場合はDMMアカウントとの連動が必要となる。
ただし、DMMのアカウントは上記の通り18歳未満には取得できないので、その場合は連動が出来ない。
交流イベント等は一般版をベースとしているがAppStoreの規制に対応するため一部キャラクターの露出度が下げられており、そのためレーティングは12歳未満禁止と低めに抑えられている。DMM版は元々がエロゲなせいか一般版でもノーブラ&下乳丸出しや、スカートをはいておらずパンツ丸出しなどのコスチュームのキャラもおり、露出度が下がったバージョンのほうが違和感がない場合もある。なお、現在ではアップデートにより、DMM版の絵をアイギスAバージョンの絵に切り替える事が可能になっており、電車内など不特定多数の目に触れる環境でも安心の仕様となった。
一方規制の関係でサービス開始当初はアイギス/アイギスRで実装、または覚醒が追加されたばかりのキャラクターがアイギスAで使用可能になるまでに若干のタイムラグが発生した。
アカウントを連動した場合所持ユニットやミッションの進行状態などのプレイデータもリンクするのだが、課金アイテムに関してはPC/Android版で使用されている青い色の神聖結晶ではなくアイギスAでのみ使用可能な神聖結晶(赤)を別途購入することになる。
購入以外ではスタンプカードなどによって配布される結晶もアイギスAで受け取った場合は神聖結晶(赤)として扱われる。
ほかにもイベントやキャンペーンの内容も独自のものになる場合があり、Twitterによる告知もアイギスA用の別アカウントにて行われている。
特にプレミアム召喚におけるピックアップ対象が異なる場合があるのでピックアップの確認や必要になる神聖結晶の違いなどには注意したい。
さらにアカウント連動をすると同じアカウントで一つ目のデータのほかにもう一つ新たに遊べるようになる。両方のデータに課金する利点はないが、すでに片方に課金している人は無課金で、無課金ならイベントを気にせずガチャを回せるなど遊びの幅が広がる。
2018年11月15日にはGooglePlayストアでも配信を開始。
ゲーム紹介
ゲームシステム
基本プレイ料金無料のPC/Flash用ブラウザゲーム。
タワーディフェンスにはいくつか種類があるが、アイギスはその中でも設置型と呼ばれる種類のタワーディフェンスゲームである。基本的に戦略を立てる力が必要だが、イベントには必要資金力、報酬、難易度などの当たり外れがあるため、プレイヤーにはイベント参加不参加の見極めも求められる。むしろ戦略は動画を参考にすればよいだろう。
ささやかであるが、ゲーム内でのプレイヤー間での交流が一切ないのも特徴である。ネトゲで協力者を募ったり挨拶を返したりが煩わしいと感じる人にもオススメである。他プレイヤーとのコミュニケーションの手段としては、掲示板や動画サイトなど外部での交流がメインとなる(一応公式掲示板もあるが、参加してもメリットは全く無い)。
他のDMMゲーには珍しくプレイヤーごとの特徴や戦術があらわれ、さらに攻略動画の需要も高いため、動画サイトでの投稿も活発化している。ニコニコ動画やtwitterでは、一時期総合トレンドタグ一位になる偉業を成し遂げた(イベント:大地に眠る召喚獣中など)。
2014/12/30にはDMMランキング一般・R18・スマホで1位という快挙を成し遂げる。(結晶増量キャンペーン、曜日1.5、マツリの確率アップ、GR中などが理由)
サービス開始から1年と1カ月がたち、ようやく3冠達成である。
他にも2ちゃんねる(正確にはBBS.PINK)では本スレの番号が2016年1月7日に5000を突破した。
最初にスレが立ったのが2013年10月29日。およそ2年と2ヶ月で5000を達成した。1日にスレが6つくらい進んでいる。
戦闘
- ステージ上には魔物が通ってくる道、防衛地点となる拠点、そしてユニットが配置できるポイントがある。
- 魔物が拠点まで到達してしまうと、各ステージごとに定められたライフが1点減る。ライフがゼロになると攻略失敗。
- 逆に言えば、必ずしも敵を全滅させる必要はなく(ライフ1のミッションを除く)、また味方が全滅してもライフさえ残っていればクリアは出来る。
