データ
- 前期型 第1 - 14話に登場。(モデル:スズキT20)
- 中期型 第14 - 67、72、73話に登場。(モデル:ホンダSL350K1)
- 後期型 第68 - 98話に登場。(モデル:スズキハスラーTS-250III)
概要
『初代』仮面ライダーに登場した超高性能バイク。
本編に登場した機体
サイクロン
全長 | 2.4m |
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全高 | 1.5m |
重量 | 280kg |
最高速度 | 400km/h |
ジャンプ力 | 30m(ジェット噴射併用) |
最高出力 | 200馬力(500馬力とも) |
主に仮面ライダー旧1号が使用していたバイク。動力源は原子力エンジン。ライダーベルトから遠隔操作を行うことも可能になっている。
ハンドルのスイッチを入れることにより、本郷猛の常用バイクが変形してライダー専用マシン・サイクロン号になる。また常用バイク形態の方がショッカーとのモトクロス戦には有利なため、2つの形態を瞬時に使い分けて戦った。必殺技は、突進で敵を撥ね飛ばすサイクロンクラッシャー。
尚、本郷猛が仮面ライダーに変身する際、ベルトの風車ダイナモ・タイフーンに風を送り込む役割も持っていた。しかし、前期型のサイクロン号はオンロード型のバイクであるため、ダート走行やアクションが出来ないことが弱点であった。
ゴースターに敗れて、洗脳された本郷が一文字に不意打ちをかけたのが最後の出番だった。
改造サイクロン号
全長 | 2.25m |
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全高 | 1.25m |
重量 | 280kg |
最高速度 | 400km/h |
ジャンプ力 | 40m(ジェット噴射併用) |
最高出力 | 600馬力 |
ヨーロッパのショッカーを潰滅させる為に旅立った本郷猛が、日本の守りについた一文字隼人に託したマシン。
前期サイクロン号と比べ出力、ジャンプ力、機動性がアップし、前期サイクロン号よりも小回りや派手な戦闘走行が可能になった。また垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が追加されており、ピンチに陥った仮面ライダー2号を何度も救った。
後に日本に戻った仮面ライダー1号も同型の改造サイクロン号を後期型サイクロン登場まで使用した。
新サイクロン号
全長 | 2.1m |
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全高 | 1.2m |
重量 | 220kg |
最高速度 | 500km/h(通常時)、600km/h(ブースター使用時) |
ジャンプ力 | 50m |
最高出力 | 700馬力 |
本郷猛、立花藤兵衛、滝和也によって設計・開発されたマシン。本郷猛が常用するセミカウルのオートバイが、仮面ライダーへの変身に合わせて自動変形する。
出力、機動性、ジャンプ力等あらゆる面で前期型、中期型を凌駕しており、最強のサイクロン号といえる。またウイングを展開させる事で今までのサイクロン号にはなかったグライディング飛行が可能になり、急制動用にパラシュートを装備している。
必殺技はフロントカウルを細かく振動させた状態で体当たりを決める「サイクロンアタック」で、ゲルショッカーの怪人を倒した事もある。
68話でテスト走行させたが、本来劇場版『仮面ライダー対じごく大使』でお披露目になる予定であった。
ショッカーライダーは、これとよく似たショッカーサイクロン(偽新サイクロン号)を駆る。フロントカウルと車体後部の側面に黄色いラインが走っているのが特徴。撮影後、仮面ライダー2号用の新サイクロン号に改造された。
なお車両は68話~72話までのフロントが高いタイプ(Aタイプ)と74話から登場したフロントが平べったいタイプ(Bタイプ)があり、ショッカーサイクロンや2号が使用したタイプはAタイプを流用したとする書籍もある。
Bタイプ登場に伴い、ランプ周辺が青く塗られ、ウイング下の赤い塗装もよりはっきりするようになった。
後年の派生作に登場する機体
サイクロン1号
全長 | 2.025m |
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全幅 | 0.72m |
全高 | 1.12m |
最高速度 | 400km/h |
ジャンプ力 | 50m |
最高出力 | 367kW(約500馬力) |
『仮面ライダー THE FIRST』と続編の『仮面ライダー THE NEXT』にて、本郷猛/仮面ライダー1号が駆るマシン。立花藤兵衛の作で、自立走行も可能。
あまりに強力すぎるため、常人には乗りこなせない。改造人間である本郷が操ってこそ性能を十二分に引き出せる。
ベース車両は「ホンダ・CBR1000RR」。
なお、本作の立花藤兵衛はどこかで見たような顔立ちをしている。
サイクロン2号
全長 | 2.22m |
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全幅 | 0.79m |
全高 | 1.22m |
最高速度 | 500km/h |
ジャンプ力 | 36m |
最高出力 | 460kW(約625馬力) |
同じく『仮面ライダー THE FIRST』『THE NEXT』にて、一文字隼人/仮面ライダー2号が駆るマシン。1号と異なり正確な出自は不明だが、立花と本郷が一文字の為に用立てしたものと思われる。
ベース車両は「ホンダ・CB1300SUPER BOLD'OR」。
ネオサイクロン号
最高速度 | 545km/h(通常時)、645km/h(ブースター使用時) |
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ジャンプ力 | 45m |
『仮面ライダー1号』に登場した仮面ライダー1号の愛機。立花藤兵衛が来るべき戦いに備えてサイクロンを改良したもの。
ベース車両は「ホンダ・ゴールドウイングF6C」。
トライサイクロンとスカイサイクロン
項目参照。
シン・サイクロン号
『シン・仮面ライダー』に登場した仮面ライダー第1号/仮面ライダー第2号/大量発生型相変異バッタオーグが駆るマシン。
立体物
「SH.Figurarts」シリーズ、食玩「SHODO」にラインナップ。 双方、サイクロン号、新サイクロン号がラインナップされている。
余談
仮面ライダーV3のイメージカットで、ハリケーンが間に合わず新サイクロン号でイメージカットを撮っていた。
新サイクロン号のオリジナルの車両は、『仮面ライダーストロンガー』の撮影が最後であった。
『仮面ライダー(新)』時にはサイクロン号からカブトローまでの歴代ライダーのマシンは現存しておらず、当時の玩具のCM撮影用に他のマシンと共に改造サイクロン号と新サイクロン号が新造された。
スカイライダー本編にも上記の物を流用して登場したが、(元々撮影用として作られたものでなかったためか)ベース車がオリジナルのマシンよりも小型であり、その結果オリジナルとはだいぶかけ離れた外観になってしまっていた。
特に新サイクロン号の方は乖離が著しく、一部ではこの似ても似つかない新サイクロン号がブサイクロン(号)の愛称で呼ばれている。
ちなみにこの新サイクロン号はランプ周りの青の塗装がないため、初期のAタイプを参考にしたと思われる。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダー、仮面ライダー1号、仮面ライダー2号、本郷猛、一文字隼人、立花藤兵衛、滝和也