ニコニコ生放送
2017年7月5日、プレイヤーたち(以下“ 王子”と略)は待ちに待った約一年ぶりの生放送。「大満足の生放送!」と銘打たれた謳い文句は王子達をおおいに期待させた。
そして、冒頭でヒントだけ出された【「ア」で始まる重大発表】。王子たちは真っ先にアニメ化を期待、中にはケーキを作って待機している王子も。
プレイ実況でずっとBGMの二重再生
前回の放送でも全く同じトラブルがあったにもかかわらず、スタジオBGMとゲーム内BGMが重なるトラブルがまたも発生。完全に不協和音となった状態で20分近くプレイし続け、この時点で運営スタッフの不手際が露呈。
アイギスのことを一切知らないゲストたち
ガッチマンは司会として、初音さんは過去の放送でもいたつながりで、小林裕介さんはアルスラーン役の声優なので巻き込まれるカタチでのゲスト参加。
しかし問題なのは、3人とも「アイギスのことを一切知らない」ということ。エアプということではなく、ホントに一切プレイしていなかった。
放送中はこの3人以外に「開発の広報の男性」と「開発の女性(天の声)」とノベライズ担当の「ひびき遊」さんの3人がいたが、開発の人間を除けばアイギスを普段からプレイしていたのは「ひびき遊」さん1人だけという謎のキャスティング。
初音さんに関しては、ただ相槌を打ち、終盤で「えっと、アイギス始めてみようと思いました」と半笑いで発言。
また、ガッチマンも司会でありながら終電を気にする発言を繰り返したために王子たちを不快にさせる結果に。
全く盛り上がらないプレイコーナー
タレント活動をしているゲストをよそに、なぜかラノベ作家がプレイを担当する状況は実にシュール。しかもそれが全放送時間の約半分を占める。
隣で見ているゲストたちはゲームを知らないので気の利いたコメントなどできるわけもなく、ひたすらラノベ作家がプレイしながら喋り倒すという謎の状況。
スカスカのタイムスケジュール
全部で6つのコーナーがあったが、そのうち3つは「アルスラーンコラボ」についての紹介という体たらく。しかも同じ内容を何度も繰り返すだけのおさらいコーナーまで。
そして放送中盤で既に「時間が余りまくる」という起こるべくして起こったトラブルも発生。その結果、リツイートキャンペーンの告知を何度もしつこく繰り返す苦肉の策が披露される。
予定調和のリツイートキャンペーン
放送中のリツイート数に応じてアイテムが貰えるキャンペーンだったが、番組中に何度もしつこく促したにもかかわらず結果は「17000RT程度」。
運営も20000RTに達しなかった時のコメントでそれを察したのか、最終的には運営の計らいで「たくさん見に来てくれたお礼」という建前で全ての報酬が配布されることに。
コラボ開幕一週目
コラボ拒否されたR版
2017年7月6日、時は15:00ジャスト。
アルスラーンコラボは「一般版のみ」を対象であり、R版ではバナーすら全く表示されない徹底ぶり。
しかも一般版で手に入れたコラボユニットはR版では使用できない(一般とRはデータを共有している)。
その結果、「コラボユニット持ってるヤツは裏切り者」として内部分裂まで起こる有様。
また、一般でしかコラボしていないという仕様を生放送で一切触れていなかった。
あまりに手抜きなイベントクエスト
用意されたのは「大討伐ミッション」というスタイルのもの。
これは大量の敵がひっきりなしに現れ続ける長時間耐久型の殲滅クエストであり、最大討伐数と累計討伐数で報酬が発生。一度のクエストにかかる時間はおよそ4分程度。
その肝心な内容は
- 一本道でギミックも何もないマップ
- 敵はほとんどが一般歩兵で、それがただまっすぐ歩いてくるだけの単調な流れ
- 最高難易度でも300人しか出現せず、報酬全てを得るには最低でも30回以上の周回を求められた
- クエスト中は余程の上級者でもない限り放置周回はできず、常に意識を集中する必要があった
- 報酬フルコンまでの所要時間は最短でも4時間程度
- 説明がない固有キャラ(多分ザンテ、攻撃方法からたけのこおじさんと呼ばれることに)
- そしてなにより、R版では未実装なのに報酬は通常の大討伐イベントと同じで有用なアイテムが多数用意。
高性能なアルスラーンコラボ専用キャラ
未来の宮廷画家ナルサス
