仮面ライダーダブル
かめんらいだーだぶる
風都の私立探偵、左翔太郎とフィリップが変身する「2人で1人の仮面ライダー」。
元々2人はこの姿を「W(ダブル)」と呼称していたが、第4話にて2人の活躍を目撃した風都市民の噂によって街を護る謎の戦士「仮面ライダー」という都市伝説が誕生。
園咲若菜がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「ヒーリングプリンセス」の1コーナー「風都ミステリーツアー」にて取り上げられると2人もこれを気に入り、「仮面ライダーW」と名乗るようになった。
以降、翔太郎は『仮面ライダー』の名を「街の人々の希望」として強い誇りを持つようになる。
Wの正体を知っているのは、鳴海亜樹子や照井竜を除けば基本的に一部の依頼人やドーパントの変身者や関係者のみ(他にも門矢士や火野映司をはじめとする歴代変身者が該当する)。
正体を喧伝されたり厄介事に巻き込まれる可能性を鑑みて正体は隠しており、事件の中で正体を知った依頼人達にも守秘義務を頼んでいる。これはメインライターが同じ仮面ライダードライブの前半部に通じるものがある。
基本的に口が軽く広い情報網を持つために、逆に情報を発信された場合の拡散規模が危惧される刃野幹夫や真倉俊、風都イレギュラーズら翔太郎の関係者、協力者には正体を知らせていないが、市民からの印象は概ね好意的に捉えられている。
当初こそ都市伝説の存在と見なされていたが、『AtoZ』の事件によって多くの市民がその存在を認知したようである(『フォーゼ』(#02)より)。
本作は様々な能力を持つ敵が登場する上、変身者のメンタルとバイタルにかなり左右されやすいライダーであるために勝率にはムラがあるが、序盤はハーフチェンジ形態だけでも幹部怪人に食らいつくほどの戦闘力を見せており、終盤では奇策を用いて強化形態にならずに幹部怪人を撃破している。
先行登場に至ってはディケイドとクウガの最強形態であるライジングアルティメットが苦戦したシャドームーン(正史の本人ではない)を一方的に追い詰め、後日談である『MOVIE大戦MEGAMAX』においてはレム・カンナギ配下のゾディアーツ軍団の過半数をハーフチェンジ形態だけで撃破している。
仮面ライダー(特に平成二期)の中でも珍しく、特定のモチーフがない。強いていうならば、仮面ライダーそのものがモチーフである(余談の項で後述)。(モチーフ大図鑑では、バッタと書かれており、ギザギザの節が刻まれたボディラインや半身が緑とそれらしい雰囲気を醸し出している)。
設定が作り込まれている分、補足情報も多いので、より詳しい詳細は、リンク先にある各々の専用記事を参照とする。
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変身するには専用の「ガイアメモリ」と呼ばれるアイテムを、変更ベルトである「ダブルドライバー」に左右1本ずつ装填して変身する。
右半身を担うソウルメモリ(銀端子)をフィリップが、左半身を担うボディメモリ(金端子)を翔太郎が所持している。
ソウルメモリがWの属性や特殊能力を決定し、ボディメモリはWの身体能力や武器を決定する。
この二種類の組み合わせにより、Wは様々な能力を発揮することができる。
普段ダブルドライバーはバックルの状態で翔太郎が携帯しており、彼が装着するとフィリップの方にも同型のベルトが出現する。
ソウル担当のフィリップがソウルメモリを挿すと、その精神とメモリがボディ担当の翔太郎のドライバーへ転送され、2人分の意識を1人の肉体に宿す。
続いて翔太郎がボディメモリを挿入し、ドライバーを開いて作動させる事で変身が完了する。
ソウルサイド側の相方は変身中(厳密にはメモリを装填した時点で)精神をボディサイド側に憑依させている為、その肉体は意識を失った状態になる。
