「プレーイボーールッ!!」
「ワンナウト、次だ!」
「ツーアウト、おのれ千本ノック!」
概要
『太陽戦隊サンバルカン』第7話「野獣バッターと涙」に登場する機械生命体。
高校野球界のスーパースター・高瀬秀一(演:春田純一)を『野獣化光線ビーストシャワー』で野獣化させて人間性を失落させ、それをきっかけに彼を敬愛する民衆を絶望の坩堝に叩き落そうと目論む。
怪力無双を誇り、マシンマン野球団を率いて、三色の殺人ボールや鉄球付きの武器を引っ提げてサンバルカンに挑戦した。
戦闘時には左手のミットで相手の技を防御し、ピンク色のボール爆弾による『千本ノック』を駆使して野球さながらの戦いを展開する。
頭部にはスコアボードを模したランプが取り付けられており、戦局に応じて点灯する仕組みになっている(劇中で点灯したのはアウトのみ)。
活躍
一度は『ビーストシャワー』を断ち切ったが、その結果スランプに陥ってしまった秀一を見かねた父親(野球部監督でもある)が『ビーストシャワー』を求めたため、トラックに乗り学校へ侵入。
野獣化した秀一にサンバルカンを襲わせるが、彼がマネージャー・千恵子(演:増田めぐみ)に諭され愛の涙(by嵐山長官)を流し動きを止めたため頭部死球で始末、自身が交戦することに。
千本ノックは三人がどこからともなく取り出したバット(バルカンスティックを変形させた物と思われる)で打ち返され、『殺人ボール』の連投もかわされてしまい、バルカンボールを喰らって巨大化する。
サンバルカンロボとの戦闘では『殺人ボール』をバルシールドに防がれた上、鉄球も跳ね返されてしまい、そのまま太陽剣・オーロラプラズマ返しで倒された。
事件解決後、一命を取り留めた秀一は以前のような明るさを取り戻し、トレーニングに励むのだった。
余談
この話で高瀬秀一を演じていた春田純一は、翌年、2年後のスーパー戦隊で戦隊ブラックを演じることになる。
関連タグ
機械帝国ブラックマグマ 機械生命体(サンバルカン) 野球怪人