CV:てらそままさき※当時は「寺杣昌紀」名義だが、ノンクレジット。
変身者
・秋月信彦(『仮面ライダーBLACK』)
・月影ノブヒコ(『オールライダー対大ショッカー』)
概要
『仮面ライダーBLACK』、『仮面ライダーBLACK RX』の登場キャラクターであり、暗黒結社ゴルゴムのメンバーである秋月総一郎博士の息子・信彦が改造手術を施され誕生した。
別名「地獄王子」「影の王子」。
後々の作品(主にオールライダー出演の劇場作品)にもたびたび登場しているが、別人の変身だったり変身者不明である場合も多い。
「シルバーガード」と呼ばれる強化外皮に覆われたメカニカルな外観が特徴で、これは秋月博士が記憶消去手術を妨害した際に受けたダメージを治療するために強化改造された姿と言われている(劇中での描写・説明は無い)。
萬画版での姿は光太郎と全く同じ黒いバッタ人間でありシャドームーンという名前も登場せず、テレビ版でも本来は萬画版のようにBLACKと色違いの全く同じ姿であったとされ、過去の世紀王を回想したシーンではBLACKと同一の形状で描写された。
放送当時に発売されたファミコンソフト『対決!シャドームーン』では、やはりBLACKの色違いで紫色に赤の目になっている。
印象的な足音は、かかと部分に取り付けられた強化装具「レッグトリガー」が地面に接するときに立てる音。この音を聞くだけでシャドームーンの姿を連想出来る。
変身機能は創世王に操作されているため、BLACKと違い自分の意思で変身解除することは不可能(信彦としての人格は殆ど残っていないと思われるため、信彦の姿に戻る必要もない)。
BLACKの隙を見せるために創世王によって一時的に信彦の姿に戻されたこともある。
過去作に登場したような「ニセ・ライダー」ではなく、シリーズ初の純然たる「悪の仮面ライダー」であり、(後に復活されはしたものの)特撮作品内で初めて明確な形で仮面ライダーを殺害した人物。ライダーが敵の手によって完全な改造手術を受けていたらどうなるかを明確に示す存在とも言えるかもしれない。
ただし、悪役であることや作中で自他共に「仮面ライダー」と呼んでおらず公式での扱いが曖昧であることなどから、長年に渡って「シャドームーンは仮面ライダーなのか怪人なのか」という疑問がファンの間で渦巻くことになった。
商品展開等の都合で「仮面ライダーシャドームーン」という名称表記が使われたこともあるが、2014年度のライダー怪人総選挙ではぶっちぎりで1位の座に輝いているように怪人として扱われることも多い。また、ゲーム「ライダーレボリューション」や仮面ライダー図鑑などのメディアでは仮面ライダーとしてカウントされていない(チェイサーとの掛け合いでシャドームーン自らが否定している)。
とはいえ、NHKの「全仮面ライダー大投票」では仮面ライダーとしてカウントされている他、シャドームーンのライダーカードが設定上存在していたりとライダー扱いされることも増えており、リブート作品仮面ライダーBLACK SUNでは明確にシャドームーンが仮面ライダーとして登場する。
ちなみに、主役の方が全身真っ黒である理由が「太陽光を最も効率的に吸収するのが黒色だから」と解釈されることもあるのを踏まえると、シャドームーンが白銀のボディを持つ理由は「太陽光を反射する色だから」と解釈できるかもしれない。
公式人気投票 | 45位(233票) |
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スペック・技
身長 | 197.4cm |
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体重 | 90kg |
ジャンプ力 | 40m(ひと跳び) |
シャドーパンチ
ブラックのライダーパンチに相当する技。
シャドーキック
ブラックのライダーキックに相当するが、こちらは両足蹴り。
シャドービーム
両手から放つ緑の光線。敵を捕縛して投げ飛ばしたり、光弾のように放つなど豊富なバリエーションを持つ。
シャドーフラッシュ
ブラックのキングストーンフラッシュに相当する技。
シャドームーンの場合、亡霊怪人の世界を創造したり、天候やバトルホッパーを操ったり出来る。
『仮面ライダーBLACK』