「前衛戦術家」という近接枠のサポートメインのクラスで実装されたナルサス。レアリティは最上位のブラック。原作では「天才的な頭脳を持つ上に戦闘でも人並はずれた強さ」というキャラなのだが、それは思わぬ形で再現されることとなる。
詳しくはナルサス(アルスラーン戦記)を参照。
10秒のスキルで全て解決してしまうので「千年戦争アイギス」をもじって「十秒戦争ナルサス」とまで言われる有様。
神の射手ファランギース
遠距離クラス「アーチャー」で実装されたファランギース。レアリティは上から2番目のプラチナ。
彼女は原作では「卓越した弓の使い手で絶世の美女」というキャラ。そのためアーチャークラスとして再現されたのは予想通りなのだが・・・。詳しくはファランギースを参照。
- モンスタースレイヤーよりも長い射程
- 銃でもないのに即着弾で撃ち漏らしがない
- 普通のアーチャーよりも速い最速の攻撃速度
- 単体遠距離物理クラスで最高クラスのDPS
設置から50秒で自動的にスキルが発動し、上記の性能に。しかも、このスキルは効果時間無限。
50秒間は尖った性能はないものの、スキルなしでも好感度ボーナスで射程強化されているので数少ない強力なアーチャーには変わりない。
今後実装される雑魚共
スレ内で生まれた非常にインパクトのあるフレーズであり、コラボキャラのあまりの超性能を揶揄するパワーワード。生放送でコラボとは別に発表された今後実装予定の新キャラや覚醒(キャラの進化)キャラへの期待度を完全に帳消しにしてしまった。
- 今後はどんな新キャラが実装されようがコラボキャラ以下確定
- アイギスキャラはコラボキャラのバフ要員でしかない
- バフ要員になれないキャラは産廃
- その後実装されたキャラがナルサスやファランギースの存在抜きにしても弱かった
突然の緊急メンテナンス
イベント開始から3日後の7月10日、唐突な緊急メンテナンスが始まり、「コラボユニット弱体調整か?」と微かな希望も抱いた。
しかし行われたのは本来副官に設定出来ないコラボユニットが副官に設定できてしまう不具合の修正。
つまり、コラボからR版を完全排除するための緊急メンテナンスだったわけである。
コラボ開幕二週目
王太子アルスラーン
2週目に「王太子アルスラーン」がついにガチャに実装。
彼の原作での立ち位置からして、その性能は「本体は弱いがアルスラーン関連ユニットの超強化要員」であろうと予想されていた。そしてその予想はある意味では見事的中。
アルスラーンただ一人のためだけに用意された専用クラス「王太子」。レアリティは上から2番目のプラチナ。
アビリティ「ヤシャスィーン」によりパルス出身ユニット(コラボユニット)の攻防を5%強化し、スキル発動で自身の攻防とコラボユニットのHPを強化。
出撃メンバーにいるだけで該当ユニットの攻防5%、更に配置で10%上乗せ、合計15%該当ユニットを強化、スキル発動で該当ユニットを更に強化するクラス「鍛冶職人」の劣化版である。
しかもHPバフというのはこのゲームにおいて限定的な価値しかなく、仮にHPが増えても受けるダメージは変わらず、HPバフが唯一活きる「一撃が痛い敵」が相手の場合は被ダメージを打ち消せる回復量をヒーラーで賄う必要がある。そんな莫大なHPを回復リレーできるヒーラー環境など魔神級以外ほぼ存在しない。
彼のコストは「28」。これはかなり強力なユニットでなければ釣り合わない高コスト。
しかし、彼の本体性能はコスト15~20程度のユニットにも劣る。ファランギースだけで見ても、アーチャーや遠距離クラスを強化するアビリティは他にたくさん存在するので、わざわざアルスラーンを選ぶ必要もなく、コラボユニットの4人はいずれも前線で被弾し続けるような戦い方に向いていないので、HPが増えてもほとんど意味がない。
更に、コラボユニットはイベント参加で全員貰える「ダリューン」を除いて全てガチャ産。つまり、イベント期間中のガチャで「アルスラーン」だけを引いてしまった場合は完全にハズレ枠。
しかも覚醒(ワンランク上に強化できるシステム)未実装。スキルの覚醒もない。
コラボキャラという特性上、今後性能が調整される可能性もきわめて低い。つまり、アルスラーンはずっとこのまま周囲よりも一段階弱いまま放置される可能性が非常に高い。
コラボ終了後
