「この毒トカゲ様からは逃げられはせんのだ‼」
「来たな、ライダー!ゆっくり爆発見物をするか!」
登場作品『仮面ライダー』
第58話「怪人毒トカゲ おそれ谷の決斗‼」登場
CV/関富也
人間態 演 里木佐甫良
スーツアクター/岡田勝
概要
毒蜥蜴の能力を移植(そこ、毒を持ったエリマキトカゲとか言うんじゃない‼)して制作された改造人間。(顔はどことなくイグアナっぽいが)
「ウォォォォォッ―‼」という獣じみた鳴き声を発する。
太田博士が完成させた蘇生薬「Xα液」を奪い、それを使って、予めとある博物館から盗み出した2年前に他界した物理学者・エドワード博士と数学者・ケインズ博士の両博士の死体を蘇生させ、両博士に強力な殺人兵器製造を行わせる『科学力増強作戦』の実行を使命とする。
伸縮自在の舌を伸ばして獲物を捕らえ、口から吐く猛毒の赤い液は一瞬で人間を溶かすほどの威力を持っており、改造人間であるライダーですらこの毒液を浴びると痺れて動けなくなる程である。
普段は恰幅のよいメガネを掛けた中年男性姿で暗躍している。
「狙った獲物は必ず手に入れる‼」と豪胆するほどの自信家であるが、「Xα液」を奪うのに固着するあまり、「Xα液」を奪うのに失敗してしまった挙句、助手を誤って殺害してしまうなど頭が固い部分も見受けられる。
最後は舌をライダーキックで攻撃されて弱体化した所へライダーヘッドクラッシャーを受け爆死した。
再登場
その後、第66話や映画『仮面ライダーvs地獄大使』にて再生怪人軍団の1人として登場したが、あえなく大敗している。
漫画『新仮面ライダーSPIRITS』でも地獄大使の配下として魂を持たない状態で復活したが、暴走したガラガランダのムチで切り裂かれて勝手に死んでしまった。
『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』ではスーパーショッカーの一員として平成ライダー作品に初登場。割かし最後の方まで生き残るも、ディケイドに襲い掛かろうとした瞬間突然現れた電王ソードフォームの俺の必殺技パート1を受けて瞬殺されてしまった。
これ以降、平成ライダーにショッカーが登場した際にはかなりの確率で常連怪人として登場する様になる。
『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』でも続けて登場。1971年の世界でセルメダルを奪うためにシオマネキングと共に少年ライダー隊を襲うが、駆けつけた仮面ライダー1号のライダーキックを受けて爆死した。現代の世界では別個体が登場し、仮面ライダーV3と戦っている。(おそらくノコギリトカゲの代役。)
『仮面ライダー大戦』でも例により登場。地獄から蘇り、バダンに忠誠を誓う。ヤマアラシロイド&タイガーロイドに率いられ、沢芽市を襲撃した。
『スーパーヒーロー大戦GP』でもシオマネキングだのギリザメスだのといったいつもの面々と肩を並べて現代で暴れ回った。原作(本作は初代ライダーと地続きの世界観である)や前述の登場作品にはない襟巻からオレンジ色の光線を出す能力が追加されている他、長いロッドを用いて戦うなど、外見こそ変化ないものの明らかに強化体としか思えないシーンがある。
終盤までしぶとく生き残り、とある事件の引き金を引くものの、最後は仮面ライダーファイズのクリムゾンスマッシュを喰らったロブスターオルフェノクの後ろにいたせいで巻き添えを受けて死亡した。
『仮面ライダー1号』では遂にショッカーの幹部怪人に昇格。
自分の夢に現れた地獄大使の予言通りに、立花麻由を生贄に捧げようとガニコウモル、シオマネキングらと共に彼女を誘拐しようとしていた。
終盤、アレクサンダー眼魂を強奪しに来たノバショッカーと1号、ゴースト、スペクターらと三つ巴の戦いに発展した際ウルガと交戦するも、ウルガの爪による切り裂き攻撃でトドメを刺され「ショッカー!」と断末魔を挙げて爆死した。
余談
劇中では自称も含めて「毒トカゲ」と呼ばれていることが多く、「毒トカゲ男」と呼ばれるのはわずかだった。
次回予告ではライダーヘッドクラッシャーは新技と言われていたが、すでに第53話でジャガーマン戦のとどめに用いられている。
関連項目
トカゲロン(モチーフが被っている関連で)
蜘蛛男・ドクモンド カニバブラー・シオマネキング(同じモチーフの怪人がショッカーにいた関連で)
トカゲ繋がり
太字はエリマキトカゲモチーフ
サソリトカゲス ノコギリトカゲ トカゲバイキング カガミトカゲ トカゲロイド トカゲ怪人 トカゲ男アギト
メ・ガーゲ・レ リザードロード フリルドリザードオルフェノク リザードアンデッド モレクイマジン サンゲイザーファンガイア
リザードマン イグアナゴーストライカー チェーンソーリザード