- ミッションクリアで☆が一つ、敵を全滅させると☆一つ、ゲストキャラクターを含む味方ユニットが一人も倒されなければ(撤退、及び撤退扱いでユニットが倒されるのは可能)☆が一つ獲得できる。合計で☆3つで完全クリアとなる。
- 完全クリアした場合は獲得ゴールドが1.5倍、初めての時には神聖結晶1つが貰える。
- ユニットには近接型と遠距離型がおり、ユニットが配置できるポイントも近接用と遠距離用に分かれている。
- ゲームが始まると出撃コストというものが表示され、これが約1秒に1ずつ増えていく。
- 防衛地点を守るためにユニットを配置するには、ユニットごとに設定された必要コストを消費しなければならない。
- しかし最初のコストは少ないため、基本的に弱いユニットしか配置できない(そのため、低レアリティのほうが有用な場面も多々ある)。
- 増えていくコストや変化する敵の編成に合わせてユニットを追加・交換しながら拠点を守り切るとステージクリアとなる。
- 1ミッションでの最大出撃ユニット数は15人に王子が必ず入り16人となる、同ユニットを複数入れても構わないので、「王子以外15人全員が○○」という極端な編成も可能。
- ただし、余程強力なユニットか簡単なミッションでもなければ、ソルジャーやメイジ、ヒーラーなどを平均的に構成しないとまずクリアできないので、ウケ狙いなネタではある。
- 基本的に撤退後の再出撃はできない。また、一度配置するとそのユニットを別の場所に再配置することもできない。撤退時には配置に使用したコストの半分が回復する。このため、どの場面でどのユニットを使うかだけでなく、その後の展開も見極めて配置を形成する戦略性が求められる。
- ただしワルキューレや魔神等の一部のクラスやキャラクターでは「撤退時に配置に使用したコストが全て還元される」「撤退後、一定時間で再配置が可能」といった能力を持つユニットも存在する。
また、コストは時間だけでなく、特定のスキルで補充したりすることもできる。
育成
- ステージクリア時に入る経験値でレベルアップする王子を除いて、ステージクリア後に手に入るユニットを合成することでレベルが上がる。
- 合成は1ユニットにつき一度に四体使用することができる。ここに「聖霊」と呼ばれる合成専用ユニットを加えることで、得られる経験値に倍率がかかる。
- 極端な話、一度も戦闘に出すこともなく、レベルカンストにすることも可能。
- 合成にはお金が必要であり、毎週月曜日にあるお金稼ぎミッションは、数多の王子のすさんだ心をいやす稼ぎ場となっている。
- 時折手に入るプレゼントやお酒をユニットに渡すことで、女性なら好感度が、男性なら信頼度が上がり、ステータスも上昇する。何が上がるかはキャラによって様々で、基本的に女性キャラは好感度によるパラメータの上昇が大きく、男性は信頼度によるパラメータの上昇が女性ほど大きくはない代わりに、素の能力値が高めになっているため、信頼度をあまり上げていなくとも戦力になる。好感度・信頼度が一定値を越えると、各キャラ2種類づつ用意されたイベントシーン(R18版なら女性は寝室シーン)が見られる。
- 一部を除く、レアリティが銀以上のユニットはレベルを30以上にすることでクラスチェンジ(CC)が可能。CCにはクラスごとに決められたユニットが3体+同レアリティの聖霊が必要となる。CC後はレベルが1に戻る。
- プリンセスなど一部のクラスを除いて、CC前は好感度を50までしか上げれないので、2度目のイベントシーンを見たい場合はたとえ戦力として使わなくてもCCさせる必要がある。
- レアリティが金以上のユニットはCC後のレベルを上限とし、好感度(信頼度)もマックスにすると覚醒が可能となる。覚醒すると立ち絵やドットのグラフィックが変化する。(現在未実装のキャラも居る)また、新たに「覚醒スキル」というキャラクター固有のスキルが付与される。キャラクターによってはそれらに加えて更に既存のスキルが変化するものも存在する。
覚醒後は一旦パラメータが低下するが、ある程度のレベルまで上げると覚醒前のパラメータを上回るため、結果的にキャラクターが強くなる。その代わり覚醒条件や素材についてはCCよりも更に厳しいものとなる。
