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「オイオイ…何見下してんの?」

「私の姿を見たら…もう帰れないぞ!」


データ編集

身長262cm
体重130kg
生体コネクタ左腕
頭文字デザイン三日月と幽霊(N)
特色/力夢の中へ自在に入り込む能力、捕まえた対象を夢の中に閉じ込める夢空間拘束器具「ドリームキャッチャー」

概要編集

仮面ライダーW』第29・30話に登場したドーパント


風都大学の何者かが「ナイトメア(悪夢)」の記憶を内包するナイトメアメモリを使用して変身したとされている。


白を基調とした身体に怪しい笑みを浮かべる仮面や人体模型や人形や鳥の頭部を生やした人形っぽさもある、歪で脈絡もない左右非対称な不気味な姿というおおよそ夢で見たら魘されそうな要素を集めた見た目をしている(胸元に金色のあばら骨全体があったり、左腰に金の骸骨、足にも血管のような模様があったりと顔以外も不気味)。

武器は大きなドリームキャッチャーを所持している。


見た目にそぐわず一人称が「私」であり落ち着いた物腰をしているが、その本性は荒っぽいようで常に苛々しているような態度が垣間見える。



武器を被せた他人の夢にダイブして操る能力を持つ。能力を使用すれば夢の中では無敵であり倒してもすぐに復活する他、相手は途絶えるまで二度と目を覚まさずいずれ衰弱して死に至る。そして眼を覚まさなくなった人は額にHの文字が浮かぶ(これがサブタイトルの「悪夢なH」の由来でもある)。


但し、劇中においてナイトメア・ドーパントが他人の夢に入り込む瞬間の描写は存在せず、相手をどのように指定しているのか及びどのようにして他人の夢にダイブするのかなどは不明である。


あくまで相手の夢の中であるため、なにもかもを完全に操作できるわけでもないらしく相手もその気になればある程度好き勝手することができる模様(特にダブルドライバーの同じような能力で翔太郎の夢にダイブしたフィリップは完全に影響下に置けなかった)。

また大きな弱点として、ダイブしている間はダブルに変身している間のフィリップと同じで「現実の体が無防備な状態で放置」される。

なお感覚は常時繋がっているらしく、有事の際はすぐに現実の肉体に戻ることもできるがその場合は当然ながら相手の夢からは出ていくしかない。


なお、現実における素の戦闘は能力特化型ドーパントの例に漏れず高くない。


ちなみに精神干渉波に耐性があるとされる照井を陥れた数少ないドーパントでもあるが、これはナイトメアは直接自分が相手の精神の中にダイブする能力なので通じたのである。




正体編集





(ネタバレ注意!)











正体は学生の福島元(ふくしま はじめ)(演:加藤康起



自分に好意を持っている(と思い込んでいた)学生の雪村姫香が、研究室の全員を「運命の王子様」と呼んで虜にしていたことに怒り、彼女を眠れないようにすることが目的だった。


大学の脳科学研究室の学生達を次々に眠らせ、自らも被害者のふりをする事で自分に疑いが向く事を防いでいた。


しかし、正体を告げられた亜樹子が寝言をはっきり発音するという珍妙な特技を有していたこと、および福島が病院搬送後目覚めて(寝た振りをやめて)退院していたことで足がつく。


正体が発覚した後は翔太郎に自分の動機を同情された事で激昂。フィリップがエクストリームメモリに吸収され行方不明となりダブルに変身ができない翔太郎を火炎弾で始末しようとするが、解放されたフィリップが間に合い形勢逆転。


「貴様ら、本物の仮面ライダーだったのか!?」


そう、翔太郎が変身していた姿を単なる空想の産物だと思っていたのだ。

夢にも思わなかった事実に驚愕する間もなく、二人の変身したダブルにまともな抵抗も出来ずに追い詰められ、情けない悲鳴をあげて逃げようとするもメモリチェンジしたルナジョーカーによって拘束されてしまう。


「腕が伸びたっ!?あ、悪夢だ!!」


完全に戦意を喪失した彼は幻想を司るルナメモリに翻弄された後、ルナメタルの「メタルイリュージョン」でメモリブレイクされた。


事件解決後、逮捕された福島は「帰って来るのを待っている」という姫香の言葉に涙を流しながら警察へと連行された。


備考編集

このエピソードでは夢の中ということでいつもの面々が時代劇の登場人物関西人等に扮するというコスプレ回および『W』全話でも有数のカオスである。

その度合いたるや、公式が病気で名高いハイパーバトルビデオに匹敵するレベル


屋外スタジアムのど真ん中で(しかもわざわざフィリップが翔太郎の枕を持ってきて)眠るW(とフィリップの体)、フィリッ八、江戸の町を自転車で疾走するダブルの光景はカオスかつシュール(スタジアムで眠る件は作中でも井坂「シュールな光景」とツッコまれており襲撃されている)。


『疾風』『切札』のガイアメモリに本物と同じ立木文彦氏のガイアウィスパー、変身する翔太郎に歌舞伎の隈取りのような紋様が浮かんだりと芸も細かい…というか努力の方向音痴

さらに翔太郎が見た夢のイメージ元となった劇中劇『風の左平次 パニックリベンジャー』に、櫓の久蔵役で"5万回斬られた男"こと福本清三氏を起用するという無駄な豪華さも披露した。

亜樹子が夢の中で"なにわの美少女仮面"に変身したのもこのエピソードである。


しかしそれでいてただのネタ回ではなく、エクストリームメモリの出現、それに伴うフィリップの変調、「左翔太郎と共にいてはいけない」というシュラウドの警告、と次回に続くサイクロンジョーカーエクストリーム登場への布石も打たれている。

ちなみに、このエピソードを担当したのは平成ウルトラマンシリーズで数々の伝説を残した長谷川圭一氏。


なお、大阪が登場するシーンの撮影は実際の大阪で敢行された(基本的に関東圏で撮影する平成ライダーにおいてはかなり珍しい)。

ちなみに、フィリップ役の菅田将暉氏と亜樹子役の山本ひかる氏は実際に大阪府出身であり、作中話している大阪弁はネイティブのもの。滋賀県出身である照井役の木ノ本嶺浩を含めると、本作の主役側メインキャスト4人中3人が関西出身だったりする。



余談編集

寺田克也氏の準備稿ではもっと悪夢的でフリーキーな外見だったが、ニチアサで放送するにあたりこれではまずいと修正された。


関連タグ編集

仮面ライダーW ドーパント みんなのトラウマ 公式が病気 /悪夢

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