仮面ライダーシリーズ
CV:渡部猛(仮面ライダーBLACKでの声)、飯塚昭三(バトライド・ウォー創生)
秘密結社ゴルゴムの支配者であり守護神とされる。5万年周期で代替わりが行われ、創世王の座を賭けた戦いに勝利した世紀王にその証としてキングストーンとゴルゴムの聖剣サタンサーベルが与えられるという。
(この戦いで敗れた世紀王の片割れが、『正義の系譜』で黒幕として蘇ることとなる)
劇中で登場した創世王は巨大な心臓の姿を見せ、既に寿命が尽きる寸前だった。
ただしこれは本来の創世王の姿ではなく、元はブラックサン/仮面ライダーBLACK、シャドームーンに酷似した姿をしていたと思われる。
寿命が尽きる直前でも地球を破壊するほどの能力を持つ。
他にもテレパシーによって世紀王や三神官とだけ会話をする事が可能である。
シャドームーンに自らの力を分け与えてブラックサンを倒させようとしたが、シャドームーンが敗れた為にブラックサンを次期創世王にしようとする。しかし、ブラックサンがそれを拒絶した為に地球を盾に無理矢理彼を創世王にしようとするが、ブラックサンが呼び寄せたサタンサーベルによって身体を刺し貫かれ、ゴルゴム神殿と共に爆死した。
その時こんな台詞を残している。
「お…おのれブラックサン…私は必ず蘇る…人間の心に悪がある限り、必ず蘇る…忘れるなァァ!!!」
またブラックサン/仮面ライダーBLACKが創世王になることを拒んだのに対しシャドームーン/秋月信彦だけは創世王になることに積極的で、親友であったブラックサン/仮面ライダーBLACK/南光太郎を亡き者にしようと何度も戦いを挑んできた。
その他の作品
S.I.CHERO SAGAでは、秋月信彦の身体を乗っ取り、南光太郎のキングストーンを奪取することで、「アナザーシャドームーン」と呼ばれる姿(記事イラスト)に変化した。しかし、信彦の残留思念がそれを阻み、キングストーンを取り戻した仮面ライダーBLACKRXにリボルクラッシュで討たれる。
同様にゲーム『バトライド・ウォー創生』でも、悠久の時を経てとある装置の力を利用して蘇り、シャドームーンの肉体を得て復活している。
居村眞二氏のコミカライズ作品『宇宙の11仮面ライダー銀河大戦』では宇宙から攻めてきた軍団「マーダー帝国」の首領として君臨している。
しかもこの作品では、腹心の幹部ゴッド将軍の配下として、ショッカーの黄金狼男、ゲルショッカーのヒルカメレオン、デストロンのカニレーザー、GOD機関のアポロガイスト、ガランダー帝国のゼロ大帝、ブラックサタンのデッドライオン、デルザー軍団の鋼鉄参謀、ネオショッカーの魔神提督、ジンドグマの悪魔元帥、バダンの暗闇大使といった大首領の配下に加え、クライシス帝国のジャーク将軍をも配下にするという大軍勢を率いていた。
最終的には、復活させたシャドームーンに刺し貫かれて絶命した。
『仮面ライダーディケイド』で登場した、月影ノブヒコことリ・イマジネーションシャドームーンは自らこの名称を名乗り、更に門矢士を放逐し、自ら大ショッカーの大首領として君臨した。
なお、上記の通りシャドームーンが何らかの形で創世王、あるいはそれに近しい存在になるシチュエーションはそれなりにあるものの、ブラックサン(=南光太郎)が創世王となった作品は少ない。
『仮面ライダーBLACKSUN』でも登場。
詳しくはこちらで。
『神無月の巫女』
実は、仮面ライダーと無関係な伝記ロボット漫画『神無月の巫女』にも「創世王」という単語が出ている。
登場する「月の巫女」姫宮千歌音が、「陽の巫女」を痛めつけた上で「創世王になる!!」と宣言し、わかる読者の度肝を抜いた。
ただ具体的にどういう称号なのか、どうすればなれるのかは最後まで不明だった。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーBLACK シャドームーン ゴルゴム 世紀王 キングストーン サタンサーベル 邪眼(五万年前の世紀王の一人) 魔王(仮面ライダーBlack)