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古代花騎士

ふういんのこだいはなきし

「封印の古代花騎士」とは、かつて大精霊と契約し、「然るべき時」まで封印されていた、古代の花騎士の総称である。いずれも同じような服装のため、外見での判別は難しい。一般には「古代花騎士」と呼ばれている。
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※注意:この項目は、ゲーム「フラワーナイトガール」の重大なネタバレを含みます。














概要編集

スプリングガーデンの歴史の空白となった、幻の存在たち。ロータスレイクコールドスリープ状態だったクコヘナネムノキとはまた別の理由で、大精霊によって大昔に封印されていた。

全員同じような服装をしており、この白地に金の装飾を持つフード付きローブのようなものは俗に「大精霊ローブ」とか「古代パーカー」などと呼ばれているが、正式名称は不明。頭に輪っかのようなものがついており、これは着脱自由。前半三人は進化後このリングを装着していない。


春庭の歴史学会に当たるディープ・レコードの総帥であるリアトリス(半ば伝説扱いだったネムノキのことも知っていた)と、議長のリーガルリリーですらその存在を知らなかった謎の存在であり、フラスベルグが復活したことで開始されたコダイバナ>奪還作戦の一環でディープ・レコードが「禁書世界」に踏み込んだ際大精霊が密かに動き出し、アグレッサが滅亡した後に大精霊によって召還された。


いずれも大精霊との契約による傀儡と考えられており、復活した際は全員闇堕ちしていた(よく調べてみると、契約した時には既に闇堕ちしている例が多い)。しかし最終的に和解してからはわりと自由に行動しており、「彼女たちに勝利して光堕ちさせることが大精霊が現代の春庭に課した試練ではないか」と考察されているが、詳細は不明である。








封印されていた真の目的は「春庭の外界の奪還のための戦力」。大精霊の最後にして最大最強の切り札であり、誰か一人だけでも世界を変えてしまう程の力を有すると言われている。


一覧編集

スイカズラ(花騎士)編集

センシティブな作品

最初に召還され、ウィンターローズに出現した、約800年前の花騎士。

かつては「暗殺者シター」と呼ばれていたらしく、カトレアに匹敵する魔力を誇る。何者かによる連続殺人事件の犯人として追放された過去があり、自分を殺してくれる相手を探している。本能的なサイコパスで、軽いノリで殺戮ができる狂気をはらむ。


ジュズダマ(花騎士)編集

ジュズダマママァ・・・

2番目に召還され、リリィウッドに出現した、約900年前の花騎士。

しばらくは記憶喪失だったが、その正体はかつて三大害虫フラスベルグを信仰していた過激派カルト教団の教祖であり、ある意味でロータスレイク湖底から発見された「三大守護神蟲を信仰する壁画」が正しかったことを示す人物。プルメリアに似た性格で、一時はその能力でヒサカキを闇墜ちさせた。進化させるとローブそのものを脱ぎ捨てる


ヒャクニチソウ(花騎士)編集

センシティブな作品

3番目に召還され、バナナオーシャンに出現した、約200年前の花騎士。

心優しく清楚な性格で、闇墜ちの度合いは最も低い。後述のタケとの決戦でも間接的に参加し、当代ケンザンである発明家のガンライコウが「一度会ってみたい」と洩らす程の武器開発の天才。戦死した幼なじみを基にした別人格「ジニア」を内包した二重人格持ちで、マグナムを撃つことで性格が入れ替わる。当初は互いの人格同士が認識し合っておらず、物語の中でこの二重人格に向き合うシーンがある。→解離性同一性障害


タケ(花騎士)編集

タケさん

4番目に召還され、ベルガモットバレーに出現した、約450年前の花騎士。

ゼットンウルトラマンベリアルを併せたような強さを誇る恐るべき存在であり、害虫と亡霊の軍団を操り、一度はシュウメイギクすら完封した上でその命すら奪いかける実力者。シュウメイギクがよく使う「遠見の鏡」の関係者でもあり、「復讐」に関してはイフェイオンはおろかあのラエヴァよりも執念深い。しかし、完全に人間の心を失った訳ではなかったことが、終盤で判明する。


コルベット(花騎士)編集

コルベット

最後に召還され、ブロッサムヒルに出現した、約500年前の花騎士。コルベットという名は偽名らしく、本名は「カナダオダマキ」ではないかと言われている。

他所の世界の怪物を思わせる能力を持ち、形態変化する珍しい花騎士でもある。闇堕ちの度合いは低いが、戦闘能力は最強。ただその強すぎる力に肉体が付いてこれず、そのせいで今や多臓器不全で虚弱体質になってしまっており、定期的に治療が行われている。