(ただし精神と肉体の繋がりが完全に無くなるわけではないようで、変身中にフィリップが微笑んだ際、倒れているフィリップの顔も微笑みを浮かべる、という描写がある)
ソウルサイド側が話す際はソウル側の眼が点滅し、声はエコーがかかったものになる(周囲にもしっかり聞こえている)。
ボディ担当が主な戦闘を行うが、ソウル担当も担当する半身側のみ制御が可能。どのフォームにしろ2人分の意識があることに変わりないため、2人の息が合っていないと戦闘は行えない。
ファングメモリを使う組み合わせの時のみ二人の役割は逆転し、フィリップがボディ、翔太郎がソウルとなる(左右の担当やメモリは変わらない)。
そしてソウル担当側の心身に変調が起きた場合、Wに変身している身体もその影響でソウルサイド側がまともに動かせなくなってしまうため、その「意識を失っている側の身体」の安全も確保する必要がある。
基本、意識を失った方の肉体は物陰に隠すか、一緒にいる亜樹子が退避させるのがお決まりのパターン(エクストリームに変身する際はその心配もなくなる)。
勿論、資本となるボディ担当側の心身もWの変身には欠かせず、こちらが体調不良や精神疾患に陥ればライダーとしての活動などままならない。小説版ではこれが原因でフィリップが仮面ライダーサイクロンとしての活動を余儀なくされた。
意識が憑依する特性上同位置にいなくても変身可能で、位置が離れていた場合は大抵スタッグフォン等で(主に翔太郎が)連絡を取ってから変身を行う。
またダブルドライバーを装着した時点で二人の脳波が繋がる為、変身前でも会話が可能となり、互いの見聞きした事も知覚できる。
ただし、この手の合体変身にありがちな「2人の意志が合致していないと変身できない」という事はなく、ファングジョーカーの初変身時は諸事情でジョーカーメモリがドライバーに装填されたままの状態だったため翔太郎の制止を無視して変身を強行している。
逆にフィリップがボディサイドを務めるファングジョーカーの際は翔太郎がメインの形態(エクストリームも含む)になる際には1度ファングの変身を解いて翔太郎側で再変身しなければならない弱点を抱えていたが続編で基本形態のハーフチェンジ同様にファングでのハーフチェンジに変身可能になった事である程度解消された。
変身ポーズはそれぞれがメモリを持った方の腕をVの字に曲げるというシンプルなものだが、2人合わさることで腕がWの字に見える造りになっている(話の流れや演出上W字ではない場合もある)。
なお、基本的には翔太郎が主体となって変身するが、ボディサイドの担当は左翔太郎でなくとも理論上は成立し、鳴海荘吉や照井竜を主体とした形態の構想もあったものの、結局正史においては実現せず。
異世界や夢の中での出来事に目を向ければ、鳴海亜樹子(ただし、ソウルサイドは翔太郎が担当)や石ノ森章太郎先生(公認二次創作『HEROSAGA』より)がボディサイドを担当していた事も。
次世代型メモリを使って仮面ライダーWに変身するための次世代型ドライバー。ミュージアムで使用されているガイアドライバーを発展させた後継機の一つ。
ドライバーの使用者をフィリップと一体化させて、最高の頭脳と肉体とを合わせ持つ究極の超人を生み出すための装置である。
ソウルメモリ
ロゴデザインは旋風で形作られたC。
使用者のスピードを高める他、周囲の気圧に干渉する事で風を自在に発生させ操る能力を持ち、首元からは姿勢制御の役割を果たすマフラー「ウィンディスタビライザー」が出現する。
またほんの少しずつだが、周囲の風を取り込んでスタミナを回復する力も有している。
ロゴデザインはH型の炎。
闘争本能を高め、身体から強烈な炎と高熱を放つ能力を持つ。純粋な攻撃力の強化はもちろん、噴射した熱によって突撃の推進力を高める事も可能。
ロゴデザインはL字の閃光が走る三日月。
物体や攻撃の軌道に超常的な伸縮・湾曲変形をもたらすトリッキーな能力を持ち、その他にも分身の生成や月光の照射など多くの側面を隠し持っている。
ボディメモリ