現在ではスキル覚醒というシステムが実装されており、覚醒したキャラクターのスキルレベルが最大値であることを条件に「特定のデメリットと引き換えにスキルを別の性質、効果を持つものに変化させる」事ができる。スキル覚醒によって変化するスキルは既存のものより癖が強いものが多く、「使う度に強力になるもの」や「初回の発動のみ効果が変化するもの」、「使用可能になると自動で発動するようになるもの」等、プレイヤーの工夫が試されるものになる。
こちらは通常の覚醒と違い、スキル覚醒の精霊と呼ばれる専用のユニットと資金さえあれば、キャラクターが条件を満たしていれば行うことが出来る。
また、以前は一度スキル覚醒してしまったら戻すことができなかった上、一長一短の性能の物も多く、初回発動時間も伸びるために慎重な選択を求められたが、アップデートによって元のスキルに戻すこともできるようになり、攻略するミッションに合わせた選択が可能になった。
ユニット
このゲームではユニットのレアリティに関係なくゲームを進めることができ、そこも人気の一つである。
(低レアリティのユニットは出撃コストが低く設定されているため、完全に高レアリティの下位互換とはならない)
他のソーシャルゲームが「リアルマネー≧運」であるのに対して、このゲームは「愛>努力≧リアルマネー≧運」である。そのため、課金をそこまで強いられないのがひとつの特徴。
ただし、召喚(ガチャ)で登場する高レアユニットが欲しい場合はもちろん話は別で、ものすごい強運の持ち主でなければ神聖結晶(いわゆるリアルマネー)の投入を強いられる事になる。
ステージクリア報酬やログインボーナスなどで、無課金でも侮れないペースで神聖結晶が手に入るが、無課金や微課金の場合はそれらは育成やイベントに費やしたほうが賢明ではある。(もちろん全部ガチャに突っ込んでいく猛者も一定数居る)
期間限定イベントでも金やプラチナ、時にはブラックのユニットを手に入れることができる。
イベントユニットの入手自体は簡単に可能で、そのユニットのコスト低下やスキル強化のためにイベントを進める、という形をとっている。
総合的に見ればイベント産ユニットとガチャ産ユニットは対等と言ってよく、ガチャを回さなくとも時間を掛ければイベント制覇に十分な戦力を揃えることができ、無課金でも戦っていけるようになる。
ただし、各イベントの終盤は相応の難易度が設定されており、銀ユニットメインで攻略するなら万全の育成と十分な戦略がほぼ必須。
ゆえにユニットが育ちきっていない序盤は育成が最優先となり、イベントは育成(レベル上げ)には寄与してくれないため、ほとんどの場合イベント放棄は避けられない。はじめたて王子にはその時点のイベントキャラの十全な状態での入手は至難の業である。前述の通り入手するだけなら可能なので、寝室シーンが見たいだけなら問題ないが。
また、某DMMゲーにのっとり、「〇〇を描けば、〇〇が出る」という都市伝説がある。「エロい絵ほど出現率UP」との噂も。真偽のほどは定かではないが、やってみてもいいだろう(むしろお願いします)。
そういった影響もあるのかは不明だが、R-18のイラストも多いので閲覧する際は注意されたし。
ストーリー
“魔物によって祖国を滅ぼされた王子(プレイヤー)は亡き王の遺言のもと、女神アイギスの奉られている神殿へと向かう。女神アイギスの命により、召喚されたユニットたちとともに魔物を倒し、祖国を取り戻す旅が始まる。”
というのが序盤のストーリーである。ストーリー後半(さらに追加予定なので実質中盤)では祖国を取り戻し、各地へ遠征して魔物を倒す旅をしている。
「本筋」と言える部分はストーリーミッションに割り振られているので、イベントでは南の島へバカンスに行ってみたり(このあと滅茶苦茶セックスした)、吸血鬼の女の子の願いを聞いたり(このあと(ry)、竜の一族を強襲したり(この(ry)、迷子の幼女のお守りをしたり(こ(ry)とシリアスなはずの世界観でわりと自由に生きている。たまにシリアスな内容が展開される場合もあるが。
なお1周年記念のイベント内で、ゲーム内の時間においても、祖国が滅ぼされてからちょうど1年としており、その間大小合わせて1週間に1度以上は国内及び国外で戦闘になっている計算となる、
ちなみに、オープニングでちょっと不安なフレーズが出てくるが陵辱、寝取られ、モンスター姦などの要素は無い(亜人の女の子とのシーンはある。また、軽いSMプレイ程度の物やちょっとした触手モノなんかもキャラによっては存在する。それ以外のプレイなら多岐に渡る)。R18版のイベントシーンは全て王子と好感度を上げた女性ユニットとのらぶらぶHである(ちょっと倒錯的な娘も居るが)。なお当然ながらコラボキャラは別で、原作主人公とのHである。
