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君は見たか? 愛が真っ赤に燃えるのを

概要

1987年10月4日 - 1988年10月9日まで毎日放送制作ホストTBS系列局(ただし、テレビ高知は放送日時差替え)で全51話(+特番2話)が放送された。また、放送日時は異なるが、TBS系列外局秋田放送北日本放送南海放送福井テレビ山形放送でも放送されている。

19歳の誕生日、暗黒結社「ゴルゴム」の手によって、兄弟同然に育った親友・秋月信彦(あきづきのぶひこ)と共にゴルゴムの次期創世王候補「ブラックサン」となるべく改造されてしまった青年・南光太郎の孤独な戦いを描いた、重くハードなドラマ性を持った物語である。

87年という初代ライダーから一回り以上離れた放映時期・世代と原作者・石ノ森章太郎の世界観をより強調した(シリーズでは数度も試みられた事だが原点回帰を掲げ「仮面ライダー0号」とも称された)とされる作風と、プロデューサーを担当した吉川進の特色が出たメタルヒーロー的な演出が特徴。

また、後に制作された『仮面ライダークウガ』と一部制作スタッフが共通している点で、いわゆる平成ライダーの先駆けな部分もある。

本作前身企画は平山亨が1986年3月に作成した『キミは仮面ライダーをみたか?!』。この企画は「原点回帰」をコンセプトに仮面ライダー1号の世界観を80年代の最新技術でリメイクする企画であったが、当時はリアルロボットアニメブームであったこともあり、実現に至らなかった。その後、メタルヒーローシリーズを手がけていた吉川進の手に渡り、本作の製作に至る。

前出の10人ライダーの作品を全て担当していた平山Pからの交代とともに吉川Pは(一度は)世界観の隔絶を宣言し、殺陣担当がそれまでの大野剣友会からJACに変わり、音楽も初代から一貫してシリーズの劇伴を手掛けていた菊池俊輔から、川村栄二に交代することになった。

脚本は当初上原正三がメインだったが既にビックタイトルとなったライダーシリーズゆえに周囲から色々あったので途中降板。

2クール目にしてメインライター不在という混沌とした状況のなか剣聖ビルゲニアの登場などで立て直しをはかり、終盤はレスキューポリスなどでお馴染みの杉村升が事実上のメインライターに就任。

なんとか物語は纏まったが、晩年の上原氏は自分がメインのままだったら展開は違っていたかもしれないとコメントしている。

兄弟のように育った親友・信彦との対決もさることながら、平山ライダー時代のお約束であった先輩ライダーの助太刀や「おやっさん」を始めとする人間の協力者の不在、平成ライダー以降の二号ライダーとの共闘等も無い為、「BLACK」においての光太郎の戦いはライダー史上稀に見る孤独でハードなものとなった

とはいえ通常回はお約束のテイストが多く、マグロが消えたりアイドルに夢中になって人間社会が腑抜けになったりなどバラエティ豊かな単発回が多く「ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」「ゴルゴムの仕業だ」など、今もネタにされる迷言も数多い。

前述の通り平山時代のライダーに頼りたくない吉川Pの方針により、当初は過去作とは関係ない世界観という設定だった。(商品展開としては11人目だが世界観は繋がっていないという、平成や令和ライダーなどでもよくある形式が近い)

続編のRXでも当初はそのままだったが、放送枠の打ち切りと漫画や玩具の商品展開の都合に伴うスポンサー要望などでやや強引に後付けで10人ライダーの世界に繋がるようになったという経緯がある。

放送開始前週に当たる1987年9月27日には事前特別番組『これが仮面ライダーBLACKだ!』が放送された。小野寺丈榎田路子をリポーターに、石ノ森や劇中キャラへのインタビュー、BLACKの能力解説や変身プロセス、主演オーディション最終審査会の模様、てつをの主題歌のレコーディング風景などで構成されている。

また、最終回の翌週に初代ライダーからZXの変身シーンを集め、次回作「RX」の情報を収録した特別番組『仮面ライダー1号~RX大集合』が放送された。

娯楽の多様化・制作スタッフの一新・朝の放映という微妙な時間帯・トドメに裏番組が『笑っていいとも』だった事もあり、実は視聴率は歴代でも群を抜いて低いのだが、それでも続編が作られ、現在もなお熱狂的なファン層の多い作品である。

