概要
2015年1月27日リリース開始されたオンラインゲーム。ジャンルはRPG。
千年戦争アイギスと同様に一般版とR18版がリリースされている。
略称として「花騎士」が用いられるが、「花騎士(フラワーナイト)」はゲーム中に登場する女性キャラクターの総称でもあるので注意。
長らくブラウザ版のみだったのだが、2018年7月8日にスマートフォンアプリ版の事前登録が開始、事前登録者数によって特典が追加されるのだが、その中には☆6新規花騎士「コルチカム」や☆6確定チケット等が用意されている。しかも、想定していた20万人を超えてしまい、追加の報酬が設定される事に。
なお、これらの報酬は「スマートフォンアプリ版のサービス開始時に、現在遊ばれているお客様を含め、全てのお客様へお送りいたします」(公式お知らせより)と告知されており、ある意味でも大盤振る舞いとなった。
2019年6月17日にはHTML5化対応、これはFLASHのアップデートが終了する事を受けての物だが、HTML5対応でメンテが延長、それを受けて華霊石及びガチャチケットが配布されるという展開になっている。
(HTML5対応に関しては艦これなどでもアナウンスされていたため、いずれは……というのもあった)
ちなみにHTML5対応自体は同年にアナウンスされたもので刀剣乱舞の方が先に行われたが、本格的に対応となるのは夏頃の為、最終的には花騎士の方がHTML5アップデートとしては先になった。
(FLASH対応だったブラウザゲームは全てHTML5対応になるか、サービス終了のどちらかの対応になっている。後者の選択肢になったのは、実写AV女優ゲーのガーディアンミストレスが該当)
2021年12月13日には、DMMGAMES10周年を記念して新規団長応援キャンペーンとして★6花騎士5名(サボテン・ブラックバッカラ・レッドジンジャー・サクラ・ウメ)がプレゼントボックスに入るという前代未聞なキャンペーンが展開されることに……。
2022年1月27日には7周年、2023年1月27日には8周年を迎えた。FANZA作品では千年戦争アイギスに続く古参タイトルとなっている。
スマホアプリ版とPC版の違い
基本的なシステムは概ね同じだが、好感度100%イベントに「対象の花騎士とのデートイベント」が追加された(ブラウザ版は一般向けでもR18版に飛ぶかイベントを終了するかの選択肢が出るだけだったが、2018年12月3日のアップデートでブラウザ版でもデートイベントが見れるようになった。)。
なおスマホアプリ版と言っても二種類あり、「Apple Store」版と「Google Play」版ではApple社やGoogle社がエロゲーの掲載を認めない方針のためHイベント自体が存在しない(また、一部の花騎士のキャラデザも露出が抑えられた物に差し替えられている。)が、DMM独自のプラットフォームである「DMM GAME PLAYER」版ならHイベントとデートイベントの両方を楽しむ事が出来る(花騎士に限らずDMM.R18作品の共通事項)。
上級者向けマップである「クジラ艇任務」等が未実装であったが、現在はほとんどのコンテンツがスマホ版でもプレイできるようになっている。
また対象年齢が17+(17歳以上のみ対象)であるためか近年登場したキャラは概ねデザインが据え置きで登場している。
設定
ストーリー
生命の源泉であり大地として生きる巨大な花――世界花に支えられた花の世界スプリングガーデン。
かつて世界花が恵むこの大地には清らかな川が流れ、草木が淑やかに生い茂り、
人々は虫と共に歌い、学び、働き、日々の暮らしを営んでいた。
しかし悠久の理想郷と信じられた世界は、千年前の悲劇によって修羅の戦地と化した。
自らの老いを恐れたある者が甘言に乗せられ、異世界からスプリングガーデンの恵みを狙っていた「死にゆく世界の支配者」を呼び寄せてしまったのだ。
死にゆく世界の支配者は平和に暮らす虫たちを害虫たる好戦的な存在に変え、人々の豊かな営みを脅かし侵蝕していった。
この脅威に対抗したのは、世界花からの加護を受けた花騎士たち。
純真、友愛、威厳、誠実、謙遜、平和、忠誠、雄大な愛、信じあう心……。
雅に彩られた花言葉と、騎士団の伝統と典範に則って行動する、たおやかな少女たち。
そんな少女たちを従えたのが、当時の騎士団長であり後に勇者と謳われる一人の男である。
