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「モンスターから人を守るために仮面ライダーになったんだ!!」

演:須賀貴匡

人物

劇中に登場するモバイルニュース配信会社OREジャーナル記者見習い。年齢23歳。
物語開始前から相次いでいた連続行方不明事件の取材をしている最中に榊原耕一のアパートに訪れ、そこで偶然手に入れたカードデッキによって、仮面ライダー龍騎へと変身することになる。
変身後には胸の前で拳を握り、「っしゃあ!」と気合を入れる。

単細胞を地でいくキャラで、物事に首を突っ込まずにはいられない。
編集長曰く「祭りの取材に行ったらいつの間にか神輿を担いでいるタイプ」。記者としては未熟だが、探求心や行動力自体は職場の面々に評価されている。

不器用だがお人好しで正義感が非常に強く、良くも悪くもバカ
北岡秀一「城戸真司がバカだと思う人、手上げ」と呼びかけたときには北岡本人、は勿論のこと、浅倉も顔に笑いを浮かべながら手を挙げていた…まさに誰もが認めるバカである。

しかしその性格が殺伐とした印象のある本作の清涼剤となっているのもまた事実である。
ライダーが自分の目的のために戦う宿命にある中で、迷い苦しみながらもただひたすらに「人を守る」と言う決意を貫き通した。

一応学歴は大卒で、編集長の後輩にあたる。OREジャーナルにも彼のスカウトで入社した。
得意料理は餃子。苦手なものは犬。

初めて変身した際の折れたぁ!?と言う台詞はあまりにも有名。


第49話ネタバレ









最期
最終回手前、神崎優衣の真実を知り苦悩する中で事情を知った大久保編集長からアドバイスを受け、真司はようやく「戦いを止める」という自分の願いを見出した。
しかし、レイドラグーンに襲われていた女の子を庇い背中を刺される。

血反吐を吐きながらもナイトサバイブと共にモンスターを駆逐したが遂に力尽きてしまい、主役ライダーが最終回前に、一般怪人相手に、さらにサブライダーよりも先に死亡するというかなり異例の事態となった(後の作品でも主人公が死ぬ展開はあるが、仮死状態に近かったり、復活が前提の空気感があることがほとんどなので、よりその特殊性が際立つ)。


「俺さ…昨日から…ずっと、考えてて…それでも、わかんなくて…でも…さっき思った…やっぱり、ミラーワールドなんか閉じたい…闘いを止めたいって…きっと、すげぇ辛い思いしたり…させたりすると思うけど…それでも止めたい…それが正しいかどうかじゃなくて…俺の、ライダーの一人として、叶えたい願いが、それなんだ…」

蓮「だったら生きてその願いを叶えろよ!死んだら…終わりだぞ!!」

「そうなんだよなぁ…蓮…お前はなるべく…生きろ…」

蓮「お前こそ生きろ! 城戸…死ぬな…死ぬな!!」

「お前が、俺に…そんな風に言ってくれるなんてな…ちょっと…(続きを言おうとしてここで真司は力尽きる)」

蓮「城戸…おい城戸! 城戸ぉーーーーーーー!!!」



志半ばで倒れた真司だったが、彼の死によって蓮もまた迷いを振り切ることとなった。

その他の結末

劇場版では幼少期に優衣と出会っており、彼女と仲良く遊んだが、明日も遊ぶという約束を雨が降っていた為に破ってしまう。それが兄との別離で悲しみを抱えていた優衣を更に追い詰めてしまい、現実世界に戻れなくなるほど優衣がミラーワールドに入り浸った結果、彼女の二十歳における死とそれに抗うライダーバトルが引き起こされた。
終盤でその事を思い出し、自分がこの戦いと優衣の死を招いてしまったと罪悪感に駆られた真司に対し、鏡像の城戸真司は一体化しライダーバトルを勝ち抜く事で優衣を救うと持ちかけ融合するも、最終的に優衣が他人の命を奪ってまで生きることを拒絶した為、分離。リュウガを倒した後、蓮と共に現実世界に攻め込んだモンスターの大群に挑んでいった。

TVSPでは、コアミラーを壊すことで戦いを止めようとすることを選び、他のライダーたちに狙われる。
龍騎のカードデッキをオーディンに壊されたあとは、瀕死の蓮からナイトのデッキを受け継ぎ戦い続けるか戦いを止めるかの選択をすることになる。

井上敏樹

講談社キャラクター文庫の『小説仮面ライダー龍騎』では「龍騎」のリメイクということで大きく設定が変更され、記者ではなく便利屋を営む青年になっている。
この小説では山間部の田舎町に生まれ、幼い頃に両親を事故で亡くし、花火師の祖母に育てられたという来歴になっている。少年時代に町の一大産業であるリンゴ栽培がある理由で壊滅し、祖母が花火の事故で片目を失明したことから、人の役に立つために生きることを決意した。