主題歌テロップのフォーマットは『X』中盤以降のライダーシリーズや昭和特撮などでお馴染みの石井太ゴシックで用いられ、サブタイトルの題字が従来の手書きから当時のスーパー戦隊シリーズ・メタルヒーローシリーズと同様のゴナEが使用されている。

ライダーのデザインに初めてバンダイが関与したのも本作で、デザインのフィニッシュはバンダイ傘下のプレックスが手がけた。それまでのマフラーとスーツに、グローブとブーツといった「人が着ている」印象を排除した、生物的・外骨格的とも評されるソリッドなデザインは後のライダーにも影響を与えた。

1988年にゲーム『仮面ライダーBLACK 対決!シャドームーン』が発売された。

2021年4月には本作のリブート作品となる『仮面ライダーBLACK SUN』の制作が発表された。

南光太郎がゴルゴムによって生体改造を受け、次期創世王候補の証である2つのキングストーンの片割れ「太陽の石」を与えられた姿。中間形態「バッタ怪人(バッタ男)」を経て、その上に追加装甲であるリプラスフォームを纏い、この姿に変身する。

これまでのライダーとは異なり、マフラーや手袋・ブーツの様なスーツを思わせる造形を省いた外骨格的(人工物的であり生物的でもある)なデザインが特徴。

関節部分からは筋肉組織が垣間見えるようになっていて非常に生々しい。

必殺技「ライダーパンチ」「ライダーキック」を始めとした肉弾技を得意とし、さらにエネルギーを蓄積させ、技を強化したり、敵の攻撃を跳ね返すことにも使える「キングストーンフラッシュ」までも備える。

なお、(映画作品やゲームなどの単発登場を除き)劇中における敵への決まり手をほぼ全てライダーパンチからのライダーキックコンボで決めており、歴代ライダーでも随一の技のバリエーションの少なさを誇る(他には第1話でクモ怪人の群れを蹴散らしたライダーチョップがあるくらいである。一応ラスボスサタンサーベルで串刺しにして倒したが)。

逆に言うとほぼ全ての強敵をライダーパンチとライダーキックで倒してきたストロングスタイルのライダーとも言える。

専用マシンはバトルホッパーロードセクター

それぞれ突撃殺法としてダイナミックスマッシュ・スパークリングアタックを持つ。

また、世紀王の証である強力な剣・サタンサーベルも扱える。

ちなみに、本来の名「ブラックサン」とは「黒い太陽」という意味であり、BLACKに敬称の「さん」を付けた優しさではない。

混同しない様にか、第3話からブラックサン呼びは極端に減っている。

歴代ライダーの中でも変身ポーズの格好良さが群を抜いているとされ、pixiv内に数多くイラストが投稿されており、パロディも多い。

なお、そのポーズは仮面ライダー2号の変身ポーズを逆にし、1号の要素を加えたもの。

関連人物

世紀王「シャドームーン

光太郎の親友・秋月信彦がゴルゴムによって改造された姿。もう一1のキングストーン「月の石」を持つ。

初期段階ではブラックサンと大差無い姿だったそうだが、再改造により銀色ボディのメカニカルな外見になった。

仮面ライダーの名を持ってはいないが、そのディティールと、主人公・BLACKと同等の扱いから「仮面ライダーシリーズ初のダークライダー」として認知されている。

シリーズを代表する人気キャラであり、その後のシリーズで何度も殺されては何度も甦るという非業の運命を背負っている(その極みはSFCソフト『ガイアセイバー』で、何とザコ敵として量産されている始末)。

ゴルゴム

世界征服を企む暗黒結社。組織の黒幕として「創世王」を奉じ、3人の「大神官」が実務を仕切る一種の宗教団体。産業スパイやゲリラの育成、テロ活動などに勤しむ。

序盤は「不老不死」を謳い文句に政財界にも浅からぬパイプを持つというハードな設定が描かれたが、メイン脚本の上原正三と信彦役俳優の降板という大人の事情により迷走。怪人を強化する薬の原材料としてマグロを買い占めるなど、まわりくどい作戦を行ういつものライダー悪役と化した。

