概要
イベント『流星の剣士』で初登場。
暗黒騎士団の新団長で、前任に代わる形で軍団を率いることとなった。
『デシウス』とも。
人物像
見た目は前任を思い出させる身なりをしているも、兜の形状に違いが見られ、どこか薄ら笑いを浮かべているようにも見える。
性格はまるで前とは大違いであり、狡猾にして小物、『暗黒騎士団と英霊の守り手』で登場した際にはオークに対して頭が上がらなかったりと情けない一面を見せる。
戦法も拠点目掛けて奇襲を仕掛けたり、騎士の名を冠しておきながら隠し持ったクロスボウで攻撃したりと、姑息極まりない。
武器は主に蛇腹剣のような得物を振るう。
また、自身を強化する術を隠し持っており、窮地に至るとまるでスーパーロボットのような大柄の鎧を身に纏い、襲いかかってくる。
土中潜航して遠距離攻撃から逃れようとすることも。
略歴
打倒・ケラウノス!
『神殺しの聖槍』で登場した際には、何故か敵対勢力であるアイギス神殿を守っていた。
ちなみに、お助けユニットとして登場し、度々見せたパワーアップをスキルとして披露してくれる。
スキル内容は、アーマードデシウスに変化し、攻撃速度が減少する代わり攻撃力と防御力が3.0倍に増加させ、効果時間無限。
デシウスは、自身の祖国を滅ぼした元凶たる『女神ケラウノス』を滅する方法を見つけており、それを実践するための協力を求めてここまできた。
対抗手段となる神殺しの聖槍『グングニル』を求め、王子軍と一時的に共闘することにした。
目指すは砂漠の国のピラミッド。
そこで出会った聖槍の守護者ネフティを仲間に加え、目的のものを手にするべく行動を進めていく。
その際目玉ユニットよりも目立っていながら、自身の立場に憤る姿を見せた。
聖槍を封じるべく暗躍する天使、防衛機構として配備されたオリハルコンゴーレムを退けつつ、デシウスたちはとうとう聖槍グングニルのもとへたどり着く。
デシウスは王子に聖槍を使うよう言うも、自分が使うべきだと、王子から役割を譲られることに。
自分の国の仇は自分の手で。
それに対し、神殺しの汚名は暗黒騎士である自分が相応しいと、素直に受け入れる。
そしてデシウスは、聖槍の前で高らかに宣言した。
デシウス「聞け! そして記憶しろ!
我が名はデシウス!
女神ケラウノスを屠る者なり!」
しかし、満を持して現れた女神ケラウノスには、神殺しの力が効かなかった。
人間を依り代としている以上、対象にはなり得なかったのである。
目論見が外れて絶叫するデシウス。
しかし、女神アイギスと、ボロボロになりながらも急いでやってきた白の皇帝同伴の女神アダマスの力によって、ケラウノスの依り代と精神体が分離させられる。
ここでようやく聖槍の力が発揮できる。
しかし、そのためには時間が必要であり、聖槍に十分な量の力を注ぎ込むことが条件であった。
天使たちの攻勢を凌ぐ王子軍と、聖槍に力を注ぎ込むデシウス。
そしてついにーーーー
白の皇帝「いまだ、王子!ケラウノスをーーーー」
デシウス「討てえぇぇええええぇぇぇーーーッッッ!!ー」
……目映い光と共に、神殺しの力が発動する。
ケラウノスは著しく弱体化し、王子軍の猛攻に晒されることとなる。
そして、女神ケラウノスは滅びた。
……しかし、一連の共闘は実は魔王ガリウスの親衛隊たるシャディアの策謀であることが発覚、ケラウノス討伐は、ガリウス復活のための障害を取り除いただけに過ぎなかった。
王子とともに王国へ帰還しようとしていたデシウスは本性を明かし、交戦の後に快を別つ。
…………しかし、彼は王子と共にする事に対し、どこか後ろめたさを感じており……
別たれた道
最終決戦、そして……
『英雄王を継ぐ者』でも再登場。
魔王軍親衛隊の一人であるクラールフと共に東の国に出没し、魔王復活のために必要な『破滅の力』を求めて侵攻を開始する。
報せを受けてやってきた王子と刃を交えるも敗北、破滅の力を見つけられなかったのもあって、一時は退いた。
そして、魔王城で最終決戦が繰り広げられる。
王子軍で腕利きの精鋭と魔王軍親衛隊とのぶつかり合いが始まろうとする中、当然デシウスが居た。