概要
仮面ライダーの総称の一つで、仮面ライダー1号から仮面ライダーBLACKRXまでの仮面ライダーを指す。初出は「仮面ライダーBLACKRX」。
また、公式が広く使っていた昭和ライダーの総称は実質的にこれで最後となる。理由としては後年のネオライダーシリーズが平成に放映された作品群であり、このシリーズが公式から昭和ライダーの枠組みとされたのが仮面ライダーディケイド辺りからである。これにRXと同一人物だった仮面ライダーBLACKを別カウントとし、『仮面ライダー大戦』にて昭和ライダーは明確に15人と定義された。
テーマソングは水木一郎の「11人ライダー大讃歌」。
成立経緯
仮面ライダーBLACKシリーズはスタッフや世界観の一新でこれまでの昭和ライダーシリーズとは繋がらない設定になっていたが、RXが終盤に差し掛かる頃、スポンサーの意向でZXまでの昭和ライダーが参戦が決定する。
これに伴い、前作の設定との齟齬を解消する設定が求められた為、これまでのライダーは海外でゴルゴムやクライシス帝国と戦っていたという設定が付け加えられた。(現行が日本で戦っている中、先輩が海外で戦っているという設定は初代から続く伝統である。)
結果的にこの試みは大成功し、SDライダーズや仮面ライダー11戦記など先輩ライダーとRXの共演を前提にした作品が多数制作されるようになった。
どうやら続編を制作しやすくする為の意図もあったようだが、例の仮面ライダーとして認められなかった改造人間が吉川進プロデューサーの逆鱗に触れ、TVシリーズとしての昭和ライダーの続編は作られる事は無く、後年のネオライダーとの世界観の繋がりも曖昧なまま、昭和ライダーシリーズは終了する事となる。
関連タグ
仮面ライダー 昭和ライダー
ダブルライダー:1号から2号までの総称。 栄光の七人ライダー:1号からストロンガーまでの総称
9人ライダー:1号からスーパー1までの総称。