CV:柴田秀勝
空間は完成した…しもべたちが完全なる闇を築く。我が帝国…完成は近い…
概要
巨大な目玉の姿をした『正義の系譜』の事件の黒幕。
本来の正式な名称は不明だが、その容姿や邪悪さを感じ取ったV3から便宜上この名称が名付けられた。
5万年前、創世王の座をめぐる古の戦いで光の力に敗れた世紀王の精神体が、2003年〜2004年の「闇の力」の復活と暗躍の影響で復活。
田所博士を利用して葛義発電所に外界とは隔離された時間が流れる変異空間で4つの時代を繋げ、かつてダブルライダーに壊滅させられた博士の研究成果でもあるショッカーやゲルショッカーの怪人軍団を復活させて僕(しもべ)にした。
復活した怪人達は邪眼に従順で、元の組織に対して未練がない。
また、怪人たちに移植された動物の遺伝子を暴走させて強化復活させる力も持っているようだ。
その目的は1988年のブラックサン(仮面ライダーBLACK)とシャドームーンの体内にあるキングストーンを手に入れることであり、完全復活した後、人類を滅ぼし怪人の帝国を築こうと目論む。
その手始めとして結城丈二の恩師である田所博士を利用する為にオーパーツを通じて情報を発信する。
田所博士は生物の遺伝子の塩基配列上の同一箇所を切断する事ができる制限酵素を発見(この酵素が発見された生物(恐らくコレ)の素体コードが最後のパスワードの一つとなる)させて、異なる生物同士の遺伝子を融合させる研究を始めていた。(勘違いされがちだがこの辺りは博士が自力で発見している)
邪眼はオーパーツ越しに博士の2種類の動植物の合成で行き詰まっていた研究を更に発展させられる様に仕向け、自身が宿る器となるあらゆる生物の長所を併せ持った肉体を作らせる一方、彼を洗脳して時空転移装置を作成させ、自身の野望達成の為に歴史改変を目論み暗躍する。
最終的にはそれぞれの時代から集結したライダー達の前に敗れ去り、その魂も肉体から逃げ出そうとして「光の力」を結集させた4大ライダーの「ライダーキック」を受け爆散し、闇は不滅だと言い遺して滅び去る事となる。
邪眼の各形態
精神体
2004年に復活した際の姿。本郷には「精神エネルギーの状態」と称されている。
書籍によってはホログラム体とも表記される。(その名称から何かしらの機械的なテクノロジーにより発電所内であの姿を取っている可能性もある)
この形態では直接的な戦闘力はないが強大な闇の力でライダーたちは近づくだけでアンノウン頭痛を起こす。怪人も恐らくこの姿で復活させている
種子体
※該当イラスト無し
田所博士が「究極の生命体」として研究を始め、邪眼が現世での肉体に利用しようと目論む計画の、最初の姿
田所博士が2004年まで30年に渡り研究を続けてきた成果だが、完成に更に30年の歳月が必要であると判明。時空転移装置を利用して1972年に転送する(この設定を反映している為、1章のカプセルはこの姿である)
見た目は精神体に似ているが不気味な赤い目玉の下に肉体らしきものが付着しているかのような姿をしている。
幼生体
※該当イラスト無し
上記の種子体が2年の歳月で少し成長した1974年(変異空間成立後)の姿。
本体である単眼の下側に徐々に肉体が構築されつつある姿をしている。
成長体
※該当イラスト無し
幼生体から更に14年の歳月を経て成長した1988年の邪眼の姿。
既に完全体としての面影が現れつつある姿をしている。
最終的に1972年にて1号の「ライダーキック」によって種子体が培養カプセル諸共破壊された事で幼生体と共に消滅する。
これにより邪眼の復活は阻止されたかに思われたが、下記に紹介している2004年の完全体が連動して消える直前に邪眼が入り込み、BLACKのいる1988年へと飛んで、BLACKの前に出現する。
完全体
田所博士を利用して、30年+変異空間での30年という長い月日をかけて作り出した「究極の生命体」を受け皿(肉体)にして完全復活した姿。(完成前の2004年でもこの姿だと思われるが、カプセル内では丸まって顔が見えないようになっている)
通常は「生身ではない身体、物質」しか時空を超えられない時空転移装置をその肉体のまま利用して4つの時代を移動する事ができ、通常の怪人よりも遙かに戦闘力が高い。
手からは電撃を放ち相手を怯ませる。
完全復活した後に2004年から1988年(BLACKの時代)へと飛び、Blackとシャドームーンのキングストーンを奪い取ろうとしたが、救援に来た仮面ライダー1号、V3、アギトに阻止される。
究極体
2周目以降に登場する、完全体が変身した形態。人類の「光の力」を取り込んだと自称する形態。
(この光の力が、つまり仮面ライダーへの変身という事である)
機動力が大幅に向上しており、完全体よりも遙かに手強くなっている。
仮面ライダーの姿を模していることから、この形態はファンの間で邪眼ライダーとも呼ばれており、コミックボンボンで正義の系譜が取り上げられた際もその名称が使用されていた。
またこの形態へ変身する際に「光の力」を取り込む事に固執した事が5万年前の創世王決定戦の敗因であるらしき事を自ら語っている
邪眼を倒すコツ
邪眼はゲーム中最強の怪人である為、油断するとあっという間にやられてしまう。
クリアするための要点として以下の6点を踏まえれば難易度は下がる。
- 攻撃は2撃以上与えない。3撃目以降で反撃される危険性あり。
- アイテムの使用は慎重に。むやみやたらに体力を回復させると終盤で足りなくなる。
- 電撃攻撃をそうな場合背後に回りバーストアタックで攻撃を中断させる。バーストアタックは体力を消費するのでアイテムでこまめに回復する。
- 電撃攻撃を出しそうな場合なるべく柱付近には立たない。電撃はそれに反射する特性がある。
- 必殺技を出し惜しみしない。強必殺技を出す際、攻撃を受けそうになった場合は弱必殺技で邪眼の体力を削って徐々に弱めていく。
- 変身解除したら回避に徹する。必殺技を使うとライダーエネルギーが消費され、0になると変身が強制解除されてしまう。変身前では邪眼には敵わないので逃げ回り、変身するためのエネルギーを回復させる。
生前の姿は?
上記の「究極の生命体」の肉体はあくまで自らが提供した古代の情報を基に田所博士が完成させた物をそっくり頂戴した物なので、生前の姿は違うと考えるのが妥当である。
世紀王という出自、また死後に自らの情報を詰め込んだオーパーツが「紫の複眼」をしている事から
紫の目をしたブラックサン、あるいはシャドームーンに近い姿をしていたと思われる
関連タグ
ショッカー ゲルショッカー アンノウン(仮面ライダーアギト)
アナザーライダー…平成ライダーの力を宿した怪人。
ゴルゴムの仕業…ゲームでは光太郎が早々に「ゴルゴムの仕業か!」と発言。その際、出てきたのはゲルショッカーだったが、黒幕の正体が上記の通りなので結果的には正解だった。(厳密にはゴルゴムから落伍した世紀王だが)