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ナルサス(アルスラーン戦記)

あるすらーんせんきのなるさす

「アルスラーン戦記」の登場人物。
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CV:大塚芳忠(カセットブック) / 塩沢兼人(劇場版&OVA) / 浪川大輔(日5版)

概要

田中芳樹ファンタジー小説『アルスラーン戦記』の登場人物。
パルス国のダルバンド内海沿岸に広がるダイラム地方の旧領主。初登場時26歳。

アルスラーンに仕える軍師であり、アルスラーンの政治軍事師匠
ダイラム地方の領主テオスの息子として生まれる。父テオスはパルス国内に100人程度しかいないという諸侯(シャフルダーラーン)という大貴族の身分だが、実母は自由民出身の女性で、テオスが20番目か30番目かに愛した妾の一人。生まれてすぐ実母とともにテオスの正妻から領地を追い出され、以後は王都エクバターナの市井で養育費をもらいながら成長した。10歳の時、正妻が急死し、他に男子がいなかったことから、テオスによって改めて跡継ぎとして迎え入れられる。若い時から奴隷制度などパルス国内にわだかまる矛盾に強い関心を持っていた。父の死後には領地内の奴隷を解放するなど、それらの改革を志す。
政戦両略に長けており、かつてチュルクトゥラーンシンドゥラの3国による連合軍が攻めて来た際、流言を巧みに用いて連合軍内に内紛を引き起こし、見事撃退した。その功により、アンドラゴラス3世によって宮廷書記官(ディビール)として抜擢される。しかしその後、アンドラゴラスに国政改革のための度重なる進言を無視され、宮廷人としての生活に深く失望する。さらには神官らの不正行為を暴いたことから、彼らに命を狙われるようになり、これを機にと宮廷書記官の座を捨て領地に出奔。その際アンドラゴラスに捨て台詞めいた批判を書いた置き手紙を残し、アンドラゴラスを激怒させる。結局、領地返上と引き換えに宮廷追放の処分となり、侍童のエラムのみを伴いバシュル山の山荘に隠棲していた。
アトロパテネの戦いに敗れて落ち延びたアルスラーンダリューンを匿った際に、アルスラーンの「説得」を受けて再び世に出る。
道中、アルスラーンらと離れてしまった際、成り行きでアルフリードを救い、そのまま拾ってアルスラーンらに合流し、彼女を陣営に引き入れた。

文弱の貴公子と思われがちだが、剣の腕前も達人級で千騎長以上の技量がある。アルスラーンにパルス国の旧体制や奴隷制の誤りを説き、後のアルスラーン政権の礎を作る。
優しげな容姿に似合わない毒舌家でもある。
絵画趣味としており、自身を不世出の天才画家と信じて疑わないが、その腕前は親友のダリューンにはことあるごとにけなされている。当初はあくまで友人同士のやり取りでしかなかったが、ギランで捕えた海賊を尋問する際には「魔道の技」「絵に描かれると精気を吸い取られて老人になってしまう」と大真面目に語りめざましい効果をあげて腐る羽目となり、腹心のエラムからも「絵まで上手だったら欠点が無さすぎるから、あれぐらいでちょうどいい」と遠回しに評され、アルスラーンも硬直し、しまいには地の文からも「頭の中に戦場の図面を描くのは得意なくせに、本人が絵筆を持つとまるで表現力がなくなる」とヘタクソ認定されてしまった。
一部では、荒川版のアニメ「アルスラーン戦記」の第9話の作画は彼が担当したのではないかとまで言われている。
陣営に加わる際にアルスラーンより「宮廷画家」の地位を約束されており、エクバターナ奪還後にはキシュワードやクバードからも論功行賞の行方を不安視された。

第2部

パルス国の「副宰相(フラマート)であり宮廷画家」。(本人曰く「宮廷画家であり副宰相」)。30歳。
東のチュルク・西のミスルの侵攻を防ぐなど、新生パルス政権でも政戦両略で活躍する。
「ダリューンの名を聞けば泣く子も黙るが、ナルサスの絵を見れば泣く子も笑う」、「"好きこそものの上手なれ"という教育論を一人で粉砕してしまった」と評されており、良くも悪くも芸術面で歴史に名を残してはいるようである。

千年戦争アイギスコラボ

2017年7月6日に実装された『アルスラーン戦記×アイギス コラボプレミアム召喚』限定で入手できたコラボ限定ガチャにて初の召喚可能な男性最高レアリティブラックの前衛戦術家。
千年戦争アイギスRでは使用不可であったが、2017年11月30日より代替ユニットとして「遠国の前衛戦術家」を使用できるようになった(能力、性別などは同じ)。