暗黒結社ゴルゴムの手により、ブラックサン(=仮面ライダーBLACK)と並ぶ次期創世王候補・世紀王として、南光太郎の親友・秋月信彦をベースに改造された。……が、息子の記憶までも消すことを拒んだ秋月博士の妨害によって南光太郎=ブラックサンは脱走し、シャドームーンはその際に大きなダメージを受け長らく治癒に専念することになった。番組後半で創世王の命により三神官が差し出した「天、海、地の石」の力を得てついに誕生し、仮面ライダーBLACKの最大の敵として立ち塞がることになる。
復活時にそれまでBLACKのライバル格であった剣聖ビルゲニアから創世王専用の剣であるサタンサーベルを奪い我がものとする。奪い返すべくビルセイバーで勝負を挑んだビルゲニアに対しては、ビルゲニアが手負いだったとはいえその場を一歩も動かずに彼の剣を易々と弾き返して格の違いを見せつけ、盾とともに一刀両断して退けた。その後サタンサーベルはシャドームーンを象徴する重要なアイテムとなり、他作品に客演した際にはこのサタンサーベルを手にしていることが多い。
強化改造の為に基本性能は若干BLACKを上回り、劇場版で初めて激突した際は格闘戦でBLACKとほぼ互角の勝負を展開。しかし本編での直接対決時は戦闘経験を更に積んで実力を上げたBLACKに思わぬ苦戦を強いられる。しかし創世王によって一時的に信彦の姿に戻され、わずかな隙を見せたBLACKを圧倒、一度はBLACKを倒すことに成功している。
蘇生したBLACKとの戦いでは創世王の力を分け与えられ大幅にパワーアップ。同じく復活してパワーアップしていたBLACKを圧倒し、更にBLACKの愛車であるバトルホッパーを奪って絶体絶命の危機に陥れた(バトルホッパーはもともと創世王候補専用のマシンで、シャドームーンにも操ることは可能であった。この時のシャドームーンの行動が後にBLACKに創世王を倒すヒントを与えることになる)。しかし、BLACKのキングストーンフラッシュによって正気を取り戻したバトルホッパーの特攻を受け、更にライダーパンチ、キックの連打を受けて深手を負わされてしまう。それでも戦う意思を捨てず、ゴルゴム神殿にて傷ついた体をおしてBLACKに最後の勝負を挑み、サタンサーベルの斬撃をベルトのシャドーチャージャーに受けて倒れる。その時駆け寄ったBLACKに「サタンサーベルがないと心細くて地獄にも行けん」と弱った声で懇願し、受け取るや否やBLACKの喉元にサタンサーベルの切っ先を突き付けた。しかしBLACKの喉を貫くことはかなわず力尽きると、「勝ったなどと思うな。お前は一生苦しむことになるんだ。親友の···この、信彦を抹殺したんだからな···一生後悔して生きていくんだ···」と、二人の劇中最後の会話でBLACK=光太郎にとって救いのない言葉を残すこととなった。
BLACKが創世王に勝利しゴルゴム神殿が崩壊するとシャドームーンもその瓦礫の下に埋もれ、BLACKはシャドームーンを助け出す間もなく脱出したのだった。
なお秋月信彦としての記憶は残っているが、信彦の人格はほとんど残っていないと思われる。
だが、恋人であった克美と妹の杏子を気にかける場面や、光太郎の姿に戻ったBLACKからキングストーンを摘出することをためらうなど、人間としての心は完全に消えてはいないところものぞかせる。本作品におけるシャドームーンの劇中最後の台詞は「ブラックサン···南光太郎···」であった。
『仮面ライダーBLACK RX』
中盤のテコ入れで再登場。ゴルゴム神殿崩壊の中でもどうにか生存しており、どこをどうしていたのかは不明だが金属質のボディのあちこちに浮いたサビが苦労をうかがわせた。クライス要塞内に現れた時は、仮にも四大隊長の一人であるゲドリアンを軽く退け、その力に衰えがないことを見せつけた。
秋月信彦や世紀王と言う過去の一切の記憶を失っていたが、仮面ライダーに対する強烈な敵対心だけは残されており、ジャーク将軍と契約を交わしてクライシスのRX打倒に協力するという形でRXに戦いを挑んだ。
サビ以外に外観上の変化はないもののゴルゴム時代からさらにパワーアップを遂げており、新たな武器・シャドーセイバーを自ら生成する力も得た。かつてはBLACKとほぼ互角だったが、はるかに強化されたRXを苦戦させるまでになっている。復活後の初対戦ではロボライダーをしのぐパワーを発揮して羽交い締めにしたり、バイオライダーの動きを見切る分析力洞察力を得ていた。