黒衣の騎士ダリューン
そして2017年7月27日、イベント終了から1週間たったその日は「ダリューン配布」の日。
ダリューンはナルサスを超える原作最強の武人キャラ。
レアリティは最上位のブラックで、クラスは「ロイヤルガード」。
雰囲気的にはマッチしているのだが、ロイヤルガードというクラスはHPが自動回復する壁役という立ち位置のクラス。つまり、クラス特性的に攻撃に適していない。
しかし彼のスキルやステータスは攻撃特化そのものであり、クラス特性とは相反。その結果、防御が中途半端になって壁として微妙になりクラス的に火力が控えめなので殲滅力も微妙という何とも残念な調整に。
ブラックユニットは育成に多大なリソースを必要とし、一般的なガチャ産ブラックは彼より遥かに高性能なため、初心者でブラックユニットをほとんど持っていない人でない限りはまず育成しない。
しかしその初心者でさえ、ランク10、25で「ブラック交換チケット」を入手できる。そのチケットでは特定の範囲内の好きなユニットを一体交換出来るため、自分で選んだ好きな子よりも「男」を優先して育成することもほぼない。
その他のタイトル
メンテ終了から少し経ち、ダリューンの性能でプチ炎上していた時にゲーム内にとあるお知らせが表示。以下は原文まま抜粋。
◆千年戦争アイギスR以外でのみ出撃可能なユニットについて◆
平素は千年戦争アイギスをご愛顧いただき、
誠にありがとうございます。
千年戦争アイギスR以外でのみ
出撃可能となっているユニットにつきまして、
後日アップデートにて、その他のタイトルでも
本人とは異なる代替ユニットが代わりに
使用可能になるように対応を行う予定です。
なお、代替ユニットについては
本来のユニットとは見た目、セリフが異なります。
※ユニットの性能は同じです。
上記対応の日程が確定しましたら
再度ご報告させて頂きます。
以上となります。
円滑なサービスのため最善の努力を尽くしてまいりますので、
今後とも『千年戦争アイギス』を宜しくお願いいたします。
千年戦争アイギス運営チーム
普通だったら何気ないアナウンス文章。しかし、この3週間で心が疲弊した王子たちは、「なんで直前でアイギスRって書いてるのにその他のタイトルって書き直してるんだ?名前出したくないのか?一般向け展開するために存在消したいのか?」と邪推することに。
これは少々言いがかりな部分もあるが、確かに言い直したのは謎である。その他のタイトルといっても対象は「アイギスR」しかなく、言い直した方が正確ではない表記に。これにより、9000スレを境に、アイギススレとその他のタイトルスレに分裂することになる。
代替ユニットの実装
運営は更にもうひとつのお知らせを掲載。
それは「今後のアップデートでアルスラーン関連キャラをイラスト差し替えでR版でも使用できるようにする」という対応。
既にイベントガチャは終了しており、版権的にガチャの再販もまずない。それにもかかわらず、イベントが終わってからのこの遅すぎる告知。
約4か月後の2017年11月30日に「遠国」キャラとして実装された。しかし、その外見は色違いのフードをかぶったモブキャラ(ナルサスは緑、ファランギースは赤、ダリューンは青、アルスラーンは黄)であった。そのため、アイギス最強のユニットはモブという事態に。更に、交流会話は全て使いまわしでほぼ王子の独り言で喋らない。好感度、副官台詞も無言である。
プロモツイート
コラボ中、千年戦争アイギスA公式Twitter(現在は停止)でアルスラーン戦記の原作の台詞を流用したプロモツイートが流れたのだが・・・以下原文まま抜粋。
ナルサス編
ナルサス:「軍の指揮者たるものは、最も弱い兵を基準としてそれでも勝たなければいけません」
弱い兵を使っていかに勝つか。それが戦略であり、軍師の役目。
千年戦争アイギスAは、戦略が活きるゲームです。
- コラボで心が疲弊した王子達は、弱い兵とはアイギスキャラと邪推することに。実際に産廃同然であったエンチャンターを始め、これらの兵を最も有効に使いこなせるのはナルサスであった。
ファランギース編
ファランギース:「ただの美女というならともかく、絶世の美女といえばそうはおらぬゆえ」
自他共に認める美貌を持つ彼女。美女ぞろいの千年戦争アイギスAの中でもその美貌は健在!?