また、男女共に色々とゲーム中ではあまり語られない設定などもあり(○○と○○が姉妹、○○と○○が師弟、或いは上司と部下)それらは時々イベントや好感度によるイベントシーン等で語られることも在る。女性の場合はキャラによってはR-18版シーンの前後に一般版シーンの話がつながっていたりする。
また、このゲームがほかのタワーディフェンスやDMMのゲームと比べて二次創作が盛んな理由は登場するキャラの多さとそれぞれの個性がはっきりしているところ、そして考えて動かすために必然的に愛着がわくところがある。長い期間使っていたキャラクターには愛情がわく(もちろん役に立たなければ使われなくなったりはする)。
ユニットについて
レアリティ
- アイアン(鉄)
最も低いレアリティ。レベル上限は30でCC不可。最序盤を除けば戦力となることはほとんどない。銀レア・金レアのCC用素材として要求される。聖霊を除いて、男のみ存在。一部を除いてキャラは全て無名。
普通にプレイしていると育てる意味は無いのだが、過去のイベントにて「アイアン以外出撃不可」と言うミッションが存在し、多くの王子が慌てて育成に着手するという珍事があった(これまでの所、序盤のストーリーミッションで容易に入手できる低レベルユニでもクリアは出来たが)。
- ブロンズ(銅)
コストはアイアンと同じで、アイアンより少し強い。レベル上限は40でCC不可。このレアリティからキャラによっては二つ名と固有名、固有グラフィックがつき始める。
銀レアの戦力が充実するまでの序盤の穴を埋めるのに役に立つ。未CCの銀に対してなら一部の能力が上回るユニットもいるため、戦力が整った後でも意外な使い道を見い出せることも。
竜人というごく一部の例外をのぞき、CCや覚醒用の素材にもならないため、中盤以降は合成で経験値にされる。
アイアン同様に聖霊を除いて男のみ存在するが、大討伐イベントで総討伐数によりレアリティが変わるユニットが一時期、銅の女性として存在したことがある(海賊モーレットとルイーズが最初は銅だった)。
- シルバー(銀)
聖霊を除く女性ユニットの最下級レアリティで、この辺りから主力として末永くお世話になるユニットが多々出てくる。ヒーラーなどの重要職も登場し始める。
このレアリティからCCが可能となる。レベル上限はCC前が50、CC後で55。戦闘中に使えるスキルを身につけていること、好感度(信頼度)によるステータス補正が付くようになることから、戦闘力で銅以下を大きく引き離すようになる。
サービス開始から長らくレベル上限は50だったのだが、2016年6月のメンテでCC後のレベル上限が55に引き上げられ、カンストすると金以上の覚醒ユニでないと持てなかったアビリティが付与されるようになり、戦力がさらに充実した。
金以上のユニットが編成の中心になるとさすがに出番は減っていくが、今度はCC・覚醒用素材としてある意味ずっとお世話になる。男女比は大体半々くらい。
入手の容易さと低コストという利点を活かして、コストの少ない序盤からラッシュが厳しいミッションで採用される事もある。一部ユニットは戦力的にはイベント最深部でも十分使えるポテンシャルを持つため、攻略動画で多用される者だけでも育成しておくと便利。
- ゴールド(金)
ここから覚醒・スキル覚醒が可能となる。CCで要求される素材は銀レアと同じなので、育成はし易い。聖霊の供給もそれなりに得やすいので、シルバー勢が育ったら腰を据えて育て始めたい。
白と比較するとステータスは若干見劣りするが、非常にクセの強い一点突破型のスキルを与えられることが多く、ときには白も喰ってしまうほどの活躍を見せる。
ちなみに、覚醒の素材として要求されるのは、CC前の金か、CC後の銀である。つまり覚醒素材として使うこともできる。ここから男女比が女性に偏り始めてくる。
現在では新たに第二覚醒がこのレアリティから実装されている。
覚醒済みユニットを特定のユニット、アイテムを使用する事で、さらなるクラスへと覚醒する事が可能となっている。