しかし自分たちの地位が脅かされることを危ぶんだ四大隊長の妨害に遭い、クライシスから捨て駒扱いされていたことを悟って離反。以後はアウトローの一匹狼として、クライシス帝国への復讐も期して活動するようになる。
そして怪魔異生獣マットボットも利用しつつRXに決戦を挑む。格闘戦で一進一退の攻防を演じRXとほぼ互角の力量を示したが、クライシスによって人質にされた子供達に死が迫るのを無視してまでも戦いを強行したためにRXが激怒。「お前を許さん!」の処刑宣告を前に奮闘しながらも、僅かな差でシャドーチャージャー部分にリボルクラッシュの一撃を受け敗れる。
潔く敗北を認めたシャドームーンはRXにクライシスの作戦を教え防ぐよう後押しし、自らは最後の力を振り絞って人質となった子供たちを助け出して家まで送り届け、力尽きた。その亡骸は秋月信彦の身体へと戻っていたが、彼が信彦の人格を取り戻していたかどうかは定かではない。
RX「信彦……信彦ッ!」
子供達を救出すべく傷ついた余命迫る身体を推して向かおうとしていたシャドームーンは彼に背を向けた時その言葉に一瞬ハッとなる。しかし…
シャドームーン「我が名はシャドームーン…いずれ再び蘇り…仮面ライダーBLACK RX、お前に勝負を挑む。誰にもお前の首は渡さん…。」
…と、あくまでも自身はシャドームーンである事を主張するのだった。しかし、そこには哀愁のある彼の背中があった。
なお、余力を使ってでもRXを倒そうとはしなかった事と迫り来る危機を打破する事をRXに促した上に子供達を助ける約束を果たした為、光太郎は彼が最後の最後で信彦に戻ったのだと親友を再び失った哀しみとそう信じたい気持ちを抱いていた。
もしかすると残り僅かな命の中で人の心を取り戻し、冷徹な悪の改造人間から仮面ライダーとしての「シャドームーン」になった姿とその僅かな一時だったのかもしれない。
その他派生作品
『S.I.C HERO SAGA』
仮面ライダーBLACK RXが原因不明のままBLACKにしか変身できない中、白いRXが登場。BLACKの起死回生の一撃で、その殻を破るようにシャドームーンが登場した。その実態は、シャドームーンの身体を乗っ取ったゴルゴム創世王。そして南光太郎のキングストーンを奪って「アナザーシャドームーン」にパワーアップした。しかし、秋月信彦の残留思念がそれを阻み、キングストーンを取り戻したRXのリボルクラッシュによって討たれる。しかし、それが現実だったのか、光太郎の白昼夢だったのか、それは謎のままである…。
漫画・OVA『仮面ライダーSD』
OVA版ではグランショッカー八鬼衆の一員。ジャーク将軍に仮面ライダーの危険性を忠告した。
RXとは幼稚園時代からの宿命のライバルで、サンシャインムーンと呼ばれた。
マイティライダーズ版ではアホの子。BLACKとは共に創世王候補だったがあまりにもバカだったため二人そろって追放された。三輪車にしか乗れずヘルシューターは遠隔操作されている。語尾に「ム~ン」と付ける。
漫画版『仮面ライダーZO(青木たかお版)』
ZOおよびRXと対決するが、その正体はよみがえったジャーク将軍だった。
劇場版『仮面ライダーワールド』
全宇宙支配を目論む悪のライダーとして復活。
フォッグの三怪人、改造兵士レベル2、サイ怪人の5体を甦らせ、ZOとJの抹殺を目論む。怪人軍団全滅後は、なんと巨大化して、仮面ライダーJと戦っている。
ゲーム『正義の系譜』
NPCとしてイベントシーンに登場。ヒルカメレオン転生体に捕らわれキングストーンを狙われていたBLACKを救出し、「勘違いするな、お前を助けたわけではない」とどこぞの別の王子のようなことを言っていた。また、邪眼の正体が5万年前の世紀王であることをBLACKに教えている。
BLACKを使用して邪眼に勝利するとエンディングにも登場。自分たちが戦いあう事は避けられない運命であると告げ、何処かへ去っていった。
ゲーム『ヒーロー戦記』
ネオ・アクシズの三大幹部としてパプテマス・シロッコおよびヤプールと共に出演。