シャドームーン復活後は夕張占領計画やアイドルを使った若者の洗脳・煽動など、スケールが大きくなっていった。

そして終盤ではシャドームーンがBLACKを殺し、日本の征服に成功している。

こうした征服事業を実現させた組織は、ゴルゴムを除いては大ショッカー(劇場版仮面ライダーディケイド)、バダン仮面ライダーSPIRITS)くらいのものである。

主なキャスト

南光太郎役を演じた俳優。

いかにもヒーローな容貌をしており、V3=風見志郎の宮内洋とはまた異なった魅力を有する(だが、両者共に「音痴」という点は共通……)。

そのヒーローらしい容貌・演技は石ノ森章太郎からも太鼓判を押され、本人も原作者にそこまで褒められたのは涙が出る程嬉しかったとか。

放送当時写真集まで発売される程の人気を得たことから、次回作『仮面ライダーBLACKRX』でも引続き主人公・南光太郎役を務めた。

投稿されている仮面ライダーBLACKの作品においては何故か作品名よりキャスト名「てつを」タグの方が圧倒的に多い

仮面ライダーBLACKや仮面ライダーBLACKRX投稿はタグがいまいち統一されにくいため(例:BLACKRX仮面ライダーブラック等)2作品通した主演キャストである彼の名が多く用いられていると思われる。

また、その独特の声質から台詞の全てに濁点が付いている様に聞こえるため、彼の台詞に意図的に濁点が付けられたファンアートが多数見られる。

仮面ライダーディケイド』終盤、南光太郎=仮面ライダーBLACK・仮面ライダーBLACKRXとして客演。

BLACK・BLACKRXの同時変身という「夢の共演」でファンを熱狂のズンドコに叩き込んだ。

仮面ライダーの正体を知る、インターポール捜査官の滝竜介(初代仮面ライダーの滝和也が元ネタ)を演じた俳優。

出演を依頼された際、「仮面ライダーの正体を知る人物」という条件付で出演を了承したらしい。

BLACKのスーツアクターとして本作でデビューした、JAE(ジャパンアクションエンタープライズ。当時はJAC)スーツアクター。

トランポリンを用いた空中技が得意で、この人でなければ成り立たないシーンは数多い。

ちなみに、RXの方で有名となった次郎さんの代名詞的アクションである前方バク転は本作の時点で披露している(第39話)。

平成ライダーでの活躍しか見た事のない人は想像が付かないかもしれないが、当時はとてもスリムな体型であった。

登場人物

→「仮面ライダーBLACKの登場人物一覧」を参照。

音楽

劇伴は『仮面ライダースーパー1』まで作曲を勤めた菊池俊輔氏から、川村栄二氏に交代している。

また、録音については本編使用を前提としたマスターと、オーディオ用のマスターの2種類が存在している(前者は仮面ライダーBLACK SONG & BGM COLLECTION、仮面ライダー BGM大全集(下)、仮面ライダー BATTLE MUSIC COLLECTION 2に収録。後者は仮面ライダーBLACK 音楽集にのみ収録)。

主題歌

作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 編曲:川村栄二 / 歌:倉田てつを

オープニングテーマ。

第6 - 11・13・15 - 20・22 - 26・28 - 47・49・51話では挿入歌として使用された。

第11・18話では2番の歌詞が使用された。

第24・26話では1番と2番の歌詞が使用された。

第35・36話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。

第37話では1番の歌詞とラストサビの繰り返しの歌詞が使用された。

第51話では2番の歌詞とラストパートの全ての歌詞が使用された。

シンプルでカッコイイヒーローソングに仕上がっているが、倉田てつを氏の歌声がパワフル過ぎてファンの間では、「×上手い ×下手 ○てつを」という特殊な評価をされている。