まだまだ実装されているクラスは少ないが、今後可能になるクラスや、それに伴う新たなグラフィックを実装していくとのこと。
- プラチナ(白)
イベント報酬のキャラの大半がここにあてがわれるため、このゲームで最も数が多くなるレアリティ。
過去イベントの復刻ミッションが日替わりで挑戦できるようになったため、入手するチャンスも大幅に増えた。
ガチャユニに関しても、レジェンドチケットや、いわゆる天井ガチャが実装されたことにより、2016年以前と比べれば、格段に入手しやすい状況となっている。
金と比べると、同じスキルでも配置後からスキル発動できるまでの間隔が短く、好感度ボーナスで上昇する能力も増えるため、しっかり育てば戦力の中核を担う存在となる。初期のイベント産ユニットを除き、ガチャ産ユニットよりもスキルレベルの上限が高いので上げるのが大変だが、入手の容易さからコストは下げやすいため便利。
反面、CC用素材で要求される銀ユニットが1体ではなく3体となり、対応する聖霊が金以下と比べて入手しづらく(手に入るユニット数の関係で、入手できるユニを全員育てようとすると、特に無課金は白聖霊は全然足りないが、上位の黒聖霊は余る、ということにもなりかねない)、レベル上限があがることで覚醒に必要なカンストまでが遠かったりと、格段に育成し辛くなる。シルバーの戦力すら整っていないような段階では、イベントで入手しても育成は後回しにするのが無難。
ここまでくると殆どが女性キャラ(イベント報酬ユニットが基本的に女性であるため)。現在実装されているプラチナの男性キャラは少しずつ増えているものの、あまり多くない。
イベントと同時に新職業が実装されることもあり、そういった意味ではクラスの種類も多い。
実装された職業はここから金や銀、黒に新キャラが実装されていく形になることも。
- ブラック(黒)
最上級レアリティ。
ステータスは順当に高い程度だが、スキルが配置後1秒で使用できる、アビリティが覚醒前から付いている、ぶっ飛んだ性能のスキル持ちなど白以下とは隔絶された能力が与えられている。
その分入手は非常に困難で、プレミアム召喚で出る確率は3%(ゲーム内資金を使うベース召喚では0.003%程度。言い換えると「出る可能性はある」ということでもある)。現在では天井の実装により確定出現枠があるため、2016年以前と比べれば入手は格段に楽になった(が、ピックアップ召喚のすり抜けや、複数ピックアップも存在するため欲しいユニットがなかなか当たらない事も)。
イベント報酬として出る場合も、最もリソースを要求される収集式イベントでのみ登場する。交換所にて配布されているこのレアリティのユニットも、必要数のアイテムがあれば確実に手に入るが、大量の交換用アイテムを要求される。
また、レベル上限までの必要経験値の高さと聖霊の集めにくさ(前述のようにそもそも手に入っていない場合は余るが)から育成にも苦労が伴う。
このレアリティに該当するキャラクターの数も他レアリティに比べて少なく、そのうちの現在実装されているブラックの男性キャラは召喚では出現しない特殊な3名のみで、他は全員女性キャラ。
高レアリティの特権として、白と金では固定されている第二覚醒先のクラスが、黒は2つのクラスのどちらかを選択して覚醒することができる。
さらに、黒を第二覚醒させると初回のみLV1の同ユニットがプレゼントされ、もう一人育てて別のクラスに覚醒させる事もできる。
当然、育成にかかるコストも二倍ではあるが。
現在はランク10とランク25に到達するとプレミアム召喚で入手できる一部のブラックユニットを1体が確定で貰えるチケットが配布されるので昔に比べてブラックユニットを使用しやすい(当然、数を揃えるにはプレミアム召喚で当てるしかないが)
- サファイア
小説や雑誌の特典、イベント限定配信などの特殊なユニットに使われるレアリティ。性能的には白と金の中間あたり。
同レアリティの聖霊がいないため、育成は「苦行」「黒以上に困難」とも言われたが、聖霊女王(全てのレアリティに対応する特殊な精霊)や、ごくまれに配信されるサファイア聖霊リーベの登場により、若干解消されている。
現時点で女性のみ存在。
- 聖霊
各レアリティに存在する合成用のユニット。
同レアリティであれば2倍、レアリティが違う場合は1.5倍の経験値倍率が得られ、聖霊を複数使用すると使用した数(最大3体)に応じて倍率が上がる。