創世王として主にライダー大陸の怪人や幹部をまとめ上げている。ネオ・アクシズのトップであるアポロン総統に対しては表向き忠誠心を持っているが、彼の深い心は理解していない様子。しかしその指令には、自らが納得いかないものであっても忠実に従う。本人曰く「アポロン総統の飼い犬を演じているが、皮肉にもそれは私の理想でもある」という。
最初にゼウスのメンバーと相対するのはライダー大陸のロズウェル市でアポロガイストを退けた時だが、対決には至らなかった。だが、ゼウスのメンバーが戦力アップを図るため各個人で別行動をしている際、アポロン総統の命令で南光太郎を狙い、対決の末に圧倒する。本人としては南光太郎との決着を望んでいたが、殺してはいけないという命令があったため、とどめを刺すことができなかった。
南光太郎からは終始「信彦」と呼ばれていたが、彼は一切それに対して反応せずに「ブラックサン」と呼んでいる。
その後は作中においては目立った活動を見せていなかったが、最終的にはラストダンジョンのヘリオス要塞で待ち構えており、バダンを脱走したカイザーグロウを差し向ける。しかし弱点を知られていた南光太郎に倒されるとさすがの彼も驚き、とうとう光太郎の名で呼ぶ。これには南光太郎も「ようやくオレの名を呼んだな、信彦!」と嬉しそうに返すが、まるで自らに言い聞かせるように「私には過去など無い。私はシャドームーン、創世王だ!」と否定し、最後の戦いを挑まれた。
最終的に倒された彼は降参し、アポロン総統がいる限りネオ・アクシズは滅びないことを伝える。
ゲーム『ロストヒーローズ』
ストーリーには介入せず、サブクエストのボスとして登場。武器はBLACK時代のサタンサーベルを使っている。それなりに手強い敵ではあるが、シナリオ上は無視しても良い相手でもあるため、残念ながらあまり存在感は無い。
…………この頃は。
ゲーム『ロストヒーローズ2』
本作はクライシス帝国が仮面ライダー系敵勢力の中でもかなり活躍するのだが、その割には残念ながらシャドームーンは結局最後までシナリオに登場することはない……と思いきや、本編クリア後の隠しボスとして登場。台詞は無いものの、「ゲーム上で最強の敵キャラの一角」という、ある意味では最高の待遇を与えられた。
状態異常付加の強力な攻撃の数々、登場タイミング相応の凄まじい耐久力、どんどん増える攻撃回数など、たとえ味方パーティ全員をレベル99に上げてから挑もうが、戦い方が悪いと情け容赦無く全滅に追い込まれる程の強さを誇る。
武器はRX時代のシャドーセイバーを使用しており、立ち絵も全体にうっすらと黒い影がかかった、ものすげェ凶悪な面構えと化していて、その鬼畜極まりない戦闘能力と合わさって威圧感が凄まじい。
ただし、本作は「ヒーローラッシュで超必殺技を猛連打」やら「一時的に敵に与えるダメージも敵から受けるダメージも二倍にするスキル」やら「HP1の時に攻撃力が激増するスキルを、能動的に自分のHPを1にする技を持っているキャラに装備させる」やら「ランダム生成ダンジョンでドーピングアイテムをいくらでも稼げる」など、プレイヤー側のインフレも相当に激しいので、対抗手段は十分に揃っている。最後まで諦めなければヒーローに敗北は無いのだ。
なお本作における同格の隠しボス達は生命に静寂の未来を齊す者と可能性を噛み砕く慟哭の黒獅子。シャドームーン同様ヒーローの影とも言えるメンツが揃ったのは何かの偶然か…
劇場版『オールライダー対大ショッカー』
門矢家執事・月影ノブヒコの正体にして大ショッカー幹部、世紀王。
ライジングアルティメットクウガの力により、門矢士を放逐して「創世王」を名乗り大ショッカー大首領の座に納まる。それを地獄大使やジャーク将軍が誰も咎めないことから、最初から計算尽くのシナリオであった可能性が高い。
サタンサーベルとシャドービームにより、ディケイドとクウガを圧倒するパワーを見せるが、(番組の宣伝に)突如現れた仮面ライダーW・ヒートメタルに吹き飛ばされ、大ショッカー本部塔壁面に張りつけにされてしまう。その直後、オールライダーによるライダーキックを受け、崩れ落ちる本部塔と運命を共にした。
なお、この作品のシャドームーンはBLACKやRX本編に置けるシャドームーンとは何の接点もない全くの別人(変身者そのものが全く違うリ・イマジネーション)。
そのためかBLACKやRXとの宿命の対決は実現しておらず、接点も見られない。