花騎士たちを支え、才能を開花させる任を担う者として騎士団を率い害虫たちの進軍を押し返した。
伝説として語り継がれる勇者の活躍からおよそ千年――。
スプリングガーデンは今もなお害虫の脅威にさらされている……。
(死にゆく世界の支配者自身は千年前に討たれたとされている。ただし彼の呪いは今なお強力である)
世界観
舞台となる世界「スプリングガーデン」は七つの世界花に支えられた大地を持つ。
これらのうち「知徳の世界花 ブロッサムヒル」を中心として「深い森の世界花 リリィウッド」「雪原の世界花 ウィンターローズ」「常夏の世界花 バナナオーシャン」「風谷の世界花 ベルガモットバレー」がストーリーの中心となる。
残り二つのうち一方は既に害虫によって滅ぼされており、「枯れた世界花 コダイバナ」と呼ばれている。もう一つは(衛星写真的な)地図上では厚い雲に覆われていて実態を窺い知る事の出来ない「湖畔の世界花ロータスレイク」(「ディスプロジア」と言う説もあったが、コダイバナの別名かコダイバナに存在した都市の名前だったようである)。
なお、ロータスレイクについては2017年2月20日に開放された。
世界花を中心としてそれぞれの国家があり、花騎士たちはそのいずれかの国家に所属している(桃源郷所属の花騎士は国家に所属はしていないのだが、桃源郷がベルガモットバレー領内に存在することから便宜上はベルガモットバレー所属)。
害虫とは千年前から抗争が続いており、対抗するための花騎士を育てる騎士団学校が各国家に存在している。ブロッサムヒルには世界初の花騎士フォスの名を冠したフォス騎士団学校が存在し、ここが騎士団の中心となっている。
騎士団は一つというわけではなく、花騎士たちから騎士団移籍の話や他の騎士団団長の話が出ることもある。
また終始戦いに明け暮れているわけでもなく、市民と一緒に祭りを開催したり、海水浴に行ったりと気楽に過ごしている場面も見られる。
とはいえ重い一面が一切見られないわけでもなく、名無しの花騎士が…という場合も。
システム
プレイヤーは団長として騎士団を率い、害虫を倒していくのが目的となる。
操作可能な部分は花騎士たちの育成や部隊の編成が主となっている。
部隊の編成をする際は完全に同名の花騎士は1パーティにつき1名しか入れられないぞ。
…ただし別バージョンであれば重複はOK。アネモネとアネモネ(精華の女王)とアネモネ(世界花の巫女)とアネモネ(光華の姫君)とアネモネ(天つ花の令嬢)のパーティ、なんてことも可能だ(2024/11/14時点において1名で1パーティを埋めるのはカトレア、ヒガンバナも可能。後にシロタエギクも可能に)。
出撃時に各部隊の初期配置を決めた後は、ソーラードライブ(支援砲撃みたいなもの)以外に干渉する手段は無い。
基本的には自動で移動し敵を倒していくのを見守るだけとなっている。
戦闘シーンはチビキャラが動き回り割と楽しい。全員に専用モーションがあたえられている。
ただし低レアリティは一部を除き首から下が共通グラフィックと言うざんねんな部分も(一枚絵ではちゃんと個別の服を着ている)。
最近は徐々に低レアキャラクターにも専用SDが実装されている。そして2018年10月1日の更新を以て、全てのキャラに専用SDが実装された。
中にはネタ系モーションを持つ者も。
また、他のゲームでも良くあるキャラごとの「友好度」を上げるシステムも実装されているが、本作の場合それが能力面へのボーナスとして反映されており、100%状態の場合0%の上位レアリティを同レベルでも上回るほどの補正が掛かるようになっている。一方で「友好度」を上げるアイテムは入手する手段が少ない(より上位の好感度を解放するアイテム「咲花のハート」「誓いのハート」の入手が特に厳しい)。
課金システム
基本的に課金で買えるのは華霊石というアイテム。単価は100個100円(※1)で、まとめて買うとサービスが付く。
現在は多種多様なアイテムパックが登場しており、複数日のログインが必要な代わりにより効率的に華霊石が入手できる「デイリー華霊石パック」は常に買っている団長もいるかもしれない。
この華霊石を消費してスタミナの回復や花騎士最大所持数の拡張などを行う。華霊石は他の手段でも手に入るので、ほとんどのことは課金せずに実行することができる。