例えば同レアリティの聖霊3体を使用すると2×2×2で8倍となり、余った1枠分で使用するユニットの経験値に8倍の倍率がかかる。経験値が200なら200×8で1600の経験値が得られる。
聖霊そのものには経験値がないため、聖霊四体による合成はできない。
同レアリティのみ使用できるそれ自体が大量の経験値を持つレベルアップ専用の聖霊も存在する。
また、それ意外にも覚醒やスキル覚醒に必要な素材となる専用の聖霊や、スキルレベルを上げるもの、コストを下げるもの、復刻キャラ用限定の聖霊など様々なものが存在する。
スキルレベルを上げる為の聖霊は以前は稀少だったが、名声報酬の実装やイベントログインボーナス等での配布機会が増えたため、スキルレベル上げは以前よりも楽になった。
第三兵舎までを購入していると、この聖霊専用の預かり所が設置されて兵舎の圧迫が軽減されるため、無課金でも早めに開放したほうが良い。
性別
アイギスでは結構な割合で男性ユニットが存在する。特に序盤に主に入手することになる、レアリティ鉄および銅の下級クラスユニットはほぼすべてが男性となっており、序盤はどうしても使わざるを得ない。また、男性は女性より合成時に得られる経験値が多いという違いがあり、特に銅以下のユニットは中盤以降は専ら餌として扱われている。
女性キャラでの「好感度」にあたる「信頼度」を上げる酒アイテムの入手には難がある(一部の緊急ミッションを除けば、週に一度の曜日限定ミッションでしか入手できない)為か、大体の男性ユニットは女性ユニットに比べ初期ステータスで上回っている。
男性ユニットの追加ペースは女性に比べて目に見えて少なくはあるが、決して無視できない存在感を放っており、2016年6月には初の報酬が男性ユニットなイベントが行われたりもした。
また、時々「男性出撃不可」や「女性出撃不可」といった条件が提示されるミッションも存在するため、どちらも育てておいて損はない。
ただし女性に限り、「ウィッチ系」や「ワルキューレ系」といった(名称的にも)女性しか居ないクラスが一部存在する。
キャラクター一覧
※ユニット一覧は『千年戦争アイギスのキャラクター一覧』の記事を参照
主要キャラ(一部抜粋)
本作の主人公であり、プレイヤーの分身。
魔物に王国を滅ぼされており、ここから彼の世界を救う戦いが始まる。
王子の秘書役として隣に寄り添う女性。
本作のナビゲーションキャラとして王子を引率していく。
過去に何回かユニット化されており、様々な衣装のバリエーションを持つ。
千年戦争アイギスの世界における女神の一柱。
かつて『千年戦争』と呼ばれた戦いで、英雄王と呼ばれることとなる一人の戦士に加護を与えたり、その身を依り代に魔物を封じたりと人類に協力している。
キャラクタープロファイル
2015年7月24日にキャラクタープロファイルが発売された。
ゲーム内には図鑑機能がないため、キャラクターの説明はこの本からされることとなる。
主に公式絵師による書下ろしイラストとキャラ設定で構成され、絵を描く人にはうれしい身長なども記載されている。
しかしキャラ設定はかなり短文であり、一部現ゲーム設定とはつじつまが合わないところもある。
特典として、キャラクターがゲーム内で貰えるシリアルコードが付属されている。
タイトル | 発売日 | 特典ユニット |
---|---|---|
千年戦争アイギス キャラクタープロファイル Vol.1 | 2015年7月24日 | 魔物使いスイル |
千年戦争アイギス キャラクタープロファイル Vol.2 | 2016年3月31日 | 堕天使パフィリア |
小説化
2014年11月29日にファミ通文庫から小説版「月下の花嫁」が発売された。
特典として、小説に登場するキャラクターがゲーム内で貰えるシリアルコードが付属されている。
また、同じくファミ通文庫から白の帝国をメインに据えた「白の帝国編」が発売。こちらにもシリアルコードが付属している。
タイトル | 発売日 | 特典ユニット |
---|---|---|
千年戦争アイギス 月下の花嫁 | 2014年11月29日 | 月姫カグヤ |
千年戦争アイギス 月下の花嫁II | 2015年3月30日 | 庭番女官ヒカゲ |
千年戦争アイギス 月下の花嫁III | 2015年8月29日 | 姫騎士パテル |
