滝和也
たきかずや
演 千葉治郎
仮面ライダー1号/本郷猛、仮面ライダー2号/一文字隼人と共にショッカー、ゲルショッカーと戦った戦友にしてFBI捜査官。
後に少年仮面ライダー隊の初代隊長も勤めている。
初登場は第11話「吸血怪人ゲバコンドル」で本郷の友人のモトクロスレーサーとして登場、結婚式を挙げるがショッカーの改造人間ゲバコンドルに襲われるという災難にあった。(尚、この段階では後出の通りFBIとしての正体を明かす前だったが、持ち前の戦闘力を戦闘員相手に披露している)
その正体が露見するのは第13話「トカゲロンと怪人大軍団」である。トカゲロンの襲撃を受け負傷後、仮面ライダーの敗北にショックを受けながらも単身ショッカー基地へと乗り込み、その際に病室に忘れた身分証を親父さんこと立花藤兵衛が拾った事で正体が露見した。
その後はよき友として立花レーシングクラブの面々と共にショッカー、ゲルショッカーの壊滅まで戦い抜き、彼らに見送られてアメリカへと帰っていった。
平山亨プロデューサーの短編小説によれば、オクラホマ州生まれの日系三世とされ、黒人運転手のジャッキーとの勝負に敗北、彼の師匠を探し求め、偶然にもベトナム戦争に巻き込まれて共同戦線を張る事に。後に国家反逆罪に問われるも、あのジョン・エドガー・フーバーの推薦でFBIにスカウトされ、現在に至るとの事。
生身の人間であるため怪人には苦戦するものの、戦闘員程度なら引けを取ることはほとんどない。
ショッカー戦闘員を遥かに上回る強さを持つゲルショッカー戦闘員には不覚を取る場面も多かったが、それもあくまでスリーマンセルを相手にした場合の話。単体が相手であれば流石に後れを取ることはなく、劇中では仮面ライダーや怪人と対等のジャンプ力を披露したりと人間ながら超人的な身体能力を見せている。
仲間内での戦力的に見れば
後年を描いた漫画作品『仮面ライダーSPIRITS』では主役の1人として骸骨を模したスーツ(滝ライダー)で銃火器などの装備を使用し怪人たちと戦っている。
作中では生身である自分に負い目を感じつつも、魂だけでも仮面ライダーと同等になる事に信念としている。
同時にライダーたちが二度と並の人間に戻れない悲壮を背負っていることを誰よりも痛切に感じ取っており、「だから俺は(仮面ライダーになりたいと)言わねぇ!! 生身でもがくのが筋ってもんだ!!」の発言は、彼の苦悩の信念を強く表した名台詞である。
故に安易に改造人間になる事を望んだ相手に対しては「争いの無い平和が来た日にはお払い箱になって誰も必要としてくれなくなる(意訳)」と諭していた。
小説『仮面ライダー1971-1973』では、アンチショッカー同盟のコマンドとして登場。
当初は、コードネーム弐番と名乗っていたが後半で本名を明かし孤独な戦いを続ける本郷と共闘する。
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