概要
「メモリガジェット」と呼ばれるデバイス群の1種。初登場は25話。
ギジメモリ≪フロッグ≫(フロッグメモリ)を装填する事でサウンドレコーダー形態からカエル形態に変形し、メモリが録音した音声を再生する機能を持つ。
メタルシャフトやトリガーマグナムとの合体機能はなく、前線に立つタイプではないので攻撃力はないに等しいが、音声再生機能とライブモードの機動力を併用することで、捜査や戦闘などにも意外な形で貢献している
カエルを模しているだけあって水陸両用であり、メモリガジェットで唯一水中で活動可能。
劇中ではシュラウドから送られてきたパーツと設計図を元にフィリップが製作したが、ギジメモリ以外は既存ガジェットのジャンクパーツで製作されている。
全長は95mm。重量は580g。外装「プログシェル」はジュラルミン製。
風都探偵では
『tに気をつけろ』回にてときめと翔太郎のやりとりを録音して茶化していたが、唐突に翔太郎の頭上にライブモードで現れていた。
モード
ガジェットモード
全幅 | 厚さ |
---|---|
75mm | 48mm |
通常のサウンドレコーダー形態。
録音用マイクや各種操作用のボタンはフロッグポッド本体ではなくギジメモリ側に備わっているため、他のメモリガジェットとは異なりガジェットモード単体では全く機能しない。
本体に録音データを保存する記憶領域があるのかも不明。
ライブモード
全幅 | ジャンプ力(高跳び) | 最高速度 |
---|---|---|
99mm | 25m | 地上:20km/h/水上:90ノット(約48km/h) |
フロッグメモリを装填したフロッグ形態。尻尾が残ったカエルにような見た目になる。
目の音声再生用ステレオスピーカー「アイスピーカー」と口の低音用ウーファースピーカー「マウスウーファー」によってフロッグメモリ内の録音データを立体音響で再現し、非常にリアルな音声を再生する。最大出力で音声を再生すれば一種の音響砲のような使い方もできるという。
ただ再生するだけでなく収録音声を任意の周波数に変換する事も可能で、捜査時の音声収集だけでなく戦闘時は撹乱目的で使う事もできる。
外枠「アッシングリング」は本体に帯電した電気を外部に放出させ、音声にノイズが混ざることを極限まで抑える。
足の「ジャンピングレッグユニット」は短く一見大したことは無さそうだが、ビルの9階に到達する程のジャンプ力を生む(W・ヒートメタル同等)。遊泳速度もスタッグフォンの最高速度を上回る程であり、寸胴な見た目に反して機動力は高い。内蔵された衝撃緩和機構により当然耐えられる構造になっているため、25mの昇降運動を行っても問題ない。
眉間にあるのはギジメモリを取り外すときに使用する「イジェクションスイッチ」である。
立体物
「メモリガジェットシリーズ05 フロッグポッド」が2010年3月20日一般販売。
機能がある程度再現されており、フロッグギジメモリで最大3~4秒録音でき録音した音声を通常速度→少し高い早め→低く遅めに野太く と3段階で音声サンプリングごっこができる。
余談
- 同名の株式会社が存在する。
- 超バトルDVDでは起動した途端に太田真一郎ボイスで実況を開始。フィリップに今回用に改造されていたか、複製されたのだろうか…?
- 他ガジェットと事なり、ポッドという元ネタ(レコーダー)とは直接関係ない名称が使われている。
- 水上速度が割と出鱈目。本来なら以下の通りになるはずである。
- 48km/h≒25.9ノット
- 90ノット≒166.7km/h
関連タグ
ナゲジャロイカ:カエルからイカモチーフに変更された2年後のサポートメカ。
仮面ライダーケケラ:メカニカルで巨大な緑のカエルの姿をした仮面ライダー。