  • Long Long Ago, 20th Century

作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 編曲:川村栄二 / 歌:坂井紀雄

エンディングテーマ。

第14・35・47・48・50・51話では挿入歌として使用された。

第14話では秋月杏子(演∶井上明美)と紀田克美(演∶田口あゆみ)の両名による歌唱が披露された(前半パートのみ)。

第14・50話では1番と2番の歌詞両方が、第35・48話では2番の歌詞が、第47・51話では1番の歌詞が使用され、このうち第35・47・50・51話はインストゥルメンタル版も併用して使用された。

当時としては珍しい、仮面ライダー関係の歌詞が全く入っていない楽曲であり、RXでもこの方式が続けられ現在の平成ライダーのオープニングに繋がっていったと思われる。

タイトルは、「昔々、20世紀という時代があったそうな」という意味になるのだろうか。

挿入歌

メロディー入りカラオケが作られたのは、『仮面ライダーBLACK 〜星のララバイ〜』と『ブラックホール・メッセージ』のみである(前者はガイドメロディーに入るかは微妙なところである)。

例年通りオープニングにはクレジットされていないが、第39話の『MAゴコロあ・げ・る』のみは例外でクレジットされている。

  • 仮面ライダーBLACK 〜星のララバイ〜』(12 - 15・17 - 20・22・23・25・26・33・39・44・45・48・51)

作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

第48話では1番と2番の歌詞が使用された。

第51話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。

第13 - 15・17・18・20・22・23・25・26・33・39・44・45話ではインストゥルメンタル版のみ使用された。

  • ブラックホール・メッセージ』(12 - 29・31 - 33・35 - 38・40 - 51・劇場版1・2)

作詞:阿木燿子 / 作曲:宇崎竜童 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

仮面ライダーBLACKの戦闘用挿入歌その1。

第12・13・19・46・49・51話ではインストゥルメンタル版と併用して使用され、第13・16・19 - 21・23・33・44・45話では前後奏のみも併用して使用された。

第14・15・18話では『仮面ライダーBLACK 〜星のララバイ〜』のインストゥルメンタル版に被せる形で、後奏のみも使用された。

第16・18・19・46話では1番と2番の歌詞両方が使用された。

第17・22・24 - 26・29・35・38・42・43話では前後奏のみ、第36・37・41・47・50話ではインストゥルメンタル版のみ使用された。

本作の挿入歌で、最も使用回数が多かった曲。

同時に、仮面ライダーシリーズで最も使用回数が多い挿入歌である。

よくサビ部分が「ラーメンプリーズラーメンプリーズフォーメンマー」と聞こえるとネタにされるが、実際は「LOVE&PEACE LOVE&PEACE Forever」と言っている(仮面ラジレンジャーでもネタにされた)。

  • 変身!ライダーブラック』(21 - 27・29・30・37・40 - 43・45・47)

作詞:石ノ森章太郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

仮面ライダーBLACKの戦闘用挿入歌その2。

第24話ではイントロと間奏のみ、第25 - 27・29・30話ではイントロと間奏と後奏のみ、第40 - 43・45話では前後奏のみ、第47話ではインストゥルメンタル版のみ使用された。

第37話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。

光太郎が握り拳を鳴らす際にイントロが流れ始めるのが特徴。

歌詞付きのバージョンは戦闘用の挿入歌として使用されるのだが、なぜかBLACKが苦戦してる場面で使用されるという、不遇気味な使われ方になってしまっている。

どちらかというと、「変身用BGM」としての使い方がメインである。

ラスボスの「創世王」に引っ掛けたのか、聖書『創世記』に関するワードが歌詞に込められている。

変身シーン用に、イントロと間奏と後奏を合わせた編集をしたものが使用されることが多い。

  • BLACK ACTION』(21・22・25・27 - 29・36・38・41・42・44・46 - 51・劇場版1・2)

作詞:石ノ森章太郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

仮面ライダーBLACKの戦闘用挿入歌その3。

第21・22・25・36・42話では1番と2番と3番の歌詞が、第27・29・38・44話では1番と3番の歌詞が、第28・41・49話では1番の歌詞が、第46 - 48話では1番と2番の歌詞が使用された。

