初登場話:第1話「誕生秘話」
データ
全長 | 115.0cm |
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全高 | 35.0cm |
全幅(翼全開) | 390.0cm |
体重 | 85.0kg |
特色/力 | 飛行能力、ウイングウォールへの変形、増幅超音波 |
AP | 4000 |
ファイナルベント | 飛翔斬 |
概要
『仮面ライダー龍騎』に登場するコウモリ型ミラーモンスター。秋山蓮と契約し、仮面ライダーナイトの力を与えた。
最高速度は時速900kmと速く、高速で突進する体当たりは巨大なミラーモンスターをも吹き飛ばす威力を誇る他、仮面ライダーを掴んで持ち上げるほどの膂力を持つ。
コウモリ型モンスターだが昼間でも飛行可能であり、敵がどこに逃げても超音波で索敵し、口「ダークビル」から放つ怪音波で苦しめ動きを止めてから捕食する。
しかし、コウモリらしく夜の戦いが一番得意であり、暗視カメラの働きをする目「バットアイ」はナイトと視覚や敵の情報を共有できる他、耳「ダークイヤー」も50㎞四方の小さな音も聞き逃さないほどに高性能だが、その分超音波にも過敏に反応してしまうのが玉に瑕で、大音響にも弱い。幸いにも劇中では超音波を発射してくる敵と真っ向からやり合っていない。
主な武器は鋼鉄すら切り裂く翼「グレートウイング」(ナイトのガードベント「ウイングウォール」にもなる)、翼から伸びる爪「ダークエッジ」と、脚部の鉤爪「ダーククロウ」の3つ。特に後者2つは敵を麻痺させる電磁波を放ち、電磁波の出力を最大にすること電磁メスとしての能力を持ち、これを用いてメスのように敵を鋭く切り裂く「ダークショック」が得意技。
アドベントカードでのAPは4000。アドベント(ナイト)を使用することで背中に合体し、翼を広げてナイトとともに飛翔する。
かつて神崎士郎が清明院大学の江島研究室でミラーワールドに関する実験を行った際、鏡の中から姿を現して実験に参加していた学生たちを襲い、蓮の恋人である小川恵里を昏睡状態に追い込んだことが後に判明する。
捕食し損ねた人間を付け狙うミラーモンスターの習性に従い、ダークウイングは蓮と契約してからも恵里を捕食しようと密かに付け狙っており、蓮がダークウイングと契約したのはそれを抑え込む意味もあった。
後にサバイブ「疾風」のカードにより、ダークレイダーに変身する能力を得た。
KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT
ブラックウイングの名称で登場。仮面ライダーウイングナイト(原作『龍騎』におけるナイトに相当)のアドベントビースト。
仮面ライダージオウ
EP47「2019:きえるウォッチ」に登場。世界に起こった異変の影響で出現した。
これまでの作品では(それこそ『RIDER TIME 龍騎』を含めても)ダークウイングが敵として登場する事は無かったが、今回初めて明確な敵キャラ(モブのため戦闘にはならないが)として登場した。
恐らくナイトと契約する事が無かった世界線のダークウイングか、ナイトが契約しているのとは別個体の野良モンスターなのかもしれない。
『RIDER TIME 龍騎』にも登場する。
余談
玩具のアドベントカードでの名称は「闇の翼ダークウイング」。
当初は「夜の翼」を意味する「ナイトウイング」という名前だったが、同名のロボットアニメと被るため変更された(『仮面ライダー龍騎』(ファンタスティックコレクション)p.55より)。
関連項目
ドラグレッダー(メイン画像左)
暴魔蝙蝠ドラグラス:特撮における巨大蝙蝠繋がり。
外部リンク
他作品の「ダークウイング」
RPG『ロマンシングサガ』のモンスター
妖精系統レベル10に位置するモンスターで、ものの本の解説によれば、闇の翼を生やしたドラゴニュート族のモンスターとされている。
主に「ファイアボール」や「ライトニング」といった術を中心に使用してくるほか、尻尾を使った攻撃や、手にしたアクスから「トマホーク」「狂乱斬」「円月斬」といった技を繰り出すこともある。
関連項目