嵐山長官
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あらしやまちょうかん
『太陽戦隊サンバルカン』に登場する人物。太陽戦隊長官。
『太陽戦隊サンバルカン』で地球平和守備隊が創設した組織である太陽戦隊の長官でフルネームは嵐山大三郎。美佐という娘がおり、彼女は太陽戦隊の秘書兼通信係を勤めている。
温厚篤実な性格の持ち主で「平和とは、動物たちが安心して野山を駆け回れる環境の事」という持論を持ち、その動物たちの命を奪い平和を脅かす者に対しては容赦ない。(サファリパークの地下に基地を建造するのは、かえって動物達を危険にさらしていると言えなくもないが…)
サンバルカンよりも目立った活躍が多い。
最終話ではヘドリアン女王最期の妖術で拉致された美佐を救う為サンバルカンと共にブラックマグマの本拠地に乗り込んだ。
美佐(本物ではなくメカ人間)を人質にした全能の神に人類の全面降伏を迫られるが、美佐が偽物である事を見破ると隙をついてバルカンスティックの太陽マークからの光線で、全能の神を粉砕した。
料理の腕は一流で、ただでさえ細身の体型に見合ぬ大食漢である豹朝夫(バルパンサー)が名物であるサファリカレーを「うんめぇー」と喜び、何杯もおかわりしてジャーを空にしてしまうほど。かけているサングラスが太陽戦隊の長官の時と異なり、色が薄く丸眼鏡のような形をしている。
喫茶店の営業の片手間に近所の子供たちの遊び相手もしており、子供たちの人気者。けん玉やベーゴマといった遊びも上手く、子供の頃に隣町まで往き技を競って荒稼ぎしていたと思い出話をするほどの腕前である。彼の歌う手まり唄が事件解決のカギになったこともある。
演じた岸田氏は本作終了から11ヶ月後の1982年12月に43歳の若さで亡くなられたため、これがスーパー戦隊シリーズにおいて唯一の出演となった。
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