このうち第21・22・25話は1番と3番はサビの歌詞のみ、2番はBLACK関連の歌詞とサビの歌詞を、第27・29話は1番はBLACK関連の歌詞とサビの歌詞、3番はサビの歌詞のみを、第28・49話は1番のBLACK関連の歌詞とサビの歌詞を、第36・42・48話はゴルゴム関連の歌詞のみ(第42話では1番の歌詞のみ劇中で2回使用している)を、第38話は1番はゴルゴム関連の歌詞のみ、3番はBLACK関連の歌詞とサビの歌詞を、第41話は1番の全ての歌詞を、第44話は1番と3番のゴルゴム関連の歌詞(3番は前半のみ)と1番の全ての歌詞を、第46話は1番はゴルゴム関連の歌詞とBLACK関連の歌詞、2番はゴルゴム関連の歌詞のみを、第47話は1番と2番の全ての歌詞が使用された。

第27 - 29・44・48・49話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。

第50・51話ではインストゥルメンタル版のみ使用された。

歌詞のほとんどがゴルゴム関連となっており、ある意味ではゴルゴムのテーマソングも兼ねている。

そもそも、イントロからしてヒーローの戦闘曲というよりも、悪の組織が暴れる雰囲気を漂わせている(実際に後半に入ってからは、そのような使い方がメインとなっている)。

劇中ではゴルゴム関連の歌詞の部分を抜き出した編集をしたもの、BLACK関連の歌詞の部分を抜き出した編集をしたものが流れることが多かった。

  • ゴールへ向かって走れ』(27・31・51・劇場版1)

作詞:石ノ森章太郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

仮面ライダーBLACKの戦闘用挿入歌その4。

第51話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。

第27・31話ではインストゥルメンタル版のみ使用された。

  • レッツファイト・ライダー』(39・48・50)

作詞:八手三郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

第48話では1番と2番の歌詞が使用された。

第39話では『仮面ライダーBLACK 〜星のララバイ〜』のインストゥルメンタル版に被せる形で、後奏のみ使用された。

劇中では、主にこれまでの戦いや出来事などを振り返る場面で使用されており、謂わば「追憶用BGM」と呼ぶべき使い方をしている。

仮面ライダーの挿入歌でこのような使い方をするのは、中々珍しい。

  • 激走!二大マシン』(50)

作詞:八手三郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:五十嵐寿也

バトルホッパーロードセクターのテーマソング。

第50話ではインストゥルメンタル版と併用して使用された。

劇中ではバトルホッパーパートのみ使用されている。

  • オレの青春』(51・劇場版1)

作詞:石ノ森章太郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:倉田てつを

南光太郎のテーマソング。

劇場版ではエンディングテーマとして使用された。

  • MAゴコロあ・げ・る』(39)

