概要
『仮面ライダー』に登場する仮面ライダー1号の第53話以降の姿。特に説明なく「1号ライダー」とあった場合、大概この姿を差す。
顔の色は若葉のような緑色で、髪の毛もマスクからはみ出していない。クラッシャーは仮面ライダー2号と同じ銀色、手袋とブーツも銀色である。体にはシルバーのラインが2本入っているが、これこそが仮面ライダー1号の証である(2号は1本)。
なんで色が変わったの?
作中の設定では「死神博士にわざと捕まって再改造手術を受けて脱走したから」とされている(スーパー特撮大戦2001では2号共々わざわざその過程まで描かれていた)が、一方ではスカイライダーのように「特訓して真の力に覚醒したから」という説もある。
しかし、ダイジェストビデオ「仮面ライダーメモリアル」では改造筋肉の発達による自己進化と説明されていた。(その説明でいくと桜島1号はその進化の中間ともいえる)
なお、藤岡弘、の事故で旧1号からバトンを引き継いだ2号の配色が全体的に暗めの旧1号から全体的に明るくなったのは、怪奇性を前面にだした序盤の暗めの画面に旧1号の暗いスーツがとけこんで見づらいと言う指摘をうけていた為である(無論、2号のスーツは、藤岡の事故がなければそのまま1号のスーツとして使用される予定だった)。
スペック
身長 | 180cm |
---|---|
体重 | 70kg |
ジャンプ力 | 一飛び25.0m |
走力 | 100mを1.5秒 |
能力
技の1号の異名を持つ通り、ライダーきりもみシュート、ライダースクリューキック、ライダーローリングなど様々なプロレスチックな技を使用する。
カタログスペック上の能力はパンチ力60t、キック力90t、垂直ジャンプ25m、100mを1.5秒で走破という桁外れな数値を誇り、旧1号をはるかにしのぐ身体能力を有する。必殺技のライダーキックは、戦車を一発で破壊するというのだから荒まじい。
ショッカー亡き後の新1号
ショッカー最後の怪人ガラガランダを倒し、後継組織であるゲルショッカーを滅ぼした後は2号と共にゲルショッカーの残党を追っていたが、二人をかばって大学の後輩である風見志郎がデストロンに瀕死の重傷を負わされてしまう。ダブルライダーは協力してその基地の有り合わせの機材と手術道具で彼を仮面ライダーV3に改造することでその命を救うが、核爆弾を内蔵した怪人・カメバズーカを2号と共に太平洋上に運び、爆炎の中に消えた。
…かに思えたが、何の説明もなく生き残っていた彼はオーストラリアでデストロンと戦い、劇場版で帰国。デストロンのキバ一族と戦った。その後すぐに日本を離れ、海外のデストロンと戦うこととなる(HEROSAGAの一ストーリーである『仮面ライダー #99』によればダブルライダーが生きていた理由はデストロンに追われていた元ショッカー怪人ヒドラーゲンに助けられたという設定になっている。また同作品の『RIDERMAN ANOTHER AFTER』ではV3の報せを受けて2号と共にプルトンロケットの爆破で重傷を負ったライダーマンを救助している)。
『仮面ライダーX』では劇場版の際に来日し、コウモリフランケンの野望を打ち砕いた。
『仮面ライダーアマゾン』では登場しなかったものの、続編の『仮面ライダーストロンガー』では最終回直前の38話でデルザー軍団の東京壊滅計画を打ち砕くため単身日本へと向かい、更にライダーたちと協力して岩石大首領と戦った。しかしこの時、マシーン大元帥に向かい「動けば仲間の命はない!!」などととんでもないことを言っている。
『仮面ライダー(新)』ではネオショッカーの怪人に苦しめられるスカイライダーを鍛えてやるために他のライダー共々壮絶な猛特訓を行った。しかし、それ以降特に出番もなく、最終回でネオショッカー大首領と相打ちになり宇宙に消えた。
『仮面ライダースーパー1』では劇場版で2号と共に登場。地獄谷5人衆と矛を交えた。そして『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではバダンの陰謀を打ち砕くために帰国し、強敵バラロイドとヤマアラシロイドを葬り去った。
『仮面ライダーBLACKRX』にも最強怪人グランザイラスを倒すために登場している。
そして、映画『仮面ライダー大戦』では…。
関連イラスト
関連項目
昭和ライダー 立花藤兵衛 滝和也 一文字隼人 バッタ
サイクロン号 新2号
仮面ライダーシン…こちらは「新」ではなく「真」
仮面ライダークウガ、仮面ライダーゼロワン…ある意味新1号
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