DMMポイントを直接消費するサービスも幾つか存在しているが、それらを購入しなければ全く楽しめないという要素は無い。港の拡張(所持数拡張)に課金必須となる艦これよりもコレクションという箇所では無課金プレイでも問題はない。
(更に付け足せば、近年はサイト内でもDMMポイントを得るためのミッション等もあるので、それらをこなしていけばポイントを得ることは可能である事を追記しておく)
SDキャラを自由に配置して観賞して楽しむための「庭園」機能が実装されてからは「スゴウデ庭師の依頼状」というアイテムが追加。これは特定のオブジェなどを追加する際、ゲーム内通貨のゴールドと同時に消費される。こちらも価格は一つ100円。しかしこちらはゲームプレイに一切影響ない完全に趣味の領域なので、プレイする分には購入しなくてもなんら支障はない。
※1:2018年6月までは1個で100円だった。ただしレート変更されただけなので、石が100倍になったからと言ってもガチャを100倍回せるわけではなく、ガチャ等での消費量も100倍になっている。これはスマホアプリ版実装に先駆けて「1石=1円」とするためと言われている。
花トーク
2024年5月から実装されたちょっとしたストーリーが楽しめる要素。
定番にして王道のペアだったり、ありそうでなかった意外な組み合わせもあったり。
ストーリーは重複して流れることはないが、他のものを見るには一定時間の経過が必要だ。
出現場所はアルバムで確認すべし(ただし一部閲覧条件が必要なものもあるので要注意)。
見つからない場合はホーム画面でHOMEボタンを押してみるのもいいだろう。
ラブメーター
2024年7月から実装された新要素。
好感度が一定(「好感度・誓」)以上の花騎士※を第1副団長にした上で、
(一部除く)討伐に連れて行きクリアすることで消費スタミナに比例した量の専用経験値を獲得できる。
それが一定以上達することで専用の称号が獲得できるというものだ。
上位の称号はもう途方もないほどの頑張りが必要なので、団長の愛と一途さとド根性が試されるぞ。
※バージョン違いの花騎士がいる場合、メーターは元のバージョンと共有される。コラボキャラのラブメーターは解放不可。団長補佐ナズナなどの非戦闘キャラも解放できない。
キャラクター
団長
物語の主人公、プレイヤーそのもので、作中では珍しい男性(設定上は男性は普通に何人もいるが、シナリオに関わる男性は基本的に団長だけ。小説版ではスプリングガーデンの男女比は1:20とされている)。
個性的な花騎士達を上手く纏め上げる器の大きさを持ち、常に彼女達がより良い生活を送れるように気を配っている。そのおかげか花騎士どころか花騎士以外の存在からも好かれている。
作中で台詞はもたないが、好感度イベントやキャラクエストでは団長視点で話が進んでいく。
所々で花騎士と同等かそれ以上の超人ぶりを発揮することがあり、よくネタにされる。
もちろん完璧超人というワケではなく、山の様に仕事を抱えてしまったり、体調を崩して寝込んだり、会議を寝過ごし上層部から大目玉をくらって落ち込む等の人間らしい一面もある。
結構高い立場にいるようで、ベルガモットバレーの貴族の食事会に呼ばれたりしている。しかし、本人は特に誰かと社交するわけでもなくひたすら美味しいものを食べて帰るだけであった。
ナズナ
このゲームのナビゲート役。メインロゴにも登場しており、役職は団長補佐。
花を冠する名前を持つが、花騎士ではなく戦闘は行わない。
詳しくは該当記事へ。
花騎士
花の名前を持つ女性キャラクターたち。この作品の戦闘要員。
基本的に花の外見や花言葉に由来する容姿・性格となっている。
密かに一部花騎士ではない者も仲間になって戦ってくれる。
間違えやすいが、設定上花騎士は擬人化ではなくただの人間である。
詳しくは単独記事へ。
害虫
本作の敵となる存在の総称。アリやカマキリ、チョウなどいわゆる虫たち。
ストーリーにもある通り「死にゆく世界の支配者が虫たちを好戦的な害虫に変えた」という設定であるため、現実で益虫に分類されている種でも害虫になりうる。また作中に害虫ではない虫も存在していることが確認されている。
人々を襲い多くの被害を出しているため全体としてみれば花騎士たちの宿敵で、実際、害虫によって家族や友人、恋人を殺された花騎士は多い。