作詞:山田隆司 / 作曲:小野寺丈 / 編曲・演奏:21-TWENTY ONE- / 歌∶大井裕子

劇中でのタイトルは「MOG-ROG ―MAゴコロあ・げ・る―」。

ムカデ怪人が化けたアイドル・大井裕子が歌うという設定で登場した。

「MOG-ROG」はアナグラムであり、逆から読むと「ゴルゴム」となる。

また、演者の大井裕子氏は実際にアイドルとして活動されていた方である。

この曲は、現在でも音源化されていない。

各話リスト

話数サブタイトル登場怪人・仲間
第1話BLACK!!変身クモ怪人コウモリ怪人
第2話怪人パーティーヒョウ怪人
第3話怪?怪・改造人間クワゴ怪人、コウモリ怪人
第4話悪魔の実験室ノミ怪人、コウモリ怪人
第5話迷路を走る光太郎ヤギ怪人
第6話秘密透視のなぞオオワシ怪人
第7話復元する生体メカサイ怪人
第8話悪魔のトリルセミ怪人
第9話ビシュムの紅い唇ハチ怪人
第10話信彦はどこに?トカゲ怪人
第11話飢えた怪人たちサボテン怪人カミキリ怪人カニ怪人イラガ怪人トゲウオ怪人、コウモリ怪人
第12話超マシン伝説誕生カミキリ怪人、コウモリ怪人
第13話ママは怪人養育係カニ怪人
第14話マグロが消えた日マンモス怪人
第15話狙われた怪奇学園イワガメ怪人
第16話友よ!海を越えてハサミムシ怪人滝竜介
第17話杏子の不思議な夢バク怪人
第18話剣聖ビルゲニア!!剣聖ビルゲニアクロネコ怪人
第19話息づまる地獄の罠オニザル怪人
第20話ライダーの墓場アネモネ怪人
第21話激突!二大マシンタマムシ怪人
第22話パパを襲う黒い影ツルギバチ怪人
第23話マルモの魔法の力アンモナイト怪人、マルモ
第24話女子大生の悪夢シーラカンス怪人、少年戦士
第25話爆走する武装メカカマキリ怪人、テストロイド、デスランナー、ヘルシューター
第26話超能力少女を救えバッファロー怪人
第27話火を噴く危険道路イラガ怪人
第28話地獄へ誘う黄金虫コガネムシ怪人、オオガネムシ
第29話獲物はデスマスクアルマジロ怪人、コピー人形
第30話暗殺者にアロハ!イカ怪人滝竜介、ラナ・カウアイ
第31話燃えよ!少年戦士ヤマアラシ怪人、少年戦士
第32話夢少女・ユキキノコ怪人
第33話父と子と愛の河ベニザケ怪人
第34話復活?!地獄王子剣聖ビルゲニア
第35話対決!二人の王子剣聖ビルゲニア、シャドームーン
第36話愛と死の宣戦布告大怪人ダロム、大怪人バラオム、大怪人ビシュム、ケラ怪人ネズミ怪人ムカデ怪人クワガタ怪人、トゲウオ怪人、ツノザメ怪人
第37話想い出は夕張の空ケラ怪人、コウモリ怪人
第38話謎!?EP党少年隊ネズミ怪人、ネズミ人間、侍女怪人マーラ、侍女怪人カーラ
第39話アイドルの毒牙ムカデ怪人
第40話カラテ名人の秘密サンショウウオ怪人
第41話あぶない時間泥棒コブラ怪人、時の亡者
第42話東京-怪人大集合ハエ怪人、亡霊怪人(クモ怪人、クワゴ怪人、サイ怪人、サボテン怪人、カミキリ怪人、シーラカンス怪人、イラガ怪人、キノコ怪人、ベニザケ怪人、ネズミ怪人)
第43話怪人牧場の決闘!クワガタ怪人、コウモリ怪人
第44話タンスの中は海!大怪人ダロム、大怪人バラオム、大怪人ビシュム
第45話妖花ビシュムの死大怪人ビシュム
第46話壮絶バラオムの死大怪人バラオム、クジラ怪人、コウモリ怪人
第47話ライダー死す!シャドームーン、クジラ怪人、コウモリ怪人、少年戦士
第48話海に追憶の花束をクジラ怪人、コウモリ怪人、侍女怪人マーラ、侍女怪人カーラ
第49話激闘!ダロムの死大怪人ダロム、コウモリ怪人、クジラ怪人
第50話創世王の正体は?創世王、シャドームーン、トゲウオ怪人、クジラ怪人、脱走怪人
第51話ゴルゴム最期の日創世王、シャドームーン、トゲウオ怪人、侍女怪人マーラ、侍女怪人カーラ
第52話仮面ライダー1号〜RX大集合スカル魔スカル魔スター

昭和ライダー石ノ森章太郎本人により萬画版が描かれたのは初代を除けばこれとアマゾンだけであり、週刊少年サンデーに連載された(これの連載時期に青山剛昌が掲載した読切漫画では、「さまよえる赤い…超? 超人なら仮面ライダーか? いや、ライダーはブラックだしな」というセリフが出ている)。

しかし、萬画版の光太郎はかっこいい仮面ライダーではなく、バッタ怪人としてゴルゴムと戦い、信彦も光太郎と寸分違わぬ姿のバッタ怪人にしか変身出来なかった。

パンチやキックで戦っていたTV版とは異なり、もぎ取られた腕を新しく生やしたりキングストーンフラッシュを『ドラゴンボール』の様にバンバン撃ちまくったりと、TV版しか見ていない読者から見たらタイトルが何だったのかもわからなくなるような戦闘スタイルを取る。

