バットショット
ばっとしょっと
「メモリガジェット」と呼ばれるデバイス群の1つ。
単独でデジタルカメラとして機能するガジェットモード、ガイアメモリと併用する事でコウモリ型のライブモードへと変形する。
メモリは基本的にギジメモリ<バット>(バットメモリ)を使用する。
またメタルシャフトやトリガーマグナムにセットし、武器の能力を拡張させる事も可能。
スチール画像撮影なら2万枚、動画撮影なら12時間の撮影が可能。
黒がメインに青、サイドハンドルやファインダー、レンズ周りが銀色。
外装はスパイダーショック同様フィリップ製の超合金「ハイマグ」が使われている。
重量は不明。
ガジェットモード
全高 | 全幅 | 奥行 |
---|---|---|
87mm | 131mm | 53mm |
通常のデジカメ形態。
広角側15ミリ、望遠側1500mmの焦点距離を持つ超コンパクト光学モジュールレンズ「エルマライト 15-1500/F1.2HS」はフィリップが市販のデジカメのレンズを改修して作り出した物。
レンズ内のセンサー「テラルクスイメージセンサー」は5億画素という驚愕の解像度を誇り、豆粒サイズの人間の表情さえも極めて明確に解像できるフィリップ製の究極の撮像素子である。
カメラフラッシュの「オプティクスメーター」は完全電子制御の測光器で、対象との距離を1/10000シャッタースピードで計測。「コウモリ」で「カメラ」という事で当然搭載している暗視装置と併用する事で、真っ暗な闇の中でも正確にその距離を測定・正確な画像撮影が可能。
この他通信ユニット「ネットワークトランスポーター」を内蔵し、撮影した画像はリアルタイムでスタッグフォンに転送する事が出来る。
左右の銀のパーツはサイドハンドル「ジャイロスタビライザー」。カメラ状態はブレ補正を、コウモリ状態ではここを軸に翼が展開し、飛行時の姿勢制御のスタビライザーとしても機能する。
ライブモード
全高 | 全幅 | 奥行 | 最高飛行速度 |
---|---|---|---|
108mm | 310mm | 58mm | 120km/h |
変形させたコウモリ形態。
左手側の「ライブスロット」にギジメモリを挿入し、翼と頭部が展開した状態。
撮影機能はこの状態でも生きており、人間では難しい撮影が可能。
翼の「ブレードウィング」はその名の通り鋭い刃になっており、高速振動させる事で直径5cm程度の鉄パイプならば一瞬で切断できる。表面にある模様は「ブラッドベーン」といい、音の発生を大幅に抑える効果がある。 加えて脚の爪「ホールディングクロー」によりコウモリらしく天井にぶら下る事が可能。ガジェットの中でも最も探偵らしい機能を持つと言える。
また小型にもかかわらず頭部には、
解析音波を周囲に放出し、反響音を利用して周囲を解析する2本の牙「ハウリングタスク」。
半径5km以内の音を拾う高感度音波検出器の耳「サウンドスキャナー」。
スパイダー同様追跡用のビーコンを打ち込み、対象を追跡できる目の「オプティカルビーコン」
といった撮影以外方法で情報を集める機能が集約されている。
タスクが放った音波の反射音をスキャナーで分析すれば3次元マップを構築する事が可能で、建築内部など周囲の状況確認で威力を発揮する。
最高速度はスタッグフォンの約2.7倍とメモリガジェット中最速。
ルナメモリのマキシマムドライブ
ルナメモリを挿入して発動。ライブモードに変形して強烈なフラッシュを連射し、擬態した対象をあぶり出す。
周囲の風景に擬態したスイーツ・ドーパント対してヒートジョーカーが使用した。
バットシャフトモード
メタルシャフトにバットショットを接続した形態。
「ハウリングタスク」の超音波によってシャフトを超振動させ、更に「ブレードウイング」の羽ばたきによって高周波攻撃ソニックシャフトを発動できる。
付着したスイーツ・ドーパントの硬化クリームを破壊するためにサイクロンメタルが使用した。
『風都探偵』の「gが死を招く」篇にてソニックシャフトの超音波を放出しながらシャフトを回転させて距離を詰めて、相手のディーバ・ドーパントの放つ音波攻撃を跳ね返した。
バットマグナムモード
トリガーマグナムにバットショットを接続した形態。
バットショットの頭部に展開した三次元ターゲットスコープにより、正確な射撃が可能になる。
ファインダーが照準器になるようにデザインされており、シャフトよりマグナムとの連動を想定した設計になっている。サイクロントリガーが使用。
- トリガーバットシューティング
バットマグナムモードのマキシマムドライブ。
バットショットが展開したスコープで狙いを定め、強力な光弾で敵の急所を正確に撃ち抜く。
精密射撃に向いていないサイクロントリガーでもバード・ドーパント(強化態)のメモリのみを撃ち抜ける程の精度を発揮する。