…ではあるのだが、先祖返りなのかそれほど好戦的ではない個体も少なからず存在している。そのため花騎士の中でも害虫に対する考え方が異なっている。全て抹殺すべきとする花騎士、研究対象として興味を持っている花騎士、仲良くできないかと考える花騎士など々。
本作を代表する要素の一つとして、害虫のネーミングが愉快である点がよく挙げられる。
公式生放送で語られた裏話によると、当初は「○○アント」「○○ワーム」といった普通の名前だったのが、リリース1週間前に急遽が変更されたという。また、ネーミングを担当しているのは1人だけで、全ての害虫はそのスタッフのセンスでのみ名付けられている。
イベント毎に新たな名前の害虫が現れるため、楽しみにしているプレイヤーも多い。
強化霊、進化竜、アンプルゥ、開花鳥
合成や進化に使う素材達。稀にストーリーに登場する他、進化竜はHOME画面に仕込まれた隠し要素でやたらといい声で団長に告白してくれる。ここにもスタッフの遊び心が垣間見える。
評価
システムとゲームバランス
システム面での快適さ、そして改修・改善の早さには定評がある。
ゲームはテンポ良く進み、便利な機能が次々と追加され、UIもかなりの勢いで改善されているため遊ぶ際の快適性が高い。
キャラクターの所属国家別のエピソード、キャラ個別のエピソードなども順次追加されており、SDキャラを鑑賞する機能も幾つか実装されている。これらの要素にはレアリティによる差が無いため、好きなキャラクターを愛でるという観点からも優秀である。
一方、戦闘を中心としたゲームバランスについての評価は芳しくない。
スキルやアビリティの有用性の差、ダメージ計算式から来るパラメータのアンバランスさはよく指摘されている。またマップにランダム要素があることを嫌う人も少なくはない。(かつてはマップ走破の勲章の数によって入手するキャラの質が変わるイベントがあり、マップのランダム分岐が大きな鬼門となっていた)
幸いにも難易度が低く温いバランスであるため、プレイヤー間で議論のタネになることはあっても、実プレイ上で大きな問題になりにくい状態ではある。
キャラクターの能力の数値が後発キャラが強い(インフレする)という現象もなく、ゲーム稼動から数年経っても暫くは☆5はモモ、☆6はデンドロビウムと初期実装キャラが総合力トップを飾っていた(2024年現在は何名かが彼女らを上回る総合力を持つ花騎士もちらほら…)。
初期の頃こそ「新規追加キャラが弱い」という声もあったが、能力の上方修正や高難易度マップでもなければ趣味パでも戦えるゲームバランスとあって、ゲーム展開が長くなるにつれてそういう声も聞かれなくなった。
なお、超難易度ステージはエンドコンテンツに相応しい、それはもう異常なまでの難易度であるため対策できる花騎士がいないと無理。敵の被ダメージ激減アビリティに引っかかると碌なダメージを与えられない…以前に、激烈な攻撃回数の先制攻撃持ちが相手だとこちらの1ターン目すら拝めずハメ殺し、編成が特定条件を満たしていないと「行動不能」にされて完全封殺…などなどの事をされかねないのだ。気長に手札が揃うのを待つか、スッパリ諦めるか…挑む際は十分に入念に万全に戦力を整えていこう。
ガチャ
なおガチャで☆5や☆6を引く確率はかなり低い。
特に☆6は入手率0.5%、単純計算では200回に一人しか出ない。
いなくてもイベントクリアは可能であるとはいえ、やはり気に入ったキャラクターはどうしても欲しくなるのが人の常。☆6のキャラに惚れ込んでしまった場合はかなりの運か課金を覚悟しておいた方が良いだろう。
なお、11連ガチャでも☆5以上確定等の処置が無いため11連を回したのに全て☆3のキャラだったという事例も存在する。そのため、精神衛生上単発で回して出なければ潔く諦めたほうがいいという声もある。
2020年1月末に5周年を迎えた際にガチャの高レア排出率が引き上げられ、☆5を引く確率が12%、☆6を引く確率が2%と他のDMMゲームに寄せる形になり、一定回数回せば確実に新規追加の☆6キャラを貰える「天井」が追加された。しかし同時に虹色メダルの仕様が変更されることに…(詳しくは下記虹色メダルへ)。
まとめると、特定のキャラを求めないのならば無課金でもかなり快適で、ガチャで目当てのキャラを手に入れようとすると課金しても非常に厳しい、というバランスである。