千年戦争アイギス 月下の花嫁IV | 2015年12月26日 | 魔狼巫女プニル ※ |
千年戦争アイギス 月下の花嫁V | 2016年04月30日 | 竜殺しラーティ |
千年戦争アイギス 月下の花嫁VI | 2016年09月30日 | 雷の宝具使いリーエン |
千年戦争アイギス 月下の花嫁VII | 2017年01月30日 | 降魔の戦姫トコヨ |
タイトル | 発売日 | 特典ユニット |
千年戦争アイギス 白の帝国編 | 2016年11月30日 | 炎の竜皇女シャルム |
千年戦争アイギス 白の帝国編II | 2017年3月30日 | 帝国風霊使いハルカ |
千年戦争アイギス 白の帝国編III | 2017年9月30日 | 帝国封印剣士フォルテ |
※ドラマCD付きの特装版にはレアリティサファイアに対応する小祝福の聖霊リーベも付属する。
漫画化
2016年2月26日に電撃マオウ04月号で漫画版「英雄の絆」の連載がスタート。
著者はい~どぅ~氏。
漫画はゲーム、小説とは別世界であり、オリジナルキャラクターも登場している。
8月27日には単行本1巻が発売。小説版同様特典としてシリアルコードが付属されている。
タイトル | 発売日 | 特典ユニット |
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千年戦争アイギス 英雄の絆(1) | 2016年8月27日 | 裏切りの魔神ルル |
千年戦争アイギス 英雄の絆(2) | 2017年2月27日 | 狂獣ウリデム |
千年戦争アイギス 英雄の絆(3) | 2017年10月26日 | スズランの騎士レイファ |
コラボレーション
2014年1月6日に同じDMM.R-18のオンラインゲーム『鉄壁の女神』との相互コラボレーションが開始され、ユニットとしてゲストのモルディベートを入手することができた。また、鉄壁の女神へはリリアがゲストとして赴いた。
なお、鉄壁の女神は2014年7月10日にサービス終了してしまっているので、復刻は望み薄…とされていたが、2015年12月29日からスタートしたゴールドラッシュイベントの2016年1月1日実装分「未完の巨兵」のコンプリート報酬にて入手が可能になった。
さらに千年戦争アイギスAのスタートに合わせて2016年2月29日までにアイギスAをDMMアカウントとデータ連携を行ったユーザーに対しても1体配布されている。
2015年4月1日にはDMMのいくつかのゲームでエイプリルフールネタが発表されたが、『ロードオブワルキューレ』からは一万年戦争ピコギスというタワーディフェンス風のミニゲームが配信され、『かんぱに☆ガールズ』からはこちらの動画が投稿された。
これらの企画のおかげ(?)か、翌日に1日限定で上記動画を元にした緊急ミッション「千年戦争かんぱに外伝」が登場し、上記2作品とのコラボレーションが実現した。同ミッションでは動画で使われたかんぱにの敵キャラや、アイギスのドット絵師によって描かれたかんぱにのモニク・ワロキエ、LoWの戦乙女ナヴィが敵ユニットとして登場する。設定として、彼女たちは異世界から偶発的に来てしまったということとなっているようだ。女神曰く"この現象は一年に一日だけ起こる"、ということなので、今後もこのような突発企画が行われるものと思われる。
2016年9月1日からは、御城プロジェクト:REとのコラボが行われ、アイギス側では千狐(経験値を得られる聖霊扱い)が登場した(ただし、城プロはR-18では提供されていない為、R版へのデータ持ち越しは不可。あくまでも一般版限定である事に注意されたし)。
それ以外にもアイギスも兼任している殿(プレイヤーの事)向けに、「タワーディフェンスやろうぜ」という、相互プレイによる条件達成で報酬が得られるキャンベーンが不定期で開催されている。詳細は「運営からのお知らせ」を参照のこと。
2017年7月6日の生放送において、アルスラーン戦記(荒川版・アニメ2期)とのコラボが発表された。
期間中はコラボキャラとしてアルスラーン、ナルサス、ファランギースが召喚ユニットとして登場するほか、ダリューンがコラボ大討伐ミッション「異世界の騎士」の報酬ユニットとして参戦することになった。当初はコラボユニットはR版での使用は不可で、あくまでも一般版限定であったが、後日フードを深く被って顔を隠したモブのような見た目でセリフも一切ない代替ユニット(性能は同じ)として使えるようになった(この代替ユニットは後の一般版限定のコラボユニットにも適用される事となる)。