ロゴデザインは道化師の靴を模したJ。
使用者の運動能力や潜在能力を極限まで引き出す能力を持ち、パンチやキックなどの肉弾戦を得意とする。どのメモリと組み合わせてもそれなりの相性を発揮できる、トランプのワイルドカードのような性質も持つ。
また使用者の感情が放つエネルギーにより、性能の上限を超えたパワーを発揮できるという稀有な特性も有している。
ロゴデザインはビスが打たれたM字の鉄板。
使用者を頑強で筋力に優れた"鋼の肉体"に変える能力を持ち、専用の武器である鉄棒「メタルシャフト」での殴打を得意とする。
ロゴデザインはTに見える拳銃。
視力の上昇や磁場の形成による足下の固定といった銃撃戦に特化した能力を持ち、専用の武器である大型銃「トリガーマグナム」での射撃を得意とする。
ハーフチェンジ
メモリの組み合わせにより変身する形態。ここでは基本となる組み合わせを紹介する。
フォーム名は「ソウルメモリ名+ボディメモリ名」となり、平成一期に多く見られた「○○フォーム」とはならない。
特に武器を使わないが優れた格闘能力を持つ。ソウル側の効果は主に右半身の手足に表れる。
メタルシャフトを振り回して戦う。ソウル側の効果は主に武器の両端に表れる。
トリガーマグナムによる射撃戦が得意。ソウル側の効果は主に銃弾に表れる。
強化形態
この系統のみ、フィリップの身体をベースに翔太郎の意識を憑依させ変身する。
身体から牙刃を生やしての獰猛な戦いを行う。ソウル側の効果は主に戦闘スタイルに表れる。
エクストリームメモリを介して、翔太郎とフィリップが完全に一体となった最強フォーム。
敵の情報の「閲覧」を可能とし、プリズムビッカーで複数のメモリの能力を収束させて戦う。
劇場版限定のさらなる強化フォーム。
エクストリームが街の人達の声援と風都の風を受けたことで生まれた、想定外な奇跡のフォーム。
カタログスペック
(※)見切れ対策の為にフォーム名は頭文字で表記しています。
ハーフチェンジ形態に共通する要素
- ダブルマスク
- W型の触角「ダブルフィーラー」や頭部外骨格「ガイアシェル」などがあり、ソウルサイドがファングメモリである場合、各部分が鋭角化する。
- 設定上では鼻腔部の「ウルフノーズ」による人間の10万倍の嗅覚、真っ赤な両目「ホークファインダー」による4.0もの視力(ルナトリガー変身時には8.0)、「ガイアソナー」 による10km先のハリが落ちる音も聞き分ける聴力を発揮するとされるが、劇中では未使用。
- 劇中ではヘッドフォンを着けて音楽を聴く場面があったが、特にダブルが苦しむ様子はなかった。
- ガイアーマー
- 全身を覆う強化皮膚。ソウルサイドがファングメモリである場合、一部鋭角化する。
- 仮面ライダースカルや仮面ライダーエターナルにも同様の部位があり、スカルのものは名称がまったく同じである。
- ハンマーショルダー
- 肩部外骨格。ソウルサイドがファングメモリである場合、ボディサイド共に鋭角化する。
- 仮面ライダースカルや仮面ライダーエターナルも同様の部位を持ち、スカルのものは名称が全く同じ。
- ○○ラング
- 胸部を覆う外骨格で、○○な部分には各メモリの名称が入る他、模様パターンのデザインや能力は各形態によって異なる。
- 仮面ライダースカルや仮面ライダーエターナルも同様の部位を持つが、前者は命名法則が異なり、「ボーンラング」(骨型のラインは「ボーンプロテクション」)と呼ばれる。
- マッスルディフェンダー
- 腹筋に当たる外骨格。
- 仮面ライダースカル、仮面ライダーエターナルも同様の部位を持つ。
- ○○ブレス/○○アンクレット
- ○○には各メモリの名称が入り、各メモリに込められた様々な力を増幅する腕輪と足輪。模様も各メモリ毎に異なる。
- 仮面ライダースカル、仮面ライダーエターナルも同様の部位を持つ(名称の法則も同じ)。
- セントラルパーテーション