第一覚醒

クラス特性でコスト軽減効果が-3に強化される&ブロックした敵すべてを同時攻撃できるようになる。また、アビリティ「芸術家の逸品」を得る。

第二覚醒

猛将軍師
クラス特性により「必殺の一撃」(20%の確率で攻撃力が1.9倍になる)を得る。
ダンサーと組み合わせた場合、ダンサーによる強化分も1.9倍になるため相性が非常に良い。
また「必殺の一撃」はスキル中に発動すると、1.9倍の攻撃力で4連射の10体同時攻撃を行う事になるので途轍もない殲滅力を叩き出す。

大軍配者
クラス特性により自身のコストが-3になる。
上記のようにスキルが遠距離攻撃なので、少しでも早く敵を叩きたいマップでは有効である。

覚醒アビリティ

「芸術家の逸品」はコスト5(自身のクラス特性で実質2)の遠距離トークン「芸術家の逸品」を配置できるというもの。ストック数15体、最大同時配置数も5体と多く、気軽に配置できる。
この絵は、デモンサモナーと同様の貫通継続ダメージ能力を持つが、単体では攻撃力は本家デモンサモナーの半分にも届かず、射程も160と短い。
しかし、攻撃力の低さから加算バフであるダンサー、特に永続ダンサーのミヤビと相性が良く、配置枠こそ消費するものの複数置きすれば本家デモンサモナーと遜色ない殺傷力を発揮する。
これは彼が本来は宮廷画家を志望しているものの、事あるごとに貶されるほど壊滅的な絵心で度々ネタにされているためである。スリップダメージを与える原理は、恐らくSANチェックによる精神ダメージと思われる。

スキル

彼の固有スキルである『智将の矢計』及びそこからスキル覚醒によって派生する『十六翼将の矢計』。このスキルはスキルレベル1の時点で「10秒間、自身の攻撃力の0.7倍の矢を場に降らせ、10体までの敵を同時に3連続の攻撃を行う」というもの。スキル覚醒後は初動が若干遅くなるものの、攻撃力等倍の4連撃になる。射程は1000もあり、今までトップであったアイシャの射程630(大参謀690)を遥かに凌駕する。10秒間で攻撃できる回数は最大6回でトワありで7回となる。
その前代未聞の攻撃範囲に存在する敵を10体まで同時に攻撃できるため、ゴブリン等の雑魚敵は画面に出てきた瞬間に死滅する。序盤のラッシュをこのスキルで凌いでいる間にコストを溜め、周囲のバフ要員等を固めることも可能。
彼が特に猛威を振るうのは「ステージ開始と同時にボス級の敵や大量の雑魚敵が登場し、一定時間後に行動を開始する」タイプのステージ。
単純に使っても強力無比なスキルだが、連射系の例に漏れずダンサーとの組み合わせが抜群で、強化効果が攻撃回数分だけ乗るため、強化効率が圧倒的に高い。
攻撃対象数が多いため、高防御の敵に吸われて目当ての敵を逃す心配もあまりなく、エンチャンターで魔法化してしまえば高防御の敵も殲滅できる。
前衛戦術家自体、他ユニットの出撃コスト削減能力のために序盤で配置することが多く、レアリティブラックのためスキルの初動も早く、職特性とスキルが非常に噛み合っている。

台詞

0%   我が名はナルサス。画聖マニの再来と心ある人は呼ぶ。
15%  魔物、ですか……。なかなかに厄介な相手ですな。
30%  ええ、次のパルス国王の世では、宮廷画家を務める身なのです。
50%  王子、戦とは力のみで決するものではありませんよ。
60%  時として、一片の流言が万の兵に勝ることもあります。
80%  なるほど、どうやら王子は芸術を理解する心をお持ちの様だ。
100%  またいつか、貴方のりりしき姿を私が描いて差しあげましょう。
副官  新たに絵を描いたのですが、少しご覧になっていきますかな?
プロモツイート
「軍の指揮者たるものは、最も弱い兵を基準としてそれでも勝たなければいけません」

ヤシャスィーン



余談

「ナルサス 絵」で検索すると、『NARUTO』のうずまきナルトうちはサスケBL絵が大量にヒットするので、そういうのが嫌いな人はご注意を。

因みに、無双シリーズとコラボレーションしたゲーム『アルスラーン戦記×無双』では、ナルサスの武器が画筆に設定されている。彼が描いた絵による攻撃力は「お察し下さい。」といったところだろうか。

表記揺れ

ナルサス

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