曖昧さ回避
- 『仮面ライダーBLACK』のリブート作品及びその主役ライダー。⇒仮面ライダーBLACKSUN/仮面ライダーブラックサン
- もしかして⇒ブラックサンダー
概要
南光太郎はゴルゴムの改造を受け、世紀王となるべく改造人間ブラックサンとなってしまう。
しかし、間一髪で脳を改造される前に脱出。そして彼は仮面ライダーBLACKと名乗り、ゴルゴムとの戦いに身を投じてゆくのだった…。
上記の経緯から、この「仮面ライダーBLACK」という名は正式な名ではなく南光太郎が名乗っているものなので、シャドームーンと創世王はブラックサンの名でBLACKを呼んでいる。三神官も当初はこの名で呼んでいた。
BLACKはゴルゴムが壊滅するその時まで世紀王ブラックサンとして次期創世王の継承資格を有していた。最終決戦でシャドームーンへの勝利が決定的になった際には、創世王はそれまでのシャドームーンへの肩入れから掌を返したようにブラックサンを次期創世王に指名し、継承を迫った。拒めば地球を破壊すると脅すが、BLACKは次期創世王候補であれば自分もサタンサーベルを召喚できることに気づき……。
余談
日本語に訳するとそのまま『黒い太陽』。黒い太陽は神秘学、秘教的なシンボルとして用いられていたもので、アレマンニ族のブローチにそのルーツがあるとされている。
また、仮面ライダーBLACKのモチーフはバッタであり、漫画版ではいずれ魔王になりうる存在として描かれているが、ギリシャ神話の太陽神アポロンが零落して、蝗の王たる魔王『アバドン』になった説があるためにこちらが元ネタなのかもしれない。
なお、仮面ライダー鎧武では、そのアバドンの使いが元ネタとされる怪人が出ていたりする。(なおその見た目はというと…)
『仮面ライダーゼロワン』の劇場版では、仮面ライダーアバドンが登場した。
時折、外国人にブラックサンのsunの部分が日本語での敬称(○○さん)と誤解され、個人で翻訳された字幕つきの動画などで「Black大人(ブラックさん)」と誤訳された字幕が載ることがある。