漫画版ではWは登場せず、ディケイドとクウガライジングアルティメットに追い詰められた末、キングダークと融合している。
ネットムービー『仮面ライダーディケイド オールライダー対しにがみ博士』
大ショッカー幹部として登場。十面鬼ユム・キミルと共に無数の怪人や戦闘員を率いてライダー狩りを行うが、オールライダーの協力によりユム・キミルが倒され不利とみると巨大化し、キングダークやイカデビル(こいつも巨大化)と共にビームを撃ちまくりライダーを圧倒。最後は仮面ライダー1号のライダーキックを受け倒された。
劇場版『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
ショッカーの幹部として、大神官ダロムと共に会議に出席している。
処刑場ではオーズやNEW電王をビームで吹っ飛ばす活躍を見せ、ライダーたちが復活した後はディケイドと戦った。残念ながら今回もBLACK・BLACK RXとの絡みはなかった。
劇場版『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
ジェネラルシャドウとダブルシャドウというコンビを組み、戦隊ヒーローの粛清を行っていた。
最終決戦ではジャーク将軍と組んでBLACK・光戦隊マスクマンと激突。久々に宿敵であるBLACKと対決し、さらにこの時BLACKから「信彦」と呼ばれるという演出もあった。
劇場版『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
スペースショッカーの大幹部として登場。レイダーと結託し、魔法の暴走現象を加速度的に進行させていた。幻夢城でのゴーバスターズとの戦いでは、相手が疲弊していたとはいえ三対一でも圧倒した。
最終決戦でも猛威を振るうが、キョウリュウジャーとの戦いの最中、隙を付かれキョウリュウレッドにサタンサーベルを奪われ大ダメージを負い、直後の獣電ブレイブフィニッシュを受け「スーパーヒーローよ、覚えていろー!」と叫んで倒された。
『仮面ライダー3Dバトル』
「仮面ライダー×スーパー戦隊 Wヒーローウインターカーニバル(2013年12月~2014年1月)」の3Dシアターエリアで公開の『仮面ライダー3Dバトル』では赤いボディのレッドシャドームーンとして登場。
無数のシャドームーン軍団を率いており、さらにシャドームーン軍団と合体して巨大化する能力も持つ。
『ガンバライジング』
ガンバライジングでは無印の1弾から参戦。
その後しばらく排出は無かったが、ナイスドライブ1弾にて復活。
そしてナイスドライブ3弾ではライバルキャンペーン枠に登場。念願のシャドーキックが実装された。
バッチリカイガン2弾ではSRで登場し、久々の高レア収録となった。
また、レッドシャドームーンも参戦。プロモカードで登場した後、ナイスドライブ2弾でSRで筐体排出された。
シャドームーンと同キャラ扱いとなっているため、同時に出すことはできない。
『後楽園ゆうえんち鳥人戦隊ジェットマンショー冬 スーパーヒーロー大集合』
なんと映画(以降)先駆け的な感じで登場し、BLACKRXと戦う事となる、三奥義殿下のボスでありラディゲ、ガロア艦長、初代艦長シュバリエ、サー・カウラー等と連れ出してから参戦した。
『TTFC産直シアター 仮面ライダーセイバー』
第3幕『セイバーVSシャドームーン、そして・・・。』に登場。ショッカーに鞍替えしたキリギリスメギドによって強豪怪人を復活させる能力を持った白いアルターライドブックを埋め込まれたショッカー戦闘員が変貌した姿。本人ではないが、自我は過去のシャドームーンとほぼ同じであり、指図をしてくるキリギリスメギドを目障りに感じ、サタンサーベルの一撃で葬った。
その後、仮面ライダーセイバーと激突し、得意の剣術で追い詰めていく。人々の声援から誕生した仮面ライダー1号が加勢に現れるとこちらもショッカー戦闘員を差し向けるが、ものの数秒で蹴散らされ、ライダーパンチで大ダメージを負う。最後はダブルライダーキックに敗れ、戦闘員の姿に戻って爆散した。
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もしかして→ムーンシャドー:F-ZEROマシンの1つ。前後入れ替えた名前で紛らわしく、シャドームーンと混同されやすい。