「変身……V3(ブイスリャー)!」
「V3は不死身だ!『V3』のある限り、『デストロン』の野望は遂げさせん!」
変身者
・風見志郎
概要
デストロンの作戦行動を目撃した為に命を狙われる事になった上に家族を皆殺しにされ、更にデストロンの罠に掛かり、死の危険にさらされたダブルライダーを庇った事で瀕死の重傷を負った風見志郎を助ける為の緊急の処置として仮面ライダー1号、2号が彼に改造手術を施して誕生した第3の戦士。
1号から“技”を、2号からは“力”を受け継ぎ、ダブルライダーの力と技を象徴する“ダブルタイフーン”を装備しており、変身時にはダブルライダーの変身ポーズの組合せたポーズを取りながら「変身!V3(ブイスリャー)」との掛け声とともに変身する。
戦闘の際はダブルライダーから受け継いだ能力をいかんなく発揮して自身の持つ本来の高い身体能力から編み出した必殺技を駆使してデストロンの怪人たちと対決するが、その他にも彼独自の特殊能力である“V3・26の秘密”と呼ばれる秘めた力を備えており、当初はダブルライダーがカメバズーカの体内にセットされた原子爆弾から東京を護る為に太平洋へと消えた(厳密には一時行方不明となった)為に自身も殆ど把握しておらず、物語の前半ではこれらの能力を引き出すために猛特訓でその力を引き出したり、本人の予期せぬ偶然により把握することが多かった………。
のだが、物語の後半では路線変更で26の秘密を解明する展開は無くなっていき、V3本人の経験や特訓、自らの身体能力を使って編み出される必殺技で怪人たちと渡り合うことが多くなってゆく。
それを裏付けるようにテレビマガジン読者プレゼント『V3秘密シート』に収録されているミサイルコンドルとの対決後の会話によれば、普段から猛トレーニング(改造人間仕様)で体を鍛えていることが本人の口から語られている。
『極上空間』の宮内洋氏の発言によれば変身ポーズは横綱の土俵入りを元に編み出されたという。
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尚、『HEROSAGA』『仮面ライダー#99』によると実はダブルライダーは自らの体内部品をV3の為に使ってしまっていたらしい。
死の弱点
完璧に思えるV3にも自身の死につながる致命的な弱点を持っている。
劇中では“全エネルギーを放出し、凄まじい強風を発生させて敵や障害物を吹き飛ばす最大の必殺技『逆ダブルタイフーン』を使用すると3時間変身不能になる”ということ以外の弱点は判明していない(しかもこの設定は初登場の13話から15話だけで、以降は威力が小さい代わりに変身解除されない「逆タイフーン」なる簡易技らしき物が登場した)
最終回では苦手な砂地から脱出するためにベルトをフル回転させエネルギーを放出する“V3全エネルギー解放”という技を披露している。(変身は解除されない)
残る3つについては不明だが、当時の児童雑誌に掲載された設定では“26の秘密の1つ『V3バリヤー』で耐えられる電圧は100万Vまで”、“砂地での戦いが苦手”、“深海1万m級の高圧力には耐えられない”というものがあるらしいが、このうちの1つである“砂地での戦いが苦手”は第3話においてデストロンが特時に集めた戦闘データを元に割り出していたので、はっきり言って死の弱点の1つとは言えないような気がしないでもないが…。
また、同話において“ダブルタイフーンを塞がれると能力が低下する”という弱点が判明している。
その他にも“強力な磁力を浴びると電子頭脳の機能が一時的に低下する”というものが存在している。
名前の由来
名前は勝利を現す“Victory”の頭文字Vと、仮面ライダー3号という意味の3を併せたものとなっている。
これが『スーパーヒーロー大戦GP』の3号じゃないんだ…(byミオ)に対する回答なんだ(by志郎)。
スペック
身長 | 180cm |
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体重 | 75kg |
ジャンプ力 | 60m |
走力 | 100mを1.6秒 |
パンチ力 | 厚さ50㎝の鋼鉄の扉を打ち破る(※) |