HERO SAGA

本名は真二
粗暴で問題児だった双子の兄「真一」がいた。
真一は暴力的な性格で周りから煙たがられていたが、真二とは仲の良い兄弟だった。

しかし中学生の時、真一に恨みを持つ不良が真二を真一と間違えて襲うという事件が起き、真二を庇った真一はナイフで刺され、その傷が元でこの世を去ってしまう。
この際、両親が「死んだのが真二じゃなくてよかった」と呟いたのを聞いてしまい心に深い傷を負った真二は「乖離性同一性障害(二重人格)」となり、兄のような振る舞いをするようになる。

そして病気の治療のために改名され、真一との関わりを薄められた『城戸真司』となった。
この経緯から真司は、仮面ライダーリュウガの正体を未だ自身の心の内に潜んでいる兄の姿だと感じている。
本編とは関連しないパラレル設定。
しかし、神崎士郎タイムベントで何度も時間を巻き戻していた事からあり得たかもしれない時間軸の一つという可能性もある。

仮面ライダージオウ

2002→2019


仮面ライダージオウ第21~22話リュウガ編にて、上司・大久保大介と共に登場。
『龍騎』本編では長髪だったが、本作では髪型が変わり、短髪になって大分すっきりとした印象へと変わっている(これに関しては年齢や時代の流れもあるかもしれない)。

『龍騎』の物語自体神崎兄妹によってなかったことにされたため、真司の場合改変される歴史が存在しない。
ただ、職場であったOREジャーナルは既に閉鎖されており、「以前働いていた熱い記者」としてその存在が語られている。

城戸真司


第21話ではアナザーリュウガに襲われないよう、原典における先代のカードデッキ所有者と同じ方法で自宅の鏡やガラス等を目張りしていたが、ストーブをつけていたせいで一酸化炭素中毒に陥りかけソウゴ達に病院まで運ばれた。
その後、「本物が消えればアナザーリュウガも消える」という理由から白ウォズが変身した仮面ライダーウォズに命を狙われるも、ゲイツに逃がして貰い逃走。しかし逃げた先で、建物のガラスに映り込んだもう一人の自分と対面し……。

これまでゲーム用のボイスや『平成ジェネレーションズFOREVER』などで龍騎の声を担当していたため意外に思われるかもしれないが、須賀貴匡氏が真司として映像作品に登場するのは龍騎の本編終了後では今回が初めてであり、実に16年ぶりである。

RIDER TIME 龍騎

『仮面ライダージオウ』のスピンオフ作品として、2019年3月31日にauビデオパスで独占配信。
『ジオウ』準拠の世界観で本作の主演を務める。

劇中では手塚海之(ライア)、木村(ベルデ)、石田(インペラー)の3人とチームを組んでおり、芝浦淳(ガイ)・石橋(シザース)・戸塚(タイガ)のチームと敵対している。
なお、ライダーバトル中は自分の名前以外の記憶を失っているのだが、眠っている時に見る夢の中にいつも謎の男が出てきており、真司はその男と現実世界で会うという目的を果たす為に戦っている。
なお、敵襲と聞いて慌てて飛び起きた後、敵がいないと知って二度寝しようとするなど、脳天気さも相変わらずな模様。

EPISODE1では芝浦チームから共闘の申し出があったと言う手塚の話を信じ、話し合いの場を設けるため彼に自身のデッキを預ける。
しかしそれは芝浦チームと裏で共謀していた手塚の罠であり、石田がエビルダイバーによって喰い殺された後、自身もデッキを奪われて変身できないまま木村と共に窮地に追い込まれてしまう。そこに突如乱入してきた王蛇がタイガを殺害し、更に王蛇に付き従っているゾルダまで現れて混戦状態となる中、自身は王蛇に殺されかけたところを別のライダーに救われる。
彼の窮地を救ったのは、かつて真司の戦友だった男、秋山蓮仮面ライダーナイトだった。

EPISODE2ではナイトと共にその場から逃げ出そうとするも、ゾルダが発動したエンドオブワールドによる爆発の衝撃で意識を失ってしまい、深層意識の中で裏の真司と対面。自分と一つになろうと裏真司が迫り来ようとしてきたところで意識を取り戻し、改めて対面した蓮がライダーバトルを止める為に戦っている事を知り、自分もその考えに賛成する。
ちなみにこの時、龍騎本編のように蓮の事を秋山ロンと呼び間違えた他、EPISODE1で戸塚にされた時と同じように、蓮からも渡したビールを頭にかけられている。