作品自体もご町内ヒーローとして活躍していたTV版とは異なり、ゴルゴムと光太郎の出生の謎を追って世界各地を飛び回る展開となり、中盤まで光太郎はバイクに乗ってすらいなかった。

さらに、本作では石ノ森節が悪い意味で全力炸裂しており、少年誌とは思えない程グロテスクな場面が多く、ラストではゴルゴムが核戦争を起こして日本を滅亡させ、信彦との最後の戦いに勝利したものの、自分を見失った光太郎が「教えてくれ~!! 俺は誰だ!?」と叫んで終わるという難解且つ救いがない終わりを見せた。

こちらは「仮面ライダーBlack」という表記で連載されており、テレビ版とは分けられている事が多い。

詳細は「仮面ライダーBlack(漫画)」を参照。

外伝

島本和彦氏はテレビ版外伝(※)として『仮面ライダーBlack_Part.X_イミテーション7』という読切漫画をサンデーに掲載している。

Blackを倒す実験台としてゴルゴムが作り出した量産型怪人「ブラック・ダミー」の1人・太刀川洋はある日基地を脱走。誘拐前に束ねていた暴走族の元まで逃走する。

ゴルゴムによって与えられた力でライバル達を蹴落としヘッドに戻る洋であったが、そこにゴルゴムの追手が迫る……というもの。

こちらは現在、氏のコミカライズ版『仮面ライダーZO』に収録済み。

※あとがきによると、編集部からは「大人の事情でサンデーに載ってるマンガ版に準じて描くこと。TV版は一切使わないこと」といわれた様で、キングストーンも賢者の石と呼称されているが、ラストで思いっきり主題歌の歌詞が載っている

余談

石ノ森章太郎氏は本作品の企画段階で現在の形よりさらに生物的なライダーデザインを考案していたが、余りにリアル過ぎたのか却下されたらしい。

恐らくその名残がBLACKの初期の変身の際に一瞬写るバッタ男のデザインに見られる。

また、後の『真仮面ライダー序章』の制作に大きな影響を与えたと思われる。

ナレーションは小林清志氏が1〜39話まで務めたが途中降板し、以降は政宗一成氏が40〜51の最終話まで務めている。降板の理由については明かされていないがおそらく小林氏の体調不良によるものと見られる。

YouTubeではこれまで4度(2011年8月 - 2012年1月・2013年12月 - 2014年6月・2017年5 - 11月の期間は画面比4:3の分割配信、2021年6月からの配信では画面比16:9の一括配信)配信されているが、2021年9月29日に当日22:00配信予定であった第32話が視聴不可能となった上、1週間経っても全く動きがないまま第33話以降が配信されてしまうという前代未聞の事態が発生した。

しかも「3度も『何事もなく配信された』にもかかわらず突如閲覧不能」「仮に配信当日は不備はあっても数日後には復旧、あわよくば配信期間を延長」という事例がある中、「1週間経過しても再配信日未定」という最悪の事態に陥っていた。しかし、第35・36話配信日で第32話がようやく配信。先週配信された第33・34話も特別に配信期間が1週間延長された。

なお、公式からは「諸事情」としかアナウンスされておらず、何故突如として配信不能となったのかは全くの不明となっている。

関連動画

関連タグ

南光太郎 てつを

バトルホッパー キングストーン

ゴルゴム シャドームーン

ゴルゴムの仕業 キングストーンフラッシュ

美墨なぎさ声優が子役出演(32話、続編にも別役で出演)していた。ちなみに、彼女が変身した時の名前は…

主なゲスト出演者

  • 中田譲治…ゴルゴム破壊工作部隊長・杉山茂(10話)役。

  • 小原靖子(現:相原勇、9話)⇒ミュージカル『ピーター・パン』の主役(ピーター・パン)で知られたタレント、女優、歌手。

  • 小野寺丈(42話)⇒次作で準レギュラー・吾郎役。

10号誕生!仮面ライダー全員集合!!仮面ライダーBLACK仮面ライダーBLACK RX

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