(※)『仮面ライダーの超常識』(双葉社刊、2016、P181〜182)においては、パンチ力は90t、キック力は100tだと紹介されている。ただし、東映の監修が入っている一方で、石森プロの監修はなされておらず、"公式設定"とは言い難いので注意が必要。
『林修の今でしょ!講座』(2021年7月13日放送)では演じた宮内氏は林氏の「さすがに最近のCG技術すごいヒーローに対抗するのは厳しいですかねぇ〜?」という安めの煽りに対し「V3は何をやっても勝てる。どこからでもいらっしゃい」と超リップサービスで返している。
主な必殺技
V3キック
ダブルライダーの必殺技『ライダーキック』を継承したV3の必殺技。
なのだが、そもそもV3が1号と2号のパワーを継承し進化した必殺技を生み出すヒーローというコンセプトなため基本形の同技はそんなに出番は多くなく、第18話でスプレーネズミとクサリガマテントウを仕留めるまでは(自らワザと死地に赴いたガマボイラーは除く)決め技とならなかった。きりもみキックや反転キックがV3の謂わば代表技の扱いである。後半はその場限りの単発技が多く、結果的に複数回使った同技は撃破率はそこそこ高めの位置につけている。
V3きりもみキック
初期から登場したV3の代表的な必殺技その1。きりもみ回転で威力を強化した右足キック。
反転キックと共に後半は姿を消すがヨロイ元帥編になって復活する。
強敵サイタンクをライダーマンのロープアームとの連携で倒した時には両足キックになっていた。
V3反転キック
初期から登場したV3の代表的な必殺技その2。相手をキックした勢いで飛び上がり反転、もう一度V3キックする2段攻撃。
多くの機械合成怪人を葬ってきたが下記のきりもみ反転キックへのパワーアップを最後に本編から姿を消す。ライダーマンとの差別化も含めV3のパブリックイメージは大体前半に集約されるので各媒体では代表技として扱われやすい。
V3きりもみ反転キック
きりもみキックと反転キックの合体。きりもみキックを入れて反転した後に更にV3キックを叩き込む必殺技。
デストロン初代日本支部長・ドクトルGの真の姿であるカニレーザーを倒した。機械合成怪人最後の刺客である大幹部カニレーザーを倒した技であり技のフォームも美しいので1度きりの使用ながらV3の最強技として扱われる場合が多い。
V3回転フルキック(V3フル回転キック)
空中前転を三回した後に体を真っ直ぐ伸ばして両足でキックを放つV3の代表的な必殺技の1つ。初出こそ16話とやや遅めだがミサイルヤモリを初めとする7体のデストロン怪人を撃破するなど後半に活躍した。
V3回転キック
空中で合計三回の前回転を加えて放つ右足キック。ギロチンザウルス戦でフィニッシュを飾った。これとは別に劇場版『スーパー1』ではライダーマンやXライダーとともに「回転キック」を放ち、カメレキング、スネークコブラン、アリギサンダーを葬った。
V3回転三弾キック
前方宙返りを繰り返し威力を増した両足蹴りで3回のキック。大幹部キバ男爵の正体「吸血マンモス」を倒した。
正義の系譜ではスカイキックやフル回転キックが名を連ねる両足系キックの最強技に設定されている。
V3三段キック
後方宙返り→きりもみ回転からの両足ドロップキックを2回浴びせ、留めに右足のキックを放つ。
ライダーマンのネットアームとの連携でオニヒトデを撃破した。
V3回転ダブルキック
家族を皆殺しにした怨敵・ハサミジャガーを倒した記念すべき最初の必殺技。
体を回転させながら敵にキックを撃ち込み、その反動を利用して再び空中へと飛び、そしてもう一発キックを叩き込む。『ガンバライド』のきりもみ部分がドリル回転するV3きりもみ反転キックはこれにちょっと近い。
V3フライングキック
空中に放り投げた敵を追い空中で腕を掴んだまま両足キックでフィニッシュを決める。
キバ一族最初の刺客ドクロイノシシを撃滅。
ビッグスカイパンチ、ビッグスカイキック
空を飛ぶツバサ軍団に対して空中での不利を打開するために産み出した対策その1
空中でハリケーンを召喚し足場とすることで二段ジャンプ。足りない高さを補って超上空でのパンチとキック。
ツバサ軍団最初の刺客火炎コンドルを撃破した。
いかにV3が空中での不利を打破するかの攻防がツバサ軍団編のテーマとなっていく。
ハリケーンラストダッシュ
空を飛ぶツバサ軍団に対して空中での不利を打開するために産み出した対策その2