その後は自分達の過去を思い出す為、蓮と共に唯一過去の記憶が残っている浅倉の元を訪れるが、当然浅倉からは再び戦いを挑まれてしまい、どこかの廃墟まで逃走する事に。
その廃墟では再びサラと対面し、ルールを変更しライダーバトルの期限を1日早めるという彼女の言葉には怒りを露わにしたが、そんな彼女からライダーバトルを始めた理由を知る事となる。
そこに息絶えた手塚を連れた木村が現れ、木村から龍騎のデッキを受け取った後、手塚から真司に向けられた遺言を伝えられる事となった。

しかし手塚の消滅後、手塚が倒れていた場所から裏真司がいきなり姿を現し、裏真司と一体化させられた真司は蓮と木村の前から逃走。逃げた先で完全に意識を裏真司に乗っ取られてしまい、手塚を探していた芝浦の前に現れた裏真司は「手塚は死んだ。代わりに俺が愛してやるよ」とリュウガに変身し、芝浦が変身したガイを一方的に追い詰めた末、ドラゴンライダーキックで彼を撃破し消滅に追いやった。

EPISODE3では、後を追いかけて来た蓮と木村に狙いを定め、生身の木村を攻撃してから蓮が変身したナイトと交戦。
トリックベントで出現したナイトの分身達を退けるも、その間に蓮と木村に逃げられる。

その後、戦う相手が見つからず苛立っていた浅倉の前に現れ、リュウガに変身して王蛇と交戦。そこに乱入して来たナイトが飛翔斬で王蛇を撃退した後、蓮の呼びかけも一蹴しナイトvsリュウガの戦闘が開始。
カードを全て使い切るほどの激しい戦いの末、ファイナルベント同士の対決でナイトに打ち勝ち、ナイトにとどめを刺そうとしたが、蓮の声に真司が反応した事でリュウガの動きが止まり、その隙を突いたナイトに変身解除に追い込まれる。
それでも生身のまま武器を交える真司と蓮だったが、そこに吾郎の攻撃を受けてもなおしぶとく生きていた浅倉が乱入。生身でベノサーベルを持った浅倉に刺されそうになるも、直前で蓮に庇われた事で再び命を救われた。

蓮が死亡した事により、真司はライダーバトルの勝利者として現実世界に帰る権利を獲得。サラの残り少ない命を受け取って現実世界に帰還し、ジオウゲイツを圧倒していた加納達也ことアナザー龍騎の前に現れ、龍騎に変身して戦闘を開始。
戦闘中、サラの声が聞こえて動きが止まったアナザー龍騎に対し変身を解いた真司は、自分がサラから残り少ない命を受け取った事、サラがもうこの世にいない事、彼女から達也の暴走を止めるよう頼まれた事、元の達也に戻って欲しいと彼女が望んでいた事を明かし、それらを聞かされたアナザー龍騎はその場に崩れ落ちる。
しかしそこに現れた謎の男が放った衝撃波で吹き飛ばされてしまい、倒れたところに駆けつけて来たソウゴゲイツと対面(この時、真司はゲイツの容姿を蓮と見間違えていた)。真司と出会った事で龍騎とナイトのライドウォッチが誕生するのを見て、それに運命を感じ取った真司は力を貸して欲しいと2人に頼み、それを聞き入れたソウゴとゲイツは真司の代わりにアナザー龍騎と対決する。

その間に、真司はある目的を果たす為にとある病院を訪れる。
その病院のとある病室では、看護師として患者と向き合っている蓮の恋人・小川恵里の姿があった。蓮は息絶える寸前、恵里が今も現実世界で幸せに生きているかどうかを真司に確かめて欲しいと頼んでいたのだ
恵里が今でも蓮の形見の指輪をしているところを確認した真司は病院を後にし、街中で空を見上げながら、手に持っていたドラグレッダーとダークウイングのアドベントカードが風に乗って消えていくのを見届けた後、雑踏の中を歩き去って行くのだった……。

「なぁ蓮……俺達また、会えるよな……?」

「また、喧嘩しようぜ……思いっきり、下らない喧嘩をな……」

余談

変身時に「っしゃあ!」と気合を入れたり、「闘魂Tシャツを着ていたり、アントニオ猪木の顔マネをしたりする時があるが、これは真司を演じていた須賀貴匡氏が熱心な猪木ファンである事から生まれたアドリブ。
真司のキャラにも合っているという事でそのまま採用された逸話がある。

平成仮面ライダーで主役を演じた俳優の方々はその後ライダーとの縁が薄くなり、ゲーム等では別人が声を当てることになりがちだが、須賀氏は数少ない例外の1人であり「超クライマックスヒーローズ」、「バトライド・ウォー」などで龍騎の声を担当している。
ジオウ本編登場直前に公開された「平成ジェネレーションズFOREVER」でも龍騎の声を担当した。

また、直前後の主人公と髪型が似ているからか特ヲタ絵師たちから「描き分けがめんどくさい」と言われることもある(人によってはも)。

関連タグ

仮面ライダー龍騎 龍騎


津上翔一城戸真司乾巧

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