さぁ、君も今すぐヤシャスィーン!
- スピカを始めとするアーチャー、海賊、モンスターブレイカーを喰う性能によるヘイトや立ち絵が美女とは言い難かったものにより、絶世の美女→絶世のブス→略して絶ブという不名誉な蔑称を貰うことになる。
ヒルメス編
ヒルメス:「餌を与えられた豚はよく踊るものだな」
復讐に燃える彼の野望を打ち砕くことはできるのか。
さぁ、君も今すぐヤシャスィーン!
- コラボで心が疲弊した王子達は、「餌(コラボという燃料)を与えられた豚(王子)はよく踊る(荒れる)ものだな」と邪推することに。
ダリューン編
ダリューン:「確かに、5万なら俺一人で何とか」
一騎当千どころではありません。その力は、魔物相手にも如何なく発揮されるでしょう。
さぁ、君も今すぐヤシャスィーン!
- 5万騎全殲滅や一騎当千どころか、数十の魔物に蹂躙されるレベルの性能であり、原作ファンにも喧嘩を売ることに。
バランス調整
後に大規模なバランス調整が行われたが・・・。
- ナルサスとファランギースを完全スルー
- ファランギース以外のアーチャーの全員強化
- 先週実装されたばかりのユニット(海軍元帥イブキ)まで調整
- ほぼブラックユニットだけの強化。一部のプラチナユニットも強化されたが、数が非常に少ない。
なぜか2週に分けられたバランス調整
告知文には8月3日が最初のバランス調整で、来週の10日もバランス調整を行うという告知が。大規模な場合は2週間に分けて行うこともあり得なくはないが、3日の時点で調整したユニットを、また更に翌週に調整するかもしれませんという記述が存在。これが意味するのは「1週間は様子見するので評判悪かったら見直します」というなんとも弱気な姿勢。つまるところ8月3日~10日はオープンβテストであった。
メタ強敵・ギミック追加
魔界審判
この敵を倒すと敵の強さが5倍に、正確にはこの敵がいることで敵のステータスが80%減少しているという状況、この敵自体は非常に弱いのであっさり倒せる。
ナルサスのスキルを発動することでどこにいても簡単に消し飛ぶ。
マーメイド
この敵はマップに存在する限り、男性ユニットの攻防が90%もダウンする。ファランギース以外のコラボキャラは男性なのだが、主人公である王子や外伝小説の主人公の皇帝まで割を食うことに。
魔神キメリエス
圧倒的な防御力、防御・魔法耐性・回避無視の高速貫通攻撃、一直線に拠点に突っ込むという特徴を持つ魔神。
魔神バルバトス
広範囲のマルチロック攻撃。継続ダメージの発生、射程の大幅減少を引き起こす。特に射程の大幅減少は、ヒーラーやリンネを除く風水師は自分以外回復できないという有様に。
魔神グラシャラボラス
一部を除く自身以外の敵にブロックしていない限り、デモンサモナー以外攻撃を当てられない「隠密」を付与する。
通天教主
一定以下のダメージを無効化する。最終的に3500以下のダメージが無効化。
炎上運営御三家
Google検索
「コラボ 失敗」や「コラボ 炎上」でググるとトップに千年戦争アイギスコラボ関連記事が並び、関連キーワードもアイギス関連に埋め尽くされることに。また、アルスラーン戦記を象徴する台詞「ヤシャスィーン」も同様であり、サジェスト汚染が深刻である。
他ゲームによるコラボアンケート
後のフラワーナイトガールの公式生放送、公式騎士団協議会#9において、全年齢版のみのコラボ実装はあり?なし?というアンケートに対して、ありが21.5%、なしが43.9%、運営に任せるが34.6%となった。ピンポイントともとれるアンケート調査及びその結果から、アルスラーンコラボは、他の運営側からは反面教師、ユーザー側は曲芸士以上の惨劇と認識しているようだ。
にもかかわらず、2019年3月4日より『転生したらスライムだった件』とのコラボが実装されてしまった。本コラボ同様R18版では代替キャラが登場する(寝室と呼ばれるR18限定シーンは当然なし)。
