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仮面ライダーシザース「これで一人減りましたね」


CV:千田義正

登場話:第5話「骨董屋の怪人」、第6話「謎のライダー」(『龍騎』)


データ

身長224.0cm
体重165.0kg
特色/力両腕の巨大なハサミ
AP3000
ファイナルベントシザースアタック

概要

 ミラーモンスターの1体で、仮面ライダーシザース契約モンスター。シザースに、右腕の鋏を模した武器「シザースピンチ」と背中の甲羅を模した盾「シェルディフェンス」を与える。


 鉄骨をも切断する両腕の巨大な鋏を豪快に振り回して敵をなぎ倒す戦いを好む。また身体の装甲はかなり堅く、特に背甲はダイヤモンド並みの硬度を誇り仮面ライダー龍騎ドラグセイバーで切りつけられても傷一つつかなかった。


 シザースとの連携を得意とし、息の合った連続攻撃で相手を追い詰める。


 スペックは他の契約モンスターと比べて防御力以外は高くない(APはゴルトフェニックスの半分も無い)が、シザースが自身の犯罪を隠ぺいする目的で人間を食べさせている事で戦闘能力は本来よりも高い……と推察される。


 ファイナルベントシザースアタック発動時はシザースをバレーボールのトスのように両腕で弾いて回転を加え体当たりさせる。『クライマックスヒーローズ』では泡を吐く攻撃を披露している。

 ミラーワールド内で召喚される時は、地面に形成された四角い鏡からせり上がるように出現する(鏡はすぐに砕け散る)。


姿

 体色はオレンジ(もしくは金色)で、ずんぐり体型をした2足歩行のカニ

 頭部はカニその物だが、よく見るとカニの口にあたる部分が人間に近い形の顔になっていて、両腕は鋏になっている。

なお、背中のシェルディフェンスは『龍騎』放送当時には装着されてはいたものの、『KAMEN_RIDER_DRAGON_KNIGHT』の新録映像では何故か外れている。


結末

 作品のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
























 シザースが須藤雅史と発覚した後、仮面ライダーナイトとの戦いでシザースを援護する。

 しかし、お互いファイナルベントを発動してこれを相殺した後ナイトの攻撃でシザースのデッキが壊れた事で契約が破棄され態度を豹変、シザースを頭から食い殺してしまう

Kamen Rider Ryuki-Scissors


 ナイトに襲い掛かるが、遅れて来た龍騎と戦いドラゴンライダーキックを受けて爆発。

 ライダーが死ぬ所を初めて見た龍騎はボルキャンサーのエネルギーを捕食しようとしているドラグレッダーに「やめろ」と叫んで止めたが、ナイトは「力は力だ」と自分に言い聞かせる様にエネルギーをダークウイングに捕食させた。


 エピローグのモンスターがいない世界では真司が「金色のカニ」の取材を命じられる場面がある。

(ボルキャンサーではなく、7話「新種誕生?」の「金色のザリガニ」と似た事例だろう)


その後の登場

仮面ライダーディケイド

 第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」にて、「龍騎の世界」でシザースと共に登場。

 ベルデに追い詰められたシザースが降参するフリをして召喚、ベルデを返り討ちにした。

 何気にアドベント初使用である。

 シザースがナイトに倒された後の詳細は不明(ボルキャンサーが倒された描写は無い)。


レッツゴー仮面ライダー

 物語後半でショッカー傘下の怪人として登場。

 復活した龍騎と戦っていた。


仮面ライダージオウ

 『RIDER TIME 龍騎』ではシザースの契約モンスターとして一瞬登場。

 EP47「2019:きえるウォッチ」では世界に起こった異変の影響で出現。シザースと契約しなかった世界のボルキャンサーか、別個体のどちらかだろう。

 目立たなかったものの、発見されてからは視聴者の間でちょっとした騒ぎになった。


備考

 『龍騎』に登場する契約モンスターでは唯一、ライダーの召喚機シザースバイザー)に名前が使用されていない。

 主人のシザース同様ファンの間で人気があり、「かわいい」と評する声も多い。


 また、『ハリケンジャー』に登場する縁切り忍者シラーンスはカニモチーフでデザインされたが、ボルキャンサーとモチーフが被る為、提出後1時間足らずでウサギに変更され、今日の夕方までというタイトスケジュールで仕上げられた(『百化繚乱 下之巻』p.151より)。


 名前の由来は、火山を意味する「volcano」とカニを意味する「cancer」から(『仮面ライダー龍騎』(ファンタスティックコレクション)p.55より)。


 モチーフは、鋏や甲羅が武器にしやすいという理由でミラーモンスターのデザインを担当した篠原保氏自らが提案された(『仮面ライダーアートコレクション ヒーロー編』p.137より)。


 CGによるモンスターとの差異として、硬質感やシルエットの他に大きさもあり、人間型で収まりのいいバランスを求めるとモチーフの表現がこぢんまりとしてしまうため、人間のようなバランスのメカ風の顔を大きなカニの頭の中に配置することで、どちらも顔として認識できるようになっている。それでもボリュームとしては不足だったため、デザイン画では上半身がかなり大振りで描かれたが、実際の造形では小さくまとめられた(『完全超悪』p.140より)。


 『仮面ライダー龍騎 超全集』では全契約モンスターの中で唯一ボディ図解が掲載されていない。


関連タグ

仮面ライダー龍騎 仮面ライダーシザース 須藤雅史 ミラーモンスター ライダー怪人


カニバリズム:カニだけに。

縁切り忍者シラーンス:放送時期が同じハリケンジャーに登場するハサミ繋がりの戦隊怪人


外部リンク

Web archive「仮面ライダー龍騎」公式サイト ボルキャンサー


ボルキャンサー 仮面ライダー図鑑

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