やはり空中でピンチを迎えた状態でハリケーンを召喚。今度は搭乗しそのまま敵怪人に突撃する。
ツバサ軍団のドクガーラを轢き逃…倒した。
V3スカイキック
空中前転、空中後転の後に両足キックを放つ。
ツバサ軍団のバショウガンを撃破した。
V3マッハキック
空を飛ぶツバサ軍団に対して空中での不利を打開するために産み出した対策その3
ツバサ大僧正の真の姿にして、サイダンプと並ぶデストロンの強豪怪人・死人コウモリに敗れたV3がおやっさんと共に血のにじむような特訓の末に編み出した必殺技。死人コウモリの必殺技である空中でのジャイアントスイング『死の高速回転』に対抗すべく編み出され、投げ出された勢いを利用し体全体を横に大回転させ空中を旋回、円盤の様に滑空して両足で敵に蹴りを叩き込む大技で、見事死人コウモリの羽を叩き折り葬り去った。最後の大幹部戦にして初めてハリケーンの力に頼らずツバサ軍団を攻略した。
V3パンチ
ダブルライダーのライダーパンチに相当する技。
やはりダブルライダーからの継承と進化をテーマとしたV3の宿命として基本技の出番は少ない。
本編ではクサリガマテントウの左手の鎖鎌を破壊した。
2話のダブルライダーのコーチを受けた状態ではキックから反転してパンチというコンビネーションを披露している。
V3トリプルパンチ
空中高く飛び上がりフライングパンチを3回繰り返す。結構珍しいパンチの発展系。木霊ムササビを倒した。
なぜか三発目は銅鑼の音が鳴る。
『正義の系譜』では錐揉み回転を加えて1撃目を放ち、反転で2撃目と3撃目を撃つように強化された『V3スクリュートリプルパンチ』が登場している。
V3脱出パンチ
カマクビガメの体内に取り込まれた際に使用したパンチ。相手を体内から粉砕する。閉じ込めらるという超限定状況下でしか使えない技。
V3チョップ
ライダーチョップに相当する技。やはり基本技なのであまり使われない。吸血カメレオンなどに使用された。
『正義の系譜』では前宙から敵に急降下チョップを食らわせて反転し、更にもう一発叩き込む『V3ダブルスカイチョップ』を使用している。
V3きりもみチョップ
V3チョップの発展技。空中の相手に対しジャンプし、きりもみ回転で威力を増したチョップを脳天に叩き込む。
ややマニアックそうな技名に反してダブルライダーが帰国した記念すべきエピソードであるユキオオカミ戦で使われたためそこそこ知名度は高め。
V3ドリルアタック
全身をドリル回転させて相手に突撃する。ナイフアルマジロを倒した。
V3ボディアタック
空中の相手に文字通り体当たりする。
V3キックを何とか凌ぎ空中へ逃走しようとしたカメラモスキートを撃破した。体当たり技というのは歴代でも結構レア。
V3必殺キック
V3キックの強化版だと推測される技。デストロン首領に放つが、首領に対して恩義と複雑な感情を捨てきれないライダーマンが庇い当たってしまった。ゲーム作品でスポット参戦したヒーロー戦記では何故かV3の最強技に設定された。
空中四の字固め
スカイライダーの客演で使用。読んで字の如く空中で四の字固めをして地面に落下。ちゃんと地面を叩いてタップ要求する。マントコングにダメージを与え、お約束の展開として引っくり返そうとするマントコングとグラウンドの攻防が展開された。
V3ダブル反転キック
やはりスカイライダーの客演で使用。客演なのに新技。投げられた反動を利用しきりもみ回転。岩壁を蹴って三角蹴りで勢いをつけ右足でのキック。更に反転して両足でのキックを叩き込む連続攻撃。ネオショッカー怪人マントコングをとうとう完全撃破した。後輩の番組で大暴れしすぎである。
V3稲妻キック
命中した相手に電撃が走る必殺キックで、『仮面ライダーフォーゼ スペシャルイベント 天ノ川学園高等学校 春の学園祭スペシャル』で使用。
該当記事緒参照。
協力技
ライダーダブルキック→V3キック
劇場版で使用。ダブルライダーと共に相手を3方向から囲み3人同時にジャンプ、ライダーブルキックで怯んだ相手に追撃のv3キックを間髪入れず炸裂させるオーバーキルコンボ。タイホウバッファローを大爆発させた。
ライダートリプルパワー
ダブルライダーが操縦するサイクロン号2台の後部に両足を置いて立ち、2人の肩を支えるように手を置く。そしてV3バリヤーのようなエネルギーを放出した状態で車体全体を包み敵に突撃する技。良い子は真似しないでね。
