演:つぶらまひる
概要
清明院大学の江島均教授の研究室に所属していた大学院生。24歳。秋山蓮の恋人である。
初登場は第11話だが、蓮がチェーンを通して保持している三連リング(指輪)の本来の持ち主であり、存在自体は序盤から示唆されていた。元々は恵里が左手の中指に嵌めていた事が第12話で描写されている。
無愛想で皮肉屋、喧嘩っ早く何かと敵を作ってしまいがちな蓮の数少ない理解者であり、物好きな事は本人も軽口交じりに自覚していた。また、後述する事情から蓮が仮面ライダーとなって戦う理由を(結果的にとはいえ)作ってしまった存在でもある。
両親は既に亡くなっており、天涯孤独の身となっている。「メリーゴーランドで1周してくる間に両親がいなくなってしまう不安があった」としてメリーゴーランドを嫌っている。
本編開始1年前の夏、江島研究室にて神崎士郎のミラーワールドに関する実験に参加していた際ダークウイングの襲撃に遭う。研究室は壊滅、自身も意識不明の昏睡状態に陥ってしまい、以降もダークウイングに付け狙われる事となった。
研究室に到着し惨状を目の当たりにした蓮は、彼女を目覚めさせるべく、またダークウイングを抑止するべくライダーバトルに身を投じる事となる。
蓮が最初の仮面ライダーオーディンを倒した際に一時的に意識を取り戻す。蓮や城戸真司と共に束の間の休息を楽しむも、程なくして蓮を激励し、再び昏睡状態に陥ってしまった。
そして最終回、オーディンを倒し「新しい命」を与えられた蓮によって目を覚ます。その際、左手の中指には蓮が所持していたあの指輪が"返却"されていた。
「…蓮。そんな所で寝てると、風邪引いちゃうよ?」
他作品では
TVSPでも同じく昏睡状態になっている。また、蓮や手塚海之とは三角関係であったらしい。
小説版では、年齢は19歳となっている。こちらでは両親は健在で弟が2人おり、看護師を目指して看護学校に通っている。料理上手。
蓮と出会ったのははバイク屋で働いていた彼の店に修理に自分のバイクを持ってきた事から…なのだが実際のところは単なるガス欠だった。
「一度で良いから思い切り走ってみたい」という動機からバイク免許を取ったは良いものの……本当に免許が取れているのか怪しいレベルで運転は滅茶苦茶なペーパードライバーで頻繁に事故を起こしていた。本人も一応運転下手の自覚はある。
当初は客と店員という間柄でしかなかったが、見兼ねた蓮がバイクを止めろと言うと彼のバイクの後ろに乗せる様に要求し、結果承諾した事から度々デートする様になった。デートの内容は蓮がこれまで見つけた絶景スポットにツーリングで行って彼女の弁当を食べるというもの。
あるデートの帰り、蓮が喧嘩で負った傷の手当てをした事で仲は更に深まったが、彼女の誕生日にツーリングに富士山に行こうとした矢先、蓮と喧嘩をした男達が復讐目的で仕掛けたピアノ線のトラップに引っ掛かりバイク毎転倒し昏睡状態になってしまう。
蓮はダークウイングと契約する前は彼女を自分の手で殺すつもりだった。
生き残った龍騎とナイトが激突し、病室で彼女が目を覚ます所で、小説版は完結した。
そして仮面ライダージオウのスピンオフでは後ろ姿ではあったが登場。病院の看護師として働いており、テレビ最終回で蓮から貰ったリングは今も身に付けている。
ミラーワールドから現実に戻った真司が蓮の頼みで彼女の勤務先に訪れ、働いている姿を見ると、そのまま去って行った。
関連項目
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