- 中央部を走る銀色のラインの事。ジョーカーメモリを使用した形態がマキシマムドライブを行使する際にはこの線を境にボディが分割、サイクロンジョーカーエクストリーム変身時にはクリスタルサーバーという透明な部位が顕となる。
- 大まかなデザインが共通しながらも単独で変身する仮面ライダーサイクロンや仮面ライダージョーカーにはこの部位が存在しない一方、同様のシステムを用いる仮面ライダーエターナルや仮面ライダースカルを含め、セントラルパーテーションに相当する部分には空白が出来ているのが特徴。
(参考:「仮面ライダー図鑑」『仮面ライダーW』/『仮面ライダースカル』/『仮面ライダーエターナル』より)
メモリを右腰や武器のマキシマムスロットに装填することでメモリのエネルギーを最大限に増幅して発動する強力な必殺技。
これをドーパントに叩き込むことで、変身者を殺すことなくメモリだけを破壊するメモリブレイクが可能。
基本的に必殺技名を叫んでいるが、これは伊達や酔狂等ではなく2人の呼吸を合わせるため。
技名は翔太郎がその場で命名している模様。
ちなみに、状況によっては技名叫びを省略したり別の台詞でフィニッシュを決めることがあるが、技名叫びのように一発でメモリブレイクは難しいとのこと。(風都探偵13集より)
ライブモードを持つ特殊な形状のファング及びエクストリームメモリは、メモリ自体にマキシマムドライブの発動機能を備えている。
メモリガジェットに挿入しても発動するが、そのメモリの属性のエネルギーが付加される程度でメモリブレイクに至るほどの威力はない。
なおテレビシリーズ本編ではガジェットを用いない通常のマキシマムドライブはボディメモリでしか使用していないが、これには特に設定上の理由はなく、プロデューサー曰く「なんとなく」らしい。
劇場版や後のシリーズではソウルメモリを用いたマキシマムドライブも使用しており、同じ形態でもボディメモリを使った場合とは異なる必殺技となる。
また、本編やゲームでの描写を見る限り、仮面ライダー用に規格が調整されているものであればWが変身に使用するメモリ以外でも発動は可能なようだ。
仮面ライダー達のサポートツール。ガイアメモリを模した思考型AIのギジメモリを装填することで、様々な小動物型のライブモードに変形して自律活動する。それぞれが様々な機能を有しており、ライダー達を戦闘だけでなく捜査などでも多方面からサポートする。
ハードボイルダー
W同様、前部と後部でカラーリングが分かれたバイク。後部ユニットをリボルギャリー内で換装することで様々な状況で活動できる。
- ハードボイルダー
緑のユニットを装着したバイク形態。使い捨ての6連装ブースターを接続した「スタートダッシュモード」(上の画像中央下)もある。
元は仮面ライダースカルが使っていた、スカルボイルダーを改造した物。
- ハードタービュラー
赤のユニットを装着した空戦形態。ジャイロユニットで音速を超えた速度での飛行が可能。
- ハードスプラッシャー(上の画像右下)
黄色の水上ユニットを装着した形態。ホバークラフトの要領で水面を走行できる。
- ハードガンナー
アクセルのガンナーAを接続した形態。アクセルガンナーと同様ガイアキャノンを発射できる。
シュラウドが当初想定していた『究極のW』。翔太郎を切って照井と組む事で実現するらしい。
作中で実現することはなく、イメージ図としての登場のみに留まった。
翔太郎がロストドライバーとジョーカーメモリを用い、単独で変身した仮面ライダー。
その為、正確にはWの派生ではない。
フィリップがロストドライバーとサイクロンメモリを用い、単独で変身した仮面ライダー。
その為、正確にはWの派生ではない。
ディケイドの「FINAL FORM RIDE」でWが分割された特殊形態。
『風都探偵』で示唆された、シュラウドが当初想定していた本来のW。
鳴海荘吉とフィリップが変身した姿らしいが、荘吉の死によってこちらも頓挫し、幻のフォームとなった。