原始タイガー戦で使用された。
ロープアーム→V3きりもみキック
単独では勝てなかった強敵サイタンクとの戦いで協力を決意したライダーマンと見せたコンビネーション。
ライダーマンがロープアームで拘束したところにV3きりもみキックを炸裂させる。(この時のキックは両足である)
ネットアーム→V3三段キック
分裂能力で苦戦させるオニヒトデとの戦いで見せたライダーマンとのコンビネーションPart2。
ライダーマンがネットアームで広範囲に巻き込むようにオニヒトデを捕捉して分裂能力を封じた所にV3がトドメを刺す。
このほかオニヒトデに関してはV3のパンチ攻撃とパワーアームの拳打のコンビネーションで息の合った連携を見せる場面もあった。
モチーフについて
一般的にモチーフはトンボだと紹介され、現在の公式見解でも「トンボ」だとされている。
頭部をよく見れば赤い部分がトンボの複眼に、白い部分が蜻蛉の顔に似ているのがわかる。
また前述したようにライダーカードのハーモニカの得意曲に”赤とんぼ”があるとわざわざ強調して書かれれていたり、V3ホッパーの形状も完全にトンボのそれである。
一方で、1号2号と同じくバッタモチーフという説もないわけではない。2021年7月13日放送の『林修の今でしょ!講座』では藤岡弘、氏が「石ノ森先生からバッタモチーフだと聞いた」という旨を語っており、同席していた宮内洋氏も「僕はずっとトンボだと思ってるんだけど、V3はライダー1号2号が作ったんだよ。どうなんだい?」と藤岡先輩にジョーク気味に詰め寄る場面も見られた。
しかしこの説、そもそも先生がご逝去される直前の90年代後半あたりまで俳優としてのイメージやキャリアを優先しライダーと距離を取っていた藤岡氏がどのタイミングで尚かつ自分の後輩のV3のモチーフを石ノ森先生に聞いたのか?とツッコミ所が多く、信ぴょう性はやや怪しいものがある。
これもあくまで藤岡氏が言っている意見の一つににすぎず、バッタモチーフだという事が確定したわけではないので注意されたし(白倉Pも諸説あると述べている)。結局の所、モチーフを確定づける決定的な資料がなければ判断できないのである。
ショウリョウバッタと記載している書籍も見られ、PCゲームの仮面ライダー作戦ファイルではそれを元にしたと思わしきショウリョウバッタ男が登場する。
尤も、後述のリメイク版に関してはバッタで間違いないと思われる。
リメイク
仮面ライダーTHENEXT→ホッパーVersion3を参照。
客演
TVスペシャルや「仮面ライダーSD」等では主役級の扱いになる事が多い。(コロコロコミック版では主人公、コミックボンボン版では主役のRXに次いで出番が多い準主役。)
風見志郎を演じた宮内洋が『主役を食う』ことで知られていたせいかどうかは不明。
以後の仮面ライダーシリーズでも客演が多く、しかも宮内がたびたび出ているためやっぱり主役を食っている。
特に仮面ライダー(新)第34話『危うしスカイライダー!やって来たぞ風見志郎!!』においては主役の筑波洋を差し置いて変身。この回にスカイライダーは登場せず、主役を食うどころか完全に番組をジャックしていた。
ちなみに同作第28話『8人ライダー友情の大特訓』でスカイライダーを特訓するシーンでは、ハリケーンに搭乗したV3のグローブが一瞬だけ赤くなっている。どーしてこうなったか不明だが、仮面ライダーで身体のカラーが変わるのはよくあることだし、手袋の色が客演で違うヒーローは他社にも前例があるので気にしたら負けである。
仮面ライダーフォーゼ スペシャルイベント 天ノ川学園高等学校 春の学園祭スペシャル
カニレーザー(ドクトルG)率いる大ショッカーの怪人軍団(カメバズーカ、ジャガーマン、毒トカゲ男、ザンジオー)に苦戦するフォーゼらを助けに栄光の七人ライダーの筆頭として登場。
コーマ・ゾディアーツの生み出したにせV3(本物とは違って手袋が赤い)をV3サンダーで暴くなど全体的に優遇されている(というのも、V3サンダーはバトライド・ウォー創生が発表されるまで使う機会には恵まれなかったのである)。
ネット版 仮面ライダーウィザード イン マジか!?ランド
その中の一編である「仮面ライダー刑事」シリーズに登場。
刑事ドラマのお約束に伴い、昭和ライダーたちは「〇〇さん」呼びとなっており、彼は「ブイさん」というダジャレじみた通称を与えられた。
