概要
仮面ライダーダブルが使用する光弾銃。
トリガーメモリを用いて変身する形態での標準装備で、デフォルトで銃身が中折式となっている特異なスタイルが特徴。使用時以外にはトリガーサイドの胸部(トリガーラング)にマウントされている。
通常でも秒間240発もの光弾の連射を可能とする他、装填したガイアメモリや接続したメモリガジェットのプログラムを反映し、様々な種類のエネルギー弾を発射する機能を備えており、使用者の意思に応じて単発・連射の切り替えから威力の調整までできるようにもなっている。またトリガーラングへの装着時には、本体の接続部分(マグネホルスター)からエネルギーが供給され、これによりリロードなしでの使用も可能としている。
ガイアメモリを装填する際には、前述の通り中折式となっている銃身を起こすことで「マキシマムモード」へと変形、この状態からマキシマムドライブを繰り出す。
機能
ソウルサイド/メモリガジェット/その他メモリ | 放つ弾丸 |
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サイクロン | 連射が効く螺旋状を纏った疾風弾を放つ。 |
ヒート | 一発一発の爆発力が高い火炎弾を放つ。 |
ルナ | 黄色の分身する追尾弾を放つ(マキシマム時は黄色と青)。 |
ファング | トリガーマグナムを使用せず、代わりに手首から生えたアームセイバーを弓のように使いエネルギー弾を放つ |
スタッグ | 挟み撃ちする二つの弾丸を放つ。 |
スパイダー | 敵を拘束するネットを発射。 |
バット | 超精密射撃を放てるようになる。 |
ビートル | エネルギーを収束させた弾丸を放つ。 |
トリガー(単体) | 強力な弾丸を連射する。龍玄Wアームズが使用。 |
以上のように、変身したソウルサイドや装着したメモリガジェットによって発射する弾丸や特性が全く異なるものとなっている。トリガーメモリを除くボディサイドのメモリや、その他のメモリを使用した際、どのような効果が現れるかは作中でも描写がなく、設定上でもその点については特に言及されていない。
備考
撮影に使用されたプロップは、FRP製のアップ用とウレタン注型によるアクション用、それに前述のトリガーラングへの装着時に使用される小ぶりのものの、計3種類が用意された。このうちアクション用のみ、単発ながら火薬による電気着火が可能である他、トリガーラング装着用については、後述のDX玩具の試作原型から型取り・リペイントを施したものとされている。
DX玩具は2009年10月に発売。先行して発売された「DXメタルシャフト」と同様に、ガイアメモリやメモリガジェットとの連動ギミックが実装されている。またそれとは別に、本体側にもサウンドギミックが搭載されており、『W』におけるなりきり武器玩具としては「CSMエターナルエッジ」(2023年発売)が登場するまで、リデコ品であるスカルマグナムと共に数少ないメモリに依らないサウンドギミックを有した商品でもあった。
本体の他にも、DXダブルドライバーには未付属であったトリガーメモリが付属しており、(食玩などの代替手段はあるものの)ダブルの初期フォームへの変身遊びには必要なアイテムの一つでもある。
後年のシリーズ作品においても、ダブルの要素を含んだレジェンド形態に変身したライダーが使用する場合もあり、龍玄、鎧武、グリドンが該当する。ギャグ漫画作品ではグリドンが鈍器として使おうとする一幕も見られた。
関連タグ
使用形態