- 疾風切札、なにわの美少女仮面
ナイトメア・ドーパントが作り出す夢の中で変身した妄想W。姿形に変化はなく、当然実在もしていない。
なお、なにわの美少女仮面は亜樹子が主体となっている。
ガンバライジングでの活躍
ガンバライジングでは1弾からサイクロンジョーカーとルナトリガーが参戦。メモリチェンジもばっちり再現されている。フォーム数が少なく、劇中の必殺技も「トリガーフルバースト」のみ(「サイクロンブロー」も劇中さながらの風を纏った蹴りではあるが)で少々勢いが控えめだったが、5弾のCPの必殺技にてヒートメタルが登場し、ジョーカーエクストリームも収録された。
そして、ナイスドライブ1弾でヒートメタルが正式参戦。「メタルブランディング」も収録。
4弾のN(1番目にカードを出した時テクニカルゲージアップ)が、ナイスドライブ弾での仕様変更(テクニカルバトルの統一化、ガンバライダーの一部アビリティの弱体化)に伴い、一時期、ライダー全国対戦のオンライン対戦にてND1弾CPドライブ(毎ラウンドAP+20)と並び、使用率No.1の非常に強力なカードとしてオンライン対戦の定番デッキとして流行していた。
ナイスドライブ2弾では仮面ライダージョーカーがLRで登場。Wよりも先に高レア化された。
そしてナイスドライブ4弾ではLR&LREX枠で待望のサイクロンジョーカーエクストリーム&ゴールドエクストリームが参戦した。また同弾でのトリプライドキャンペーンの枠でオーズ、フォーゼと共にMOVIE大戦MEGAMAXを再現したトリプルライダーキックが実装された。
バッチリカイガン3弾では中間フォームにあたるファングジョーカーがLR枠で参戦。最強フォームより後に参戦する珍しいケースでの参戦となった。
バトライド・ウォーシリーズ
無印よりプレイアブルキャラとして参戦。基本のフォームチェンジはサイクロンジョーカー、ヒートメタル、ルナトリガーの三つであるが、それぞれの形態で必殺技を使用すると右半身(フィリップの担当するメモリ)だけメモリチェンジを行い、その形態でのマキシマムドライブを発動させるという仕様。
メモリチェンジ直後の硬直があるため通常技に組み込みにくいという欠点があるが、一度メモリチェンジを行えばそのフォームでのマキシマムドライブに限り硬直が起こることはない。
基本形態が9つと比較的手ごろな数であるためか9つとも高めな再現度に加え、基本形態が素早くて手数の多い格闘タイプというシンプルかつ使いやすい性質もあってもっぱら「扱いやすくて初心者向きな強キャラ」という扱いであることが多い。
この仕様により通常時でも9つのフォームを持ち、最強状態や究極状態(「Ⅱ」以降)の二つも含めるとゲーム中最多の11フォーム変身とながいある。といっても必殺技でのフォームチェンジによる戦闘モーションや性能の差はほとんどないのだが(ルナトリガーのみ弾丸が変化する)。
なおファングジョーカーのみメインの変身者が違う為か、完全な別キャラ扱いである。
『【裏技】仮面ライダーゲンム』
PART.Ⅰ「レジェンドライダー・ステージ」
終盤、ゲンムの使用したガンバライジングガシャットの効果によりオーズ・フォーゼと共に召喚され、永夢・Dr.パックマンと対峙する。
PART.Ⅱ 「レジェンドゲーマー・ステージ」
本格的に永夢らと交戦。エグゼイド・パックアクションゲーマーを追い回すがエグゼイドがパワークッキーを取得し形勢逆転。「パッククリティカルストライク」で撃破された。
『仮面ライダージオウ』関連
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』
終盤のとある展開により「仮面ライダーがテレビの中の絵空事である世界」に出現。
青年二人組を助けると、ジオウ・ビルドを始めとした平成ライダー達と合流。「ジョーカーエクストリーム」でアナザーアルティメットクウガにダメージを与えた。
