「土ぐも男ドクモンドの技を見よ‼」
登場作品『仮面ライダー』
第57話「土ぐも男ドクモンド」
CV/辻村真人 人間態(病院長)/石垣守一 スーツアクター/滑川広志
概要
- 身長:168㎝
- 体重:62㎏
- 弱点:強い光が苦手。
地獄大使配下の、アフリカはアトラス山脈に生息するツチグモ(ジグモ)の能力を持つ改造人間。人間への変身能力を有している。鳴き声は「キィィィッ!」
本郷猛の友人・沢田博士が開発した“あらゆる金属を溶かして燃やしてしまう液体火薬”のデータを強奪し、これにより世界中の金属で作られた重要物を強奪ないしは破壊してしまうことを目論む。しかし、肝心の博士が追跡中に車で事故を起こしてしまい研究データは焼失、博士も死んだと思われて地獄大使に配下の戦闘員ともども正座させられ大目玉をくらった。しまいには死刑だと言われたが、直後に首領が沢田博士は生きていると助け舟を出し、汚名返上のチャンスを得た。
地中に潜んで人知れず移動することができ、人間を地中に引きずり込んで一瞬で白骨化させる(食い殺して食べているらしい)能力を持つ。なお、食い殺した人間の頭蓋骨を地上に置いておくという習性があるようだ。
そのほか、蜘蛛の怪人らしく糸を吐き出すことも可能で、これを鞭のように使って相手の首を締め上げたり、ターザンの如く高所からぶら下がりつつ突撃したりする戦法を得意とする。また、蜘蛛が自身の糸に絡まないように分泌する油をこの怪人も足から出しているが、このことが後に自身の墓穴を掘る結果となってしまい、この油の足跡を追ってショッカー基地が仮面ライダーに突き止められてしまう結果に繋がってしまうことになる。
最後はライダーとの激しい交戦の末、『ライダーキック』の直撃を受け爆死した。
その後、映画『仮面ライダー対じごく大使』において再生怪人軍団の一員として登場している。
余談
本来ドクモンドが正式名称だがジグモンドという表記もある。
声を演じた辻村氏は第87話、昭和ライダー第5作第12話においてもクモモチーフの怪人の声を演じている。