関連項目編集

フラワーナイトガール 花騎士

闇堕ち 光堕ち

大精霊

ディープ・レコード








  • ネムノキ(花騎士):超古代から復活した、ロータスレイクの大昔の女王で最初期の花騎士の一人。古代花騎士とは封印の事情が異なるため、彼女は古代花騎士とは呼ばれないが、作中ではロータスレイクには古代花騎士が出現しなかったため「彼女がロータスレイクの古代花騎士枠」ではないかと考察されている。
  • クコ(花騎士)ヘナ(花騎士):おそらくヒャクニチソウと同じ時代の人間(明らかに未成年だが)。ロータスレイク沖で発見された二人の故郷は既に廃墟だが極めて高い技術力を持っており、ヒャクニチソウは隣のバナナオーシャン出身のため、何らかの関連が推測されるが現時点では不明。この二人も古代から復活したが、封印の事情が異なるため古代花騎士とは呼ばれない。
  • ハツユキソウ(花騎士):古代花騎士復活前、よく似た白いフードを被っていた娘。古代花騎士とは全く関係ないが、その偶然の一致のおかげで、「ハツユキソウ古代花騎士説」というジョークが流行っている。スイカズラとの交戦歴あり。
  • スイセン(花騎士):古代花騎士のパーカーと酷似したデザインの服を着ており、最初に発表された古代花騎士のスイカズラとはゲーム上のアビリティまでもが似通っているため、ハツユキソウ同様にジョークとして「スイセン古代花騎士説」が唱えられることがあるがこちらはあまり流行っていない。本編にはまったく登場していない。
  • ハシバミ(花騎士):最終決戦の直前に実装された、ディープ・レコード所属の花騎士で、色は違うがよく似た模様のフードを被っている。ただ「ハシバミ古代花騎士説」というジョークは流行っていない。立場的に古代花騎士とも深く関わることになる。
  • アンゼリカ(花騎士):頭にリングを持つ娘。やはり天使モチーフだが、「アンゼリカ古代花騎士説」というジョークは流行っていない。本編にはまったく登場しない。
  • ヨハネの黙示録:古代花騎士たちと大精霊の基ネタと思われる。新約聖書記載の最後の文献。



















































大精霊の本当の狙い編集

この先は『封印の古代花騎士』最終章のネタバレが含まれます。





















戦いの最果て、とうとう手持ちの古代花騎士全員分の試練が完結し、かつ現代の花騎士に受け入れられることとなった。しかし大精霊はこれをよく思わず、古代花騎士を全員ロータスレイクに誘い出すと、あったかもしれない夢の世界に封印、五人を融合させるべく、拐ってきた団長とナズナに融合先の一人を選ばせる。しかし即刻拒絶され全員取り戻すと宣言されると、大精霊は強引にネムノキに五人を融合させようとする。あくまでも自らの傀儡として花騎士を超える究極の存在を産み出そうと企み、ネムノキを狙う大精霊。



しかしそこに、ロータスレイク軍、ディープ・レコード、その他春庭中の花騎士という花騎士が押し寄せ、大精霊の計略は頓挫する。

過去にも団長が大精霊に拐われた事件があったことから、ディープ・レコードや各国上層部はその対策としてナーエなど人類に味方する精霊たちに協力を呼び掛けて来ており、大精霊の結界内で最後の戦いが幕を開ける。

その裏で、ヒャクニチソウ、コルベット、ジュズダマ、タケ、そしてスイカズラが復活し、現春庭の全戦力が一堂に会することとなる。

この事態に混乱した大精霊は、「この私の役割を否定するならば、自分たちでこの私に証明してみせろ」と、ついにその正体を明かす。


覚醒竜センティ

覚醒竜センティ

それは、我々団長諸氏が、花騎士たちの限界突破に大量に使って来た、あの覚醒竜だった。

竜を名乗るだけあり圧倒的な力を誇る大精霊=センティだったが、全花騎士による何段階にも及ぶ波状攻撃の応酬の末、団長の必殺技、太陽の剣ことソーラードライブを喰らって、ついに力尽きる。










最終的に、これからの世界を団長と花騎士たちに託し、結界を解除。古代花騎士融合計画を破棄して姿を消した。




























それから編集

※注意:この先は準メインストーリー「封印の古代花騎士」終盤およびメインストーリー第4部、そしてフラワーナイトガールの根本的な設定に関わる極めて重大なネタバレが含まれます。






























封印の古代花騎士の5章にて、コルベットにセンティやマニュなどの既知の精霊とは明らかに異なる、ピンク色のウサギのような姿の謎の精霊(?)が接触していた。

コルベットの本名が「カナダオダマキ」ではないかという考察は、この謎の存在の発言によって明らかになった「カナちゃん」呼びから浮上した説である。この事からこの謎の存在は、少なくともコルベットの出身である、約500年前には既に生きていたことが間接的に明らかになった(100年は生きている精霊は多数いるとはいえ、世界観的にそこまで単一個体で長生きの精霊は現時点でセンティしかいない)。


一方、キキョウヒガンバナなどの「世界花を神と慕う巫女花騎士」たちのこれまでの発言や、「封印の古代花騎士」最終章のセンティの回想などから、世界花には明確に独立した意思があり、また何らかの方法で確実な意志疎通が可能であるということが判明していた。


そして、センティが姿を消した後、入れ替わるように、この謎の存在が現れ、徐々に他の花騎士たちにも目撃されるようになる。

さらに、新章が開幕すると、専用バナーにこの存在が現れ、それにより、おそらく属性によると思われる4色が存在することが判明した。つまり、少なくともあと3体、色の違う個体がいるということになる。






















そもそも「世界花」とはなんなのか?この存在は一体何者なのか?そして、スプリングガーデンの外にはいかなる世界が広がっているのか?


数多の謎が急浮上する中、まもなく8周年という2023年1月22日の公式生放送にて、誰もが度肝を抜くとんでもない存在の実装が発表された。


何を隠そう、ブロッサムヒルの世界花である。


より正確に言うとそれは、「世界花が人間と意思疎通すべく自らの魔力によって造り出したアバター」である。

そして最新話の中で、ついに明かされた謎の存在の正体こそ、まさしくこの「世界花の分身」だったのである。


現存する世界花は根源の世界花を除いて6柱。つまり、ブロッサムヒルと同様に他の世界花も自身の化身を生み出すならば、計6体このような存在がいることになる。










世界花とは、先に触れたように、この世界観では神にも等しい存在である。そんな存在が、未実装のブロッサムヒル王族(花騎士)よりも先に、自ら直接出向いてきた、ということである。


スプリングガーデンに、一体何が起ころうとしているのだろうか。そして、世界花が「花騎士」を名乗って我々の騎士団に参戦してきた時、何が起こるのか。


物語は、まだ始まったばかりである。

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