バーガー1つにこだわるストイックさ
概要
バーリス・ロセオは、パワプロ2020およびパワプロアプリに登場するキャラクターである。 初登場はパワプロ2020。提供国際大学の選手である。
CVは間宮康弘氏。 ポジションはピッチャー。サブポジションとして外野もできる。
アメリカ出身の提供国際大学編でのチームメイト。また、全てのサクセスにおいて全国大会を優勝すると選抜できる国際大会にて、アメリカ代表の先発ピッチャーを務める。
常日頃ストイックに鍛錬を重ね、食生活においても徹底している。
人物
ゴツい体格に常に眉間に皺を寄せた表情、揃えられた顎髭にライオンのたてがみを模したワイルドな髪型から、荒々しい印象を感じるが、実際はとても繊細な心の持ち主。
部活でVR体験を行い、故郷であるアメリカの映像を見てホームシックを患い部室に籠ったり、母のチキンスープを思い出して目に涙を浮かべる(パワプロアプリ)などで、練習に支障を及ぼす程。
牧場が多い地域に実家があり、馴染み深いことから牧場でバイトをしている。
周りの環境に流されず、常に黙々と自分の鍛錬を重ねている。普段から栄養のある食事を心がけており、最高級食材(最高級黒毛和牛の赤身など)を使用したエンペラーバーガー(5000円)を定期的に食している。
結果を勝ち取るために常日頃の鍛錬は当然と考えており、自分の考えを当然と捉えるあまり、そうでない者に対して厳しい態度を取ることからチームメイトである王大買とはいがみ合うことが多い。
しかし頭が硬いというわけではなく、「環境は努力をしてる者には与えられるべき」という考えを持ち、他人の実力や努力を正しく評価することができる人間である。
例えば、河川敷で自主練中に子供に野球の練習をお願いされた際、最初はそんな暇はないと断るが、子供の手にたこの痕や、グラブがきちんと手入れされている所から子供の日頃の努力を確認したバーリスは、後日、貧乏でお古のサイズ違いのグラブを使っていた子供に新品のグラブをプレゼントした。
また、自分にとって必要な事だと感じれば素直に説得に応じる性格でもある。
パワプロアプリでは道端でモデルを頼まれた際に、バーリスは頑なに断ったが、諦めきれないデザイナーは主人公に再度の説得を頼む。バーリスにモデルを断る理由を尋ねたところ、極度のあがり症であることを明かされた主人公は
「ここで克服しておかなきゃ選手としてマズいと思うけどなぁ」
と溢し、その言葉を聞いたバーリスは寧ろ克服する好機だと考えを改め、モデルの仕事を引き受けた。
(主人公は勿論わざと聞こえるように溢しており、彼曰く「案外チョロいな」とのこと)
食堂で同じメニューを頼んでいた初対面の人間に話しかけたら逃げられたり、夜道で話しかけたら悲鳴を上げられた(どちらともバーリスが強面の大男なことが原因と考えられる)ことを矢部に指摘されるまで交流だと思っていたりなど、どこか抜けているところがある。
カリーナ・スリムスカヤも登場するイベントでは自分たちがパワプロくん達と日本語で話せているのは努力があってこそと話しており、(パワプロシリーズ含めフィクション作品で突っ込まれがちな部分ではあるが)国際大学ならではのイベントとなっている。
パワプロアプリ
パワプロ2020発売記念ガチャにてカリーナ・スリムスカヤと共に実装。ボイス付き。
得意練習が球速で入手できる金特の一つが鉄腕と当時投手育成に適していた十門寺東高校を意識したと思われる仕様となっている。
サクスぺではバーリスの初期評価などが上がっており上方修正が行われている。
パワフェス
パワプロ2024より登場。
提供国際大学としての出場ではなく個人としてのエントリーとなっている。
スカウトにて10球勝負に勝利するとチームに加入する。
固有の登場シーンはエンペラーバーガーを食べながらマウンドに現れ、エンペラーバーガーを真上に投げたかと思えばバーガーを口でキャッチして一口で食べきってしまうという演出になっている。インパクトもありちょっとした話題となった。
余談
パワプロ2024のパワプロコレクションモードのヒミツのハナシ(パワプロ2020)によると開発途中の案においてバーリスは提供国際大学のコーチという設定だったが名前の響きが面白いという単純な理由でキャラ名だけが残り、活かされた。
関連イラスト
関連人物
- 矢部明雄、王大買、ジューユ・アル・タマール、アンドレ・カネダシア:提供国際大学の野球部のメンバー。
- カリーナ・スリムスカヤ:同じく提供国際大学の生徒。
- マキシマム=池田=クリスティン、アルヴィン・ロックハート、ヤーベン・ディヤンス、ヴィクター・コールドバーグ:国際大会にてバーリスと同じくアメリカ代表に選ばれたメンバー。
- 大豪月:パワプロ2024のパワフェスにてコンボイベントの相手となる。