概要
『仮面ライダーW』及び正統続編『風都探偵』に登場するサポートツール。
AIを搭載した、ガイアメモリを模したツール「ギジメモリ」を挿す事によって、カメラや携帯電話から対応する小動物型の小型メカ形態『ライブモード』に変形する。また、ギジメモリを経由せずに直接ガイアメモリを挿しても一応起動はする(後述)。
設計・開発はシュラウドが手がけており、鳴海荘吉と照井竜は彼女から直接受けとった。
左翔太郎とフィリップが使用するものは、荘吉の形見やその複製品、シュラウドが送ってきたパーツと設計図をもとにフィリップが組み立てたものである。
ガイアメモリをセットする事で、攻撃にメモリのエネルギーの属性を上乗せするマキシマムドライブを発動することもできる。
単純な威力は仮面ライダーのそれに比べれば大きく劣るようだが、それでも下記のスタッグフォン+ジョーカーメモリのように状況と組み合わせ次第では十分強力である他、隠れている敵を炙り出すといったユニークな効果を発揮する物もある。
また、一部を除いてメタルシャフト・トリガーマグナムにドッキングする機能もあり、この状態では通常とは異なる性質の攻撃・マキシマムドライブが可能となる。
上記の単体マキシマムと併せてWの戦術を大きく拡張してくれるが、ガジェットへの負荷が大きく破損する危険があるため、使用頻度は少ない。
一覧
詳細は各記事参照。
終盤の活躍
基本的にその高い能力で物語全編を通して戦闘に捜査と多方面で活躍したメモリガジェット達だったが、終盤ではさらに思いもよらない活躍をすることになる。
本作のラスボスであるユートピア・ドーパントは相手の生きる希望をエネルギーとして吸収する能力で、相手を無力化するばかりか無尽蔵に近いエネルギーを手に入れて、それで絶大な力を振るう強大なドーパントだったのだが、なんと純粋な機械であるゆえに生きる希望も心も最初から持っていないメモリガジェット達が彼にとって最も相性が悪い相手だったのである(死者蘇生兵士であるNEVERとも同じ理由から相性が悪い)。
このため最終決戦では相手が慢心して油断しきっていたのもあって、ほぼ一方的にユートピアを翻弄、捕縛して最終的には制御装置を破壊し、彼の計画である「ガイアインパクト」阻止と園咲若菜奪還に大きく貢献するという大金星をあげている(フロッグポッドが煽り要員でしか無かったのは黙っておこう)。
余談
- 中盤以降は近い役割を見せ、一緒に描かれる事も多いファングメモリとエクストリームメモリが登場するが、これらは意志を持つガイアメモリでありメモリガジェットではない。
- 実際、イラスト下段右側に描かれているのはそのファングメモリである。