また、ナルサスとファランギースはコラボガチャ限定のユニットにもかかわらず、それ以前のユニットを遥かに凌駕する性能を与えられていた為に物議を醸した。後にナルサス対策のメタ性能を持つ敵ユニットやギミックが登場して既存の味方ユニットが割を食う羽目になったり、他のユニットの性能が全体的に強化されるというインフレの原因となってしまった。
詳しくは千年戦争アイギス&アルスラーン戦記コラボを参照。
2018年2月には「RanceX -決戦-」発売記念に『ゼス王国の少女シィル』が登場。コラボイベントには見当かなみなどのお馴染みのキャラが登場し出現する敵全てがハニー系と言う異次元コラボが展開された。ただし、ゲームが18禁エロゲであるにもかかわらずこちらは一般版・R版共に登場している。(システム的にR版のみへの追加が出来無いので在ろう)
2018年7月には「恋姫†夢想」とのコラボイベントを展開、ログインボーナスで孫堅が入手出来るだけでなく、イベントミッションも用意されている。こちらも、元がエロゲ(コンシューマー移植された全年齢版もある)なので一般・R版のどちらでも使用可能であり、R版では寝室も見られる。なお、この時にガチャで期間限定ガチャで実装された諸葛亮は、攻撃しない支援専門ユニットとしてはトップクラスの性能となっており、やや物議を醸した。
2018年10月25日には「七つの大罪(鈴木央版)」とのコラボが開始されたが、こちらは以前に実施されたアルスラーン戦記と同じくアイギス(一般版)とアイギスAに限定。アイギスRの場合は代替ユニットになる。
なお、イベントには未参加でもコラボ限定聖霊が配布されたため、以前のアルスラーン戦記コラボも未参加で代替ユニット自体を知らないR限定のプレイヤーには、告知無しでフードをかぶった謎の聖霊が配布されたように見え、困惑した者もいたようだ。
2018年12月6日には「封緘のグラセスタ」とのコラボイベントを展開。
2022年4月には、後述タグにもあるモンスター娘TDも加え、城プロと過去に行っていたタワーディフェンス祭りを強化した『超タワーディフェンス祭り』の実施が告知され、同月25日からモンスター娘TDを皮切りにコラボイベントが開始された。
三作から代表されたキャラクターがそれぞれ別作品に出張し、千年戦争アイギスを最終決戦の舞台とし共闘するという内容。同年12月に第2弾が実施、2023年にも第3弾が実施された。
2023年8月4日には対魔忍RPGとコラボを行う。FANZA作品でもマジカミでコラボ実施中という展開の中で別所コラボが実施されることとなった。アイギスに対魔忍コラボが来ることに関しては困惑の声も散見されているようだが……。
ゲーム間のコラボレーション以外では、アリスソフトのおにぎりくんやみなとそふとのwagi、オーガストのべっかんこう、フロントウイングの空中幼彩と言った、他メーカーのイラストレーターによる描き下ろしユニットが登場している。
また、2015年11月では2周年記念イベントとして、ヤスダスズヒト描き下ろし聖霊、麻宮騎亜描き下ろしユニットが登場する。こちらに関しては一般版発となっている。
関連タグ
FANZAGAMES ブラウザゲーム タワーディフェンス エロゲ
ロードオブワルキューレ・フラワーナイトガール - 全年齢版とR18版がある同サービス内作品つながり。
御城プロジェクト:RE - 同サービスのタワーディフェンスゲームつながり。アイギスでのみイラストを描いており外部露出がなく、実質的にアイギスのメイン絵師とされている「一斎楽」による描き下ろしユニットも登場している。ただし前述の通り城プロは一般オンラインゲームである。
モンスター娘TD - タワーディフェンス及びFANZA作品つながり。UI周りがアイギスに類似している箇所もあるが、アイギスのUIを利用していることが判明している。後に城プロも加わって超タワーディフェンス祭りを実施することに。
評価タグ
関連リンク
千年戦争アイギス R 公式サイト(R18指定の為18歳未満閲覧禁止&閲覧注意)