ゲームマーケット2018
ゲームマーケット2018にて、北国ゲームズが発売した新作アナログカードゲーム「ソシャゲ運営になろう!」。そのSSRが、申年の巫女(モデルはアンチラ)、曲芸使い(モデルは曲芸士)、宮廷画家であった。この宮廷画家のモデルは言うまでもなくナルサスである。こうしてグラブル、パズドラと並んで千年戦争アイギスは、炎上運営御三家認定されることとなった。
その後のコラボ
ニコニコ生放送の際にその後も様々なコラボを実施していくと発表。
御城プロジェクト:Re
連動プレイでの石配布(最大30個)に2つほどのコラボミッションクリアによる経験値・スキルレベル上昇ユニット獲得。コラボガチャはなし。
神姫PROJECT
連動プレイでの石配布(最大30個)のみでミッションやユニット無し。
ランス10
ログインボーナス配布、及びイベントドロップアイテムコンプリート報酬キャラとして、『ゼス王国の少女シィル』が登場。レアリティは「プラチナ」で、クラスは『アイギス』シリーズ初の「アコライト」(射程内に敵が居る時は範囲魔法で攻撃し居ない時は味方を回復させる遠距離ユニット)で、実装当初はアルスラーンの「王太子」同様覚醒未実装、スキルの覚醒もなかった。
攻撃力は同レアリティのメイジやビショップ等には及ばないが、クラスチェンジの必要がなく初期状態からクラスチェンジ後のメイジ並の長射程の範囲魔法攻撃が可能な上、未覚醒の時点で味方全体に5%の確率でダメージ無効化&自身は撃破されても撤退扱いになるという固有アビリティを持つ、始めたばかりの初心者に嬉しい性能を持つ便利枠のキャラであった。
コラボキャラという特性上、今後性能が調整される可能性もきわめて低く、アルスラーン同様ずっとこのまま周囲よりも一段階弱いまま放置される可能性が非常に高い、と思われていたが、後日無事に覚醒が実装された。また、同じ特性を持つ互換クラスの「ルーンアコライト」も実装されている。
コラボイベントには見当かなみなどのキャラが登場し出現する敵全てがハニー系と言う異次元コラボが展開された。ミッションクリアで経験値ユニットハニーを獲得できる。こちらもコラボガチャはなし。ゲームが18禁エロゲであるにもかかわらずこちらは一般版・R版共に登場している。
約一年後の恋姫†夢想コラボ
アルスラーン戦記コラボ以降、千年戦争アイギスは幾つかの作品とコラボを行うが、コラボガチャを行うことはなかった。しかし、このコラボによってついに解禁する。
アルスラーン戦記コラボなどとの比較・反省
ミッション形式が試練型
アルスラーン戦記コラボでは、上述の通り大討伐型ミッションで最高難易度でも300人しか出現せず、報酬全てを得るには最低でも30回以上の周回を求められた・コラボキャラがダリューンとヒルメスのみでキャラが掴みづらいなどの批判があった。
今回は試練型で会話も多く、コラボキャラ5人全てが登場する。ダリューンと違い、星を一定数獲得すれば、イベントキャラの孫権をコスト下限・スキルレベル最大で手に入る。初心者でもある程度育成すれば、コストやスキルが中途半端ではあるが手に入る。
ログインボーナス
ランスコラボの『ゼス王国の少女シィル』同様、ログインボーナスで最大14体のレアリティブラックの孫堅が手に入る。ただし、ステータスが初期状態であるため、14体をもってしてもコスト下限・スキルレベル最大にできない可能性がある。
キャラクター全員がコラボ専用新クラス・第一覚醒同時実装
君主【恋姫】、武将【恋姫】、軍師【恋姫】などが追加。
『王太子アルスラーン』の「王太子」、『ゼス王国の少女シィル』の「アコライト」と違い、第一覚醒が同時実装されている。そして、アルスラーン戦記コラボキャラと違い、第一覚醒によるグラフィックも変化する。
