「ごちゃごちゃ…何言ってるか分かんねぇなぁ!!」
CV:知念英和
スーツアクター:中田裕士
変身者
概要
『仮面ライダーガヴ』に登場する仮面ライダー。第21話より登場。
何者かによって、「この世で最強の生物を目指す者」というコンセプトから、変身者のダークショウマごと量産された存在である。
赤ガヴが黒く染まったビターガヴにゴチゾウを食べさせて変身する。
変身
ビターガヴのハンドル「マンチビーター」を右手で逆手持ちにして回し、顔の前に左手を掴むように添え、右手で舌鼓の「ダークディバウアー」を押すという、個体問わず共通のプロセスで変身する。
そして、コーラの瓶を模したグミ状のエフェクトに包まれその中で苦悶しながらも愉悦に浸るような不気味な笑顔と舌ペロを披露し、アーマーが装着される。
この際瓶の中でコーラ状の液体がアーマーとなる姿や舌ペロをしている姿は全身浸かりながらコーラを味わっているようである。更に内部で気泡が激しく立っているが、勢いから遠目に見て禍々しい炎に見えるのも特徴である。
戦闘スタイル
戦闘スタイルは獣のように獰猛なスタイルであるが、動く度に体が軋むような音が聞こえ、右腕が曲がっても強引に戻すと言う、もはや人間かグラニュートかどうかすら怪しいものとなっている。
ダークショウマの個体ごとに戦闘スタイルは異なり強さに細かな違いはあるも、生み出されるゴチゾウ自体は創造主によって共有されているのか、下記の戦力は一個体が新しいゴチゾウを見つけるたびに共通して更新される。
形態
基本形態
『スパーキン…グミ!』『ヤミー!』
ビターガヴにスパーキングミゴチゾウを食べさせて変身する赤色の姿。生体組織や体の自壊を厭わない高い戦闘力を発揮する。
派生形態
『バキ…バキ…スティック!』『ヤミー!』
ビターガヴにバキバキスティックゴチゾウを食べさせて変身する姿。
使用アイテム
腹部にある第二の口。赤ガヴ同様、ゴチゾウと組み合わせてライダーへと変身する変身ベルトとしての機能を持つ。
変身、アイテム召喚に用いるお菓子のモンスター。
- ゴチゾウホルダー
ベルト左側に付いているゴチゾウを収納するホルダー。
ビターガヴのメインウェポン。ガヴガブレイドに酷似した紫の片刃の大剣。
ビターガヴのライダーマシン。
余談
- 名前のビター(Bitter)は、「苦い」を意味する英単語だが、「恨み」や「憎しみ」という意味も含まれている。また、出自の経緯から「(ショウマの)一山幾らな紛い物」≒「個人が濫造した粗悪な贋金」を指す「鐚(びた)」も掛かっていると思われる。
- スーツアクターを務める中田氏は前作『仮面ライダーガッチャード』の仮面ライダーヴァルバラドに次いでの出演となり、ネガライダーを担当するのは『仮面ライダーエグゼイド』の仮面ライダーゲンム以来約8年ぶり(ちなみに初期のゲンムのスーツアクターを担当したのは、今作でガヴのスーツアクターを務める縄田雄哉氏であった)。
- 劇中では恐ろしい挙動を見せているが、ビターガヴの存在はストマック社からしても面倒な事態になる可能性が高い。バイトのグラニュートは幸せな人間を集めるべく自分たちの存在が人間に気付かれないよう暗躍しているため、ビターガヴが暴れて周囲の目やSNSに映る度に実在する怪物に怯え、幸せの質が全体的に落ちてしまい、闇菓子の品質が下がってしまう、このことから、現時点ではライダー側と怪人側にとって極めて厄介な存在になっている。
関連タグ
仮面ライダーリュウガ、仮面ライダーダークカブト:主人公と瓜二つの人物が変身する黒いネガライダー繋がり。
仮面ライダーオーディン∶1体が倒されても後に別個体が再び現れるという事態が発生した量産されているダークライダー繋がり。
ネガライダー
ガッチャードデイブレイク → ビターガヴ