ただし、課金者への厳しさに関してはサービス開始から半年ほどしてから「欲しいキャラを好きに選べる(☆6含む)チケット付きガチャ」や「☆6確定ガチャ」(☆5の場合もある)を数カ月に1回の割合でDMMポイントによる販売が行われる様になり、若干ではあるが改善の方向に向かってはいる。と言うか、これが販売される度に売り上げが跳ね上がる事もあり、他のDMMゲームズもこぞって真似をするように。
☆5や☆6の「どうしても欲しい娘がいる場合」は使うといいだろう。
ただし、チケットは決して安いものではないため、あくまで最終手段である。ご利用は計画的に。
また、この手のゲームにありがちな「期間限定キャラ」がコラボや交換所限定キャラを除き殆ど存在せず、ガチャに追加されるキャラは基本恒常キャラである※。それが2週間のペースで追加されているため、ガチャから出てくる花騎士のラインナップは相当な数となっている。
※…ただし現在は古代花騎士や世界花、既存の花騎士の別バージョンといった期間限定キャラが稀に、どころか時折登場しているため、団長各位はよく考えてガチャるべし。中には期間限定かつ有償限定ガチャが開催されることもある(当然ながら戦闘能力も凄まじい)ので、くれぐれもご利用は計画的に…。
団長メダルと虹色メダル
1日に1回引くことができる100円ガチャを回すこと等で手に入る「団長メダル」が実装され、これを60枚(数制限あり、2017年8月末時点で2枚)または100枚集めることで「☆5以上確定ガチャチケット」を交換所で入手できる。
☆5キャラクターが92.5%、☆6キャラクターが7.5%まで上がっているというシロモノである。
団長メダルは他にもナズナの特別クエスト、各イベントの前半に追加されてる限定クエストの★3報酬、不定期の特別ログインキャンペーン等でも無料の入手手段も用意されている。
2017年4月17日のメンテナンスより☆6キャラクターと交換できる「虹色メダル」が実装され、ガチャにある程度の天井が設けられたこととなる。交換所に鎮座している☆6はメダル一律300枚で同キャラは4回まで交換できる。
上記の☆5以上確定ガチャチケットを回し、☆5キャラが当たった場合は虹色メダルが30枚手に入る(4月17日までに回した確定ガチャチケット分の補填は4月24日に行われた)。
同一の☆5キャラクターに当選した場合はメダルが2枚、☆6では虹色メダルが50枚入手できる。
2020年1月27日、やはりユーザーに寄せすぎた仕様だったのか(※)不動だと思われていた虹色メダルの交換ラインナップが変更。「これまでの実装キャラとの交換」という形から「虹色メダル限定キャラとの交換」という形になった。代わりに上記のようにガチャの高レア排出率は引き上げられた。この変更に関する情報はメンテナンス直前の公開生放送にて初めて告知されたため、「もっと早く告知して欲しかった」とユーザーからの反発の声は多かった。
2020年5月18日、上記のユーザーの声を受けてか1月27日のメンテナンスまでに追加されたキャラクターは再び虹メダル交換所に常駐する形となった。その補填として先述の交換所に常駐することになったキャラクターが交換できる★6チケットが3枚配布され、更に希望者には1月27日~5月18日まで虹メダルで交換した対象を削除という形で虹メダルと強化素材&ゴールドを返却するという異例の対応が取られた。
総括として、「欲しいキャラを入手する」という難易度は高くなったものの、少しずつではあるが以前よりは虹キャラを入手しやすく改善されている。
ちなみに過去の虹色メダル限定キャラは再登場こそするものの、いつ誰が再登場するかは未定なので欲しい花騎士が登場したら交換できるように貯めておきたい。
(※)……団長メダル1枚が貰えるデイリー100円ガチャや、週1で虹色メダル20枚が手に入る480円ガチャ(2019年12月末に一時廃止、翌年5月21日に再開)を欠かさず回していた団長には虹色メダルが1000枚・2000枚溜まっていることも珍しくなかった。
特別ガチャ
不定期ではあるものの☆6キャラクターが必ず1体出現したり、11連ガチャのおまけで☆5と6のキャラクター全員から1体自由に交換できるスペシャルチケットがセットになったガチャなどがある。
というのもガチャでの☆6(虹)と☆5(金)の当選率はそれぞれ0.5%と6.0%と、DMM GAMESで配信されているゲームの中でも非常に低い部類に入る。そのため大金をつぎ込めない団長でも高いレアリティの花騎士を入手する貴重な機会と言える。
