『ヒート! メタル!』
概要
翔太郎・フィリップがそれぞれヒートメモリとメタルメモリをダブルドライバーに挿入する事で変身する。
メタルメモリのパワーと防御力をヒートメモリが高める形となるフォームであり、高熱のメタルシャフトによる力強い棒術を得意とする。
ヒートナックルから発する温度は最大で3000度、メタルナックルは厚さ70cmの鉄板を打ち抜き、指先で直径5cmの鋼鉄球を紙のように潰すことができ、胸部のメタルラングは他のハーフボディと比べても5倍の強度を持つとされる。
加えて、固有武器のメタルシャフトは厚さ2mの鉄板を貫通し、具体的な威力は15t(マキシマムドライブで2倍の威力に)になるというのだから強さは推して図るべし。
(出典:仮面ライダー図鑑「仮面ライダーW ヒートメタル」より)
動きは機敏ではなくなるが(走力は全フォーム中最遅)、極めて高いパワーを誇る。中・遠距離、最高火力ではヒートトリガーに劣るものの、メモリのパワーバランスが安定、非常に高いフィジカルを活かし、パワーのある敵や体の固い敵などの近接戦闘ではよく使用されるフォームである。また、劇場版ではミュージアムの幹部達三人との戦闘時やNEVERたちの変身するT2ドーパント三人に囲まれた時などにも変身しており、初期の9フォームの中でもここぞという時で使用される機会に恵まれているフォームでもある。
だが風都探偵では強敵が多くて苦戦する事が多い。メモリブレイクしたドーパントは第1集(エピローグ)のコックローチ・ドーパントのみである。
初登場の『劇場版オールライダー対大ショッカー』では、シャドームーンを数百m先までぶっ飛ばし、城壁にめり込ませるというダイナミックな一撃を喰らわせた(マキシマムドライブですらない素の一撃である)。
風都探偵での出番は第1・5・9・14集の4回。
スペック
身長 | 195cm |
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体重 | 105kg |
パンチ力 | 6t |
キック力 | 9t |
ジャンプ力 | 25m |
走力 | 100mを11秒 |
マキシマムドライブ
メタルブランディング
炎を吹き上げるメタルシャフトを相手に叩き込む(横になぎ払うタイプと、垂直に振り下ろすタイプ(ロストヒーローズが確認されている。)炎を飛ばす事も可能。
バリエーション
マネー・ドーパント戦や『MOVIE大戦MEGAMAX』のハウンド・ゾディアーツ戦など、噴き出す炎の勢いでスライド移動しながら一撃を見舞ったり、初使用時、風都探偵の第1集ではハードタービュラーに乗って加速した状態で攻撃をすることもあった。
リアクター・ドーパント戦では、アクセルのエースラッシャーとのツインマキシマムによる同時攻撃を披露している。
『ファイナルステージ』ではヒートメタル・サイクロンメタル・ルナメタルの3人がメタルメモリのマキシマムドライブ(正式名称不明)を発動。
ルナメタルのメタルイリュージョンよろしく、メタルシャフトを大きく振り回す動作を取った後にすれ違い様に敵を叩く技となっている。
正式名称不明の技
『MOVIE大戦2010』ではヒートメモリによるマキシマムドライブを発動し、ハードマンモシャーに炎を纏わせてスーパークライス要塞に突撃させた。