『Over_Quartzer』
グランドジオウの能力により召喚されバールクスと交戦するが、「バールクスタイムブレーク」によって倒されてしまった。
その後、「平成が溢れ出す」状況になった際にはサイクロンジョーカーエクストリームへフォームチェンジし、他の最強フォームの平成ライダー達やジオウ・オーマフォームと共に「平成ライダーキック」に参加。巨大化したバールクスを撃破した。
『NEXT_TIME_ゲイツ、マジェスティ』
グランドジオウの能力によりファイズ・ブラスターフォーム、オーズ・プトティラコンボと共にファングジョーカーが召喚され、彼らと共にカッシーン軍団を撃破した。
『仮面ライダー_令和_ザ・ファースト・ジェネレーション』
グランドジオウの能力により他の平成ライダー達と共に召喚され、アナザー新1号にダメージを与えた。
『劇場版仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』
仮面ライダーレジェンドによってクウガ、電王、オーズと共に召喚された。
先陣を切ったクウガ、電王に続き、『ジョーカーエクストリーム』でドレットルーパー軍式を数体撃破。
後年の仮面ライダー作品やその商品展開において登場した、ダブルをモチーフとしたアイテムやフォームなど。
『仮面ライダージオウ』に登場する、ネオディケイドがダブルにカメンライドした形態で劇中未登場。
ディケイドやディエンドが、ダブル本人あるいは召喚したダブルをファイナルフォームライドした形態で、その姿は仮面ライダーサイクロンと仮面ライダージョーカーに酷似しているが、真ん中のラインとドライバーが異なる。
『仮面ライダーオーズ/OOO』のオーメダルの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーフォーゼ』のアストロスイッチの一つで劇中未登場。
『ガンバライド』ではフォーゼドライバーの左腕用スロットに装填、左腕にダブルモジュールを装着する。
『仮面ライダーウィザード』のウィザードリングの一つで、色付きバージョンが魔宝石の世界において登場。
ハルトによって召喚され、彼を守るために戦う。
『仮面ライダー鎧武/ガイム』のレジェンドライダーロックシードの一つで、『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』で仮面ライダー龍玄が使用したWアームズが登場した。
『仮面ライダーゴースト』のレジェンドライダーゴーストアイコンの一つで、『伝説!ライダーの魂!』で仮面ライダースペクターが使用したダブル魂が登場。
『仮面ライダーエグゼイド』のレジェンドライダーガシャットの一つで劇中未登場。
『ガンバライジング』では仮面ライダーエグゼイドが使用したダブルゲーマーレベル2が登場。
『仮面ライダージオウ』のライドウォッチの一つで、劇中では仮面ライダージオウが使用したWアーマーが登場した。
『仮面ライダーゼロワン』のレジェンドライダープログライズキーの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーセイバー』のレジェンドライダーワンダーライドブックの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーリバイス』のバイスタンプの一つで、劇中では仮面ライダーリバイスが使用したイーグルゲノムが登場した。
『仮面ライダーギーツ』のレジェンドバックルの一つで劇中未登場。
『仮面ライダーガッチャード』に登場する、ダブルとオーズのレジェンドライダーケミーカードを使用して変身する形態。
『仮面ライダーガッチャードVS仮面ライダーレジェンド』にて登場。
『仮面ライダーガッチャード』に登場する、仮面ライダーレジェンドがダブルにケミーライドした形態。劇中未登場。
『仮面ライダーガヴ』のレジェンドライダーゴチゾウの一つで劇中未登場。