これらのガチャは基本的に5000DMMポイント(5000円)で販売される。
スペチャルチケットの販売は基本的に公式ニコ生で「フラワーナイトガール公式騎士団協議会」と題された放送内で告知されるのがお約束となっており、多くの団長が歓喜する大イベントの1つとなっている。放送終了後の直近であるメンテナンス終了後から3週間ほど行われる。この放送は日曜日に実施され、メンテナンスは月曜日なので前日の告知となる。
スピンオフ番組である「フラワーナイト探偵団」はニコニコ動画の運営陣による公式放送に当たるため販売は行われない。
応援ガチャとアニバーサリーガチャは基本的に突発。
今まで開催された☆6キャラクターの入手に関連するガチャは以下の通り。
範囲 | 開催時期 | |
---|---|---|
第一回公式ニコ生放送記念 | スペチケ | 2015年10月末 |
第二回公式ニコ生放送記念 | スペチケ | 2016年1月下旬 |
1周年アニバーサリー記念 | ☆6キャラクター1人確定(被りあり) | 2016年2月上旬 |
春の応援'16 | ☆6キャラクター1人確定(被りなし) | 2016年3月中旬 |
GWスペシャル'16 | スペチケ | 2016年4月末 |
リリース1周半記念 | ☆6キャラクター1人確定(被りなし) | 2016年7月上旬 |
サマースペシャル'16 | スペチケ | 2016年8月上旬 |
ハナヒメ*アブソリュートコラボ | カタクリ | 2016年8月下旬 |
オータムスペシャル'16 | スペチケ | 2016年10月末 |
冬の応援'16(開花セレクション1) | ☆6開花対応キャラクター1人確定(被りなし) | 2016年12月上旬 |
元旦福袋'17 | ☆6キャラクター1人確定(被りなし)(※10000DMMポイント) | 2017年元旦 |
2周年アニバーサリー記念 | スペチケ | 2017年1月末 |
春の応援'17 | ☆6キャラクター1人確定(被りなし) | 2017年3月末 |
GWスペシャル2 | スペチケ | 2017年4下旬 |
開花セレクション2 | ☆6開花対応キャラクター1人確定(被りなし) | 2017年6月中旬 |
2年半突破記念スペシャル | スペチケ | 2017年7月末 |
夏の応援'17 | 虹色メダル200枚(※3000DMMポイント) | 2017年8月末 |
2年弱で17回開催されておりペースとしては約40日に1回とかなりのハイペースである。
また☆5キャラクターのみの応援ガチャや、☆6キャラクターの装備枠を拡張するアイテムが封入されたガチャ等もあるため、これらも含めると約25日に1回ペースぐらいで開催されていたりする。
樋口もしくは諭吉0.5人がどんどん飛んでいくので、前述したとおり課金は計画的に。
不定期以外にも常設の特別ガチャもあり、前述した団長メダルをためる事で交換できる「☆5以上確定ガチャチケット」(Dチケ)や、有料ガチャが無料で引けるプレミアムチケットガチャ等もある。
また、ごく少額のDMMポイントでも挑戦できる☆5確定のガチャもあり、DMM GAMESのデイリーパチンコで獲得したポイントでも挑戦できる価格設定となっている。(10→30→50→100→300、太字部分が☆5確定)
引き直しガチャ
概ねハーフアニバーサリー(「◯.5周年」などの節目)で登場する11連ガチャ。
100₀₀華霊石必要だが、無課金でも石さえあれば引けるものとなっている。
その内容は☆6キャラが1体確定する上に気が済むまで引き直しが可能というもので、
不確定枠で更に☆6を狙う、という貪欲な事も可能である。
とはいえあまりにも良い結果を狙いすぎると埒が明かないので厳選は程々に…
なお、ラインナップはおおよそ半年前のメンテナンスで実装されたキャラまでとなっている(例として、9.5周年実施分はヒガンバナとシクラメンの[生命樹の祝福]版まで)。
当然ながら限定キャラは排出されないので要注意。
無課金プレイ
このゲームは課金せずとも遊ぶことにそれほど支障が無いのが特徴となっている。
運営が色んな場面で気前よく華霊石を配布しているからである。はっきりいって常時バラマキ状態である。