ただし、第二覚醒は実装されていないため、ナルサスとダリューンと違い、ブラックユニットの初回のみ第二覚醒によるLV1の同ユニットプレゼントが適用されない。
問題点
寝室イベントの誤植
公式からのお知らせで、『関羽』『諸葛亮』『趙雲』の「千年戦争アイギスR」版の交流イベントは、『真・恋姫†夢想-革命-』主人公の北郷一刀とのイベントになりますとの記述があった。しかし、愛紗(関羽)寝室イベントにおいて肝心な部分が『ご主人様』ではなく『王子様』となってしまっていた。その為、NTR騒ぎに発展し、一部の大手まとめサイトが取り上げることに。翌日修正されたが、アルスラーンキャラR版副官騒動同様に誤植の詳細はぼかされることに。
壊れ異世界軍師再び
コラボプレミアム召喚で実装されたブラック軍師【恋姫】『諸葛亮』。自身はダンサー同様に一切攻撃を行わない支援特化クラス。攻撃を行わない&射程制限のない支援効果であるため、ナルサス以上に配置の自由度が高い。
後衛戦術家の伏龍の軍師アイシャはこのキャラ同様、諸葛亮孔明をモデルとしており、好感度台詞においても言及されている。アイシャは前回ナルサスとスキル内容で比較されていたが、今回はクラス特性やバフ、モデルにおいて比較されることになってしまう。
覚醒前からアビリティ「奇才の兵法」を所持しており、3回目以降のスキル時間が永続となっている。
スキル「石兵八陣」は全体強化バフに加え、近接ユニットの死亡を撤退扱いとする。
第一覚醒
アビリティが「水魚の交わり」に強化され、君主系・武将系の攻防を増加させる編成バフが追加される。クラス特性も強化され、スキル再動の短縮率が40%となり、クラス特性の再動短縮効果においては後衛戦術家の完全上位互換となる。後衛戦術家は第二覚醒を行っても近接または遠距離のどちらかを再動の短縮率を40%にすることが出来ない。
スキル覚醒 ≪奇問遁甲≫
攻撃バフ倍率が強化され、死亡した近接ユニットが40秒後に再出撃可能になる。
同系統のバフとしては強化率は1位タイである。
3回目以降の永続30%強化が目立つが、1~2回目でも強化倍率自体は同じであるため支援としては十分な強化である。効果時間は減少するが、3回目の発動までが早くなると考えればメリットにもなる。
再配置可能にする類似効果と比較すると、死亡時かつ近接ユニット限定であるが、効果時間内であれば数や配置に制限が無い。特に凶悪なのはメルヴィナや屍仙道士スーシェンの死亡時の効果の使い回しだろう。なお、効果中に魔神を死亡させた場合は魔神自身の再配置時間が優先される。
ドッカンウ
コラボプレミアム召喚で実装されたもう一人のブラックである武将【恋姫】『関羽』。
職自体はコスト軽減効果と引き換えに点火時自己HP回復を得てコストの上がった前衛軍師であり、なおコスト増に対してステはそれ程差は無い。
スキル時はアビと併せて火力だけは高いが、耐久面が悲惨であり、アリス以上に火力を活かすのが困難。多ブロのアタッカーとしてはイベ黒であるヒバリの方が圧倒的に使いやすく、ガチャユニとは到底思えない性能。ダリューン同様に低火力超耐久の群れが来る場面が来なければ活躍が望めないが、この場合20秒というスキル時間が足枷になるという有様。
総じて限定ガチャにおける諸葛亮の外れとしてのユニットという評価であり、攻撃力10%バフがある配布黒である孫堅の方がマシという声も。
アイギスはガチャの個別確率表記が未だに行われておらず、ピックアップ率がどれほど上昇しているのかも不明である。そして、諸葛亮を狙おうと召喚を行うと恒常黒や関羽ばかり出てくるという報告が多数挙がっており、ドラゴンボールドッカンバトルのガチャ騒動にちなんでドッカンウという蔑称を貰うことになる。
関連動画
公式生放送
プロモPV
なお、PVでダリューンと共に登場しているギーヴはゲームに一切登場していない。
ヤシャスィーン
十秒戦争ナルサスの発端