※ソースがあるもののみ。『ウィザード』特別編や『スーパーヒーロー戦記』などキャストが特定できないものはカウント外とします。
スーツアクター
- 高岩成二(本編他)
- 渡辺淳(『MOVIE大戦CORE』、『仮面ライダー大戦』)
CV
- 桐山漣&菅田将暉(本編)
- 『スーパーヒーロー大変乙』や『仮面ライダー大戦』では桐山氏単独で担当。
- 鈴村健一(『スーパーヒーロー大戦』)
- 河本邦弘(『スーパーヒーロー大変』)
- 石原朋典(『バトライド・ウォー創生』)
- フィリップサイド。翔太郎サイドは桐山氏が引き続き担当。
- 細谷佳正&内山昂輝(『memory_of_heroez』、『風都探偵』)
挿入歌については仮面ライダーWを参照
タイトル | 備考 |
---|---|
ハードボイルド(作曲:中川幸太郎) | 「俺たち二人で一人」や「ハーフボイルド」などのアレンジがある本作の代表曲 |
探偵の使命(作曲:中川幸太郎&鳴瀬シュウヘイ) | 「ハードボイルド」の『風都探偵』用アレンジ |
仮面ライダーW(ダブル)登場(作曲:鳴瀬シュウヘイ・中川幸太郎) | 先行登場時のBGM |
出撃リボルギャリー(作曲:中川幸太郎) | Wが第1話で変身した際のBGM |
メタルブランディング(作曲:中川幸太郎) | このような曲名だが、ファングジョーカーのマキシマムドライブ発動時などにも使用されている |
他多数…。
企画段階では従来の仮面ライダー通り1人で変身する予定だったが、Wのデザインが決定した後「左右で色が違うことへの理由付けが欲しい」ということになり、探偵モノ定番のバディ要素とも絡めて「2人で1人の仮面ライダー」が誕生したという経緯を持つ。
Wのデザインは「風」と「格闘」が主体であり、コンセプト自体は仮面ライダー1号などの原点としての「仮面ライダー」を強く踏襲しており、なんの因果か第1話の敵は溶岩がモチーフである。
また、この他にも左右二色のカラーリングはキカイダー、蛇腹状のモールド「フレキシールド」はロボット刑事、サイクロンジョーカーエクストリームの「クリスタルサーバー」(中央部の透明な部分)はキカイダー00と石ノ森ヒーローを思わせる要素も多い。
主役ライダーを「仮面ライダーダブル」、作品名を『仮面ライダーW』と区別することも多い。しかし、両方とも「仮面ライダーW」と表記することも多く、公式でも割と適当。なお、英語表記に関しては「DOUBLE」でほぼ一貫している。
ガンバライド6弾ではすでに放送中であったがキャラや必殺技が違くフィリップもいない事から「謎が謎を呼ぶW」と言われている。これはデータ開発中に参考できる初期案などを使用した為であろう。声も青二所属の代役でありライジングで先行参戦ライダーやアバターであるガンバライダー タイプクールのボイスにも流用されている。
スーツは本編で使用していたスーツを客演の際にも長年使用していたため、劣化が激しくなっており(特に太ももや股の部分)、舞台『風都探偵THESTAGE』用に新しいスーツを新造。それ以降はそちらのスーツを使用している模様。
『ライドカメンズ』にダブルがモチーフと思われる仮面ライダーLOQが登場する。
仮面ライダーの称号に関して
- 『オールライダー対大ショッカー』にて先行登場を果たすが、「仮面ライダー」を名乗っていた事からこのWは第4話以降の存在だと思われる。
- 『仮面ライダーフォーゼ』第2話では1号、スーパー1、BLACKRX、クウガの戦いに加え、『AtoZ』の出来事が都市伝説という形で紹介された。
- 奇しくもW同様に都市伝説がきっかけでフォーゼに『仮面ライダー』の称号が与えられる事となり、更にその称号はフォーゼからウィザード、ウィザードから鎧武に受け継がれる事になるのだった。
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