具体的には、サービス開始から4ヶ月の時点で配布された華霊石は500個以上(ステージ完全クリア報酬含む)。以降も1日平均2個以上のペースで華霊石が配られ続けている。中には誤字の修正やニコ生で流れたVTRのカメラの手ブレが酷かった等ゲーム以外のことで配布されることもあり、2016年夏にほぼ丸二日メンテナンス状態だった時には120個というとんでもない数の石が配布された(2017年12月4日~5日夜にかけての接続不良に対する緊急メンテナンスでも120個の華霊石(+10連チケット)が配布されている)。
不具合による配布される機会が大幅に増えていることや、不定期の特別ログインキャンペーンで配布される華霊石がインフレ傾向にあり、月によっては200個ほど溜まる事がある。
このため無課金でもガチャを回しやすく、さらにイベントキャラとして2週間に1回は☆5のイベントキャラが比較的容易に入手でき、育成へ華霊石をまわす余裕もある。よって各イベントを完全クリアする程度の戦力は揃えやすい。
またゲーム開始から数日で☆4以上や☆5以上を確定で獲得できるチケットが配られるため、高レアリティが全くいないという状況も避けられる。
じゃぶじゃぶ
このゲームと切り離せないのが「じゃぶじゃぶ」というフレーズである。これはサービス開始直後、遊び方説明の欄に「プレイヤーがじゃぶじゃぶ課金したくなるような射幸心を煽りまくる説明文章」という(おそらく説明文担当への指示のための)テキストが残っていたとされ、それが広まったものである。
しかし本当にこのようなテキストが存在したのか疑わしい面もある。そもそも実際にこのフレーズを見たという人が最初に報告した一人以外に確認されていない。実際に運営に確認して裏を取ったとする記事も、該当部分の会話が噛み合っていないようにも見え、本当に運営が認めているのか疑問が残る。
またこれが事実だったとしても、ユーザーに見せてしまったことは失敗であったかもしれないが、「基本無料のアイテム課金制ネットゲーム」と言うのは基からそういうものなので、身内向けの指示としてはそれほど間違ったことは言っていないという見解もある(これに納得が出来ないのならアイテム課金制ゲームに手を出すべきではない)。
いずれにせよ「じゃぶじゃぶ」がこのゲームを代表するフレーズとなってしまったことに間違いは無い。その影響は、他のDMM.comゲームのユーザー間でも「じゃぶじゃぶする」が「課金する」という意味で通じる場合があるほどである。
しかし、いざサービスが開始されると、上記のとおり無課金でも快適すぎるほど快適なゲームになってるのが皮肉である。
その他
- 定期的に公式によるニコニコ生放送が放送されている。MCにあさりどの川本成氏、アシスタント(コスプレ担当)にみゃこ氏、ゲストに主題歌も歌っている(ガチ勢でもある)川西ゆうこ氏、そして運営プロデューサーの新井Pや音声出演としてSDおじさんの茶助氏やDMMプロデューサーのはせPも出演している。第一回から元から掲げていた来場者やコメント数を大きく更新しており、ユーザーに大きなお返しとして還元されている。第四回では放送開始直後から当初の予定していた来場者やコメント数を更新するという勢いを見せており、もはやこの大きな更新が恒例行事と化している。また、生放送限定のユニットもメールで応募することによってプレゼントされる。余談だが、昔は放送中の川西ゆうこ氏が引くガチャコーナーではやたらとヘリオトロープが当たり、今でも放送中にガチャを引く際にはヘリオコールが起こる。また、放送終了後からしばらく遊べる特別クエストには新井P以外のメインMC3人の名前をもじったスペシャルな害虫が登場する(カマモトさん・かみゃこさんは第五回、カマニシさんは第六回から)。だが、ふざけた名前に反して非常に強いのでクエストに挑む際には準備が必要。
- 本作の公式4コマ「花騎士4コマ劇場」が絶賛掲載中。イラスト担当はしゃるとりゅうず先生。本作に登場する花騎士がラインナップされており(残念ながらコラボキャラは一切未登場)、9.5周年の時点ではなんと538話まで継続している。この4コマで用いられているSDチックなグラフィックはフラワーメモリーの絵柄として使用されているほか、一部キャラのスキンとして新たに描き起こされている。スキンは有償ステップガチャのおまけやスキンパックとして購入可能である。
ガールズシンフォニーとの関係
当初のコラボ