スーパーヒーロー戦記
他のライダーや戦隊レッドとともに、アスモデウスの軍団に立ち向かう。
それぞれの時代を象徴する仮面ライダー1号、仮面ライダークウガ、仮面ライダークウガの3人と共闘をした。
ガンバライド
当然のように先輩2人やBLACKと一緒に大御所の一角として開幕1弾からSRで登場。
実装されていたのは両足の回転蹴り「V3回転フルキック」
その後フォーゼ弾の02弾で念願の新技LR昇格、技は納得の「V3きりもみ反転キック」。きりもみ部分は激しいドリル回転として相手を削りかねない勢いで突撃するなどアレンジされている。
メイン技がバランスよく実装されていた。
ガンバライジング
2弾より参戦。SRで登場。
技はきりもみ反転キックだがガンバライド時代より大幅に規模縮小されており、ゲーム性の変化から数秒で技が終わってしまったり、本来は「V3きりもみ反転キック」と言い切る技を反転キックときりもみキックのボイスを雑に切りはりした「V3きりもみV3反転キック」になったり、終始右足で行うはずの技なのに反転キックを左足で行うなど初歩の凡ミスを連発していた。
その後は低レア続きであったが、ナイスドライブ4弾のトリプライドキャンペーンでは1号、2号との『ライダートリプルキック』が収録された。本編とは違い残念ながらセンターは1号先輩。
バッチリカイガン3弾では久々にブレイブタイプでSR再昇格。表アビはLRスペクターと同様ライジングパワーが5以下の時にひっさつとAPを上げ、更に相手のライダーガッツ率を下げるという中々強力なアビリティである。
ズバットバットウ1弾では34話で披露された1号と2号の合体技『ライダートリプルパワー』がメカニカルとして収録された。(ただしムービー技)
そして50th Anniversaryレアではサイタンクを倒したライダーマンとの連携技が実装(ただしこちらもムービー技)
と後期は合体技にリソースが割かれていた。
ガンバレジェンズ
やはり先輩2人やBLACKと同時に開幕1弾から参戦。ただし今回はライダーマンも一緒。初の同時参戦である。
代名詞の変身シーンも「ふんっ!」と振りかぶる所から始まりお馴染みの効果音をそのままなど再現度バッチリ。更に必殺技のV3きりもみ反転キックもドリル回転のアレンジを残しつつライジングの問題点を軒並み修正しガンバライド時代の間を置いて迫力がある雰囲気が戻ってくるなど、大幅にクオリティアップした。
バトライド・ウォー創生
プレアイブルキャラとして参戦。第一話を再現したカメバズーカとの対戦ステージがある。
敵を攻撃していくことで「ダブルタイフーンゲージ」が蓄積されていき、ゲージを消費することで「26の秘密」を使用できるのが特徴(原作では登場しなかった設定のみの技も存在する)。逆ダブルタイフーンも使用できるが、使用後はしばらくダブルタイフーンゲージが0になってしまうという形で弱点が再現されている。
CV
- 宮内洋(オリジナルキャスト)
- 鳥居賞也(『BLACKRX』)
- 田中亮一(『SD』)
- 関智一(『レッツゴー仮面ライダー』など)
- 松本保典(『ネット版レッツゴー仮面ライダー』)
- 田中大文(『MOVIE大戦MEGAMAX』など)
- 中井和哉(『仮面ライダーフルスロットル』他パチンコ媒体)
- 加藤和樹(『THE NEXT』)
スーツアクター
- 中屋敷鉄也(メイン)
- 中村祐(第1話、第2話)
- 佐藤巧(トランポリン)
- 熊沢敏明(オートバイスタント)
- 河原崎洋夫(『ストロンガー』、『仮面ライダー(新)』、『劇場版スーパー1』)
- 宮崎剛(『BLACK RX』)
- 高岩成二(『オールライダー対大ショッカー』)
- 伊藤慎(『THE NEXT』(リメイク版)、『オールライダー対大ショッカー』、『オールライダー超スピンオフ』)
- 草野伸介(『仮面ライダー令和のゴージャス運動会』)
関連項目
仮面ライダードレイク:「トンボ」をモチーフにした後輩ライダー。
メガネウラ・ドーパント:赤いトンボモチーフのライダー怪人。
仮面ライダーバルカン:(ネタバレ注意)劇中の最終的な姿は、変身するために力を受け継ぐという、冒頭のこのV3と似ているので、やはり実際は3号ライダーであるべきなのだろう。
レジェンドライダー関連