制作会社が同じ「YourGames」、2017年2月14日リリース。
フラワーナイトガールで培ったノウハウがこのゲームの随所に生かされている(よく動くSDキャラクター等)。開始当初は期間限定でコラボが行われ、花騎士のオンシジュームとガルシンのアンリが互いに交換される形で登場した。後に無期限化された。
しかし、同年8月30日にガルシン側の大幅リニューアルに伴う一時サービス終了が告知され、コラボに関しては9月11日の花騎士側のメンテナンス開始タイミングで終了となる。
その際に入手できた花騎士「アンリ(バイカカラマツ)」は交換所での交換可能な花騎士として配布される。
まさかの再コラボ
その後、ガルシンはリニューアルに際してOVERRIDE(『かんぱに☆ガールズ』『一血卍傑』など)に移管され、2019年12月5日に『ガールズシンフォニー:Ec(アンコール)』として再リリースされたが、2021年7月29日限りでサービス終了。
一方花騎士も、2021年11月にKMS(『ミストトレインガールズ』、『オトギフロンティア』など)に移管された。
しかし、2022年10月3日~10月17日に『ガルシンEc』とのコラボイベント「明日へのシンフォニー」が開催。コラボイベントの開催は事前告知されていたが、イベント開始までコラボ相手が明かされていなかったため、両作品のユーザーから驚きをもって受け止められた。両作品ともに運営会社が変遷し、紆余曲折を経ての再会となった。
関連動画
オープニングムービー
その1
その2
関連イラスト
関連タグ
花擬人化※厳密には異なる。
FLOWER_KNIGHT_GIRL :表記揺れ。こちらでも一部イラストが投稿されている。
ロードオブワルキューレ・千年戦争アイギス・神姫PROJECT…一般版も展開しているDMM GAMES R18の作品つながり。
ガールズシンフォニー…関係に関しては前述通りである。
転生したらスライムだった件:コラボシナリオ『転生したらフラワーナイトだった件』でコラボする作品。こちらは千年戦争アイギスのこちらやこっちのコラボと同じように一般版限定となる。それに加え、初のテレビCMが流れる事になった。
ランスシリーズ:外部コラボシナリオ第2弾で登場。こちらは過去にもアイギスでもコラボ済。後にランスコラボ第2弾が行われ、第1弾の一部キャラも復刻している。
ワルキューレロマンツェ:外部コラボシナリオ第3弾で登場。神姫PROJECTで過去にコラボ済。
光翼戦姫エクスティア:外部コラボ第4弾で登場。過去にオトギフロンティアとコラボ済。
紅月ゆれる恋あかり(CRYSTALiA):外部コラボで登場。
ふるーつふるきゅーと!:まさかともいえるコラボが実現。花騎士と同じ名前の人物もいるだけに、誰が参戦するかも気になる所だろう。
政剣マニフェスティア:2019年のエイプリルフールネタが新元号と言う事でネタ被りしたDMMGAMES作品つながり。もっとも、政剣マニフェスティアは政治ネタが今までも使われていた事もあって平常運転だが、普段は扱わないネタを花騎士が使うのは衝撃だったに違いない。
ミストトレインガールズ〜霧の世界の車窓から〜・オトギフロンティア:花騎士と同じはせPが担当し、株式会社KMSが運営するDMM系ソーシャルゲーム。YourGamesからKMSに運営移管していたことが2021年11月26日に正式発表された。SDグラフィックチームは移管以前から花騎士のグラフィックデザインに関わっていたKMSのチームくまさんに移籍されている。後にミストレとは2024年3月にコラボが行われることが発表された。そして2024年4月8日、メンテナンス後の告知で相互コラボであることが確定。
アイオライトリンク:かつての花騎士並みにガチャチケットや石の大盤振る舞いなどを行うFANZA作品つながり。チケットに関しても10連チケット×10枚(100連相当)や☆6確定チケットなどが含まれる。
ティンクルスターナイツ:チームくまさんつながりの作品。ティンクルスターナイツ、ミストレ、モンスター娘TDと合わせての合同イベントを花騎士でも開催することになった。
ガールズクリエイション:クルスタと同様にチームくまさんつながり。後に同作品のリリースに合わせて、合同キャンペーンが再び開催されることに。
外部リンク
Your Games:開発元・旧運営。現在